
昨日までの旅で,東北本線を北上まで南下してきた。「北海道&東日本パス」の有効期限はあと2日。北上から先は,この2日間かけて,東北本線の普通列車を乗り継ぎ,自宅までのんびり帰ることにした。初日は北上から郡山まで移動した。
北上駅から出発

出発は北上駅。昨日は1日中雨だったが,今朝になってすっかり止んだ。ほぼ電車に乗っているだけの旅なので,外を出歩く時間は少ない。とはいえ,晴れている方が,景色もいいし,ストレスも少ない。
さて,東北本線の普通列車といえば,どこへいっても701系ばかりという印象がある。実際,昨年の18きっぷ東北旅では,701系をひたすら乗り継ぐという日もあった。
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とはいえ,上の記事に書いたように,701系だけでなく,E721系が走っている区間もある。701系は基本的にロングシートなので,車窓を眺めたり,長時間乗ったりするのにはちょっとつらい。少しでもE721系に多く乗られればいいなと思いながら,この日の旅を始めた。
東北の普通列車といえば701系
北上駅のホームでしばらく待っていると,第一走者が入線。
東北本線 上り
普通 一ノ関ゆき(1532M)
北上9:43→一ノ関10:27
さっきの淡い期待を裏切るかのように,701系が入ってきた。2両編成。

北上から一ノ関の区間は,2024年夏の東北旅にて,下り方向で乗車した。この区間には,基本的に701系ばかり走っている。
一ノ関駅にて乗り換え。跨線橋を渡って駅舎に近いホームへ行くと,ちょうど列車が入ってきた。北上駅とほぼ同じアングルなのは偶然。そしてまたも701系である。違うのは帯の色だけ。さっきは盛岡の車両だったが,この車は側面の帯が仙台色。岩手エリアは終わり,宮城エリアに入ったことを実感する。
東北本線 上り
普通 小牛田ゆき(544M)
一ノ関10:39→小牛田11:27

この列車もまた,終点の小牛田まで乗り通し。小牛田駅には去年の旅でもやってきた。小牛田からは,陸羽東線と石巻線が分岐している。
小牛田からE721系に乗車
さて,小牛田からは仙台ゆきに乗車。
東北本線 上り
普通 仙台ゆき(2538M)
小牛田11:47→仙台12:34
ここでようやくE721系に乗車することができた。乗り換えの都合,写真は撮っていない。代わりに,仙台駅到着時の折り返し列車の写真を貼っておく。

杜の都・仙台は,東北随一の大都会だ。いくつものホームから,各方面への列車が発着している。去年の旅では,品川から特急「ひたち」をはるばる乗り通してやってきたのが懐かしい。
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仙台では,少し時間を空け,昼食をとった。何を食べるか,駅ビル内をうろうろして考えた結果,ごくふつうのパン屋さんで,パンとカフェラテをテイクアウトして,駅前の広場で食べた。駅前は,日曜日だったので,遊びに出る人で賑わっていた。
午後|仙台から郡山へ
ささやかな昼休みを終え,午後からも普通列車の旅をつづけた。仙台からの第4走者は,
東北本線 上り
普通 白石ゆき(446M)
仙台14:00→白石14:48
写真では701系が写っているが,実はこの前方にE721系を併結していた。この列車は,E721系4両と701系2両の併結編成だった。この2車種が併結できるとは知らなかった。せっかくE721を併結しているので,福島方へ移動して,そちらの車両に乗った。

E721系の単一編成と比べると,701系を併結している分,加速が少しゆっくりに感じた。E721系より701系のほうが起動加速度が低いために,701系の方に合わせているのだろうか。
そして東北本線のこの区間は,とにかく貨物列車が多い。日中だろうがお構い無しに,EH500牽引の貨物が通過していく。下り貨物とは,普通列車と同じか,それ以上の頻度ですれ違った。

E721系は,トンネル侵入時に,甲高くかつ長い警笛を吹鳴していた。これが旅情を誘った。
白石から福島までの第5走者は,ふたたび701系2両編成。
東北本線 上り
普通 福島ゆき(1180M)
白石14:51→福島15:25

そして福島から郡山までの最終走者は,E721系だった。この車は帯の色が福島色。
東北本線 上り
普通 郡山ゆき(1140M)
福島15:40→郡山16:26

郡山駅の構内には,タキ43000が置いてあった。日本オイルターミナルの青色と,日本石油輸送の緑色の混成編成だった。名古屋にいた頃は,日本オイルターミナルの車は見かけなかったから,日本石油輸送のタンカーと混成されているのが新鮮だった。
*
この日は,少し早いが,郡山で旅を終え,駅近くのホテルに宿泊した。
新幹線「やまびこ」であれば,今日の経路:北上から郡山までを,わずか1時間35分で移動することができる。それを普通列車で乗り継いで来るとなると,このように6本もの列車を乗りついで,やってくることになる。移動することだけを考えれば無駄だけど,その移動自体を旅として楽しんでいるということ。

(つづく)
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