【新学年】学部3年でやるべき(やりたい)ことと抱負_学部生活あと半分

大学名が刻まれた石碑の前でのスーツ姿写真を、親へLINEで送ってからもう丸2年が過ぎたことになる。

工学部の学部生としての生活は残りあと2年。ストレートで卒業するなら(おそらくできる)学部は4年間なので、実質あと半分だ。

4月になってからもう10日が過ぎた(記事執筆時点)

いよいよ新学期がスタートするので、これを区切りにして
学部2年(以下、B2)のふりかえりと、学部3年(以下、B3)でやりたいこと・抱負をまとめておく。

(ブログをはじめた2年前の夏[学部1年]のときに、こういう記事を書いておけばよかったなーとちょっと後悔している)

B2のふりかえり

工学部らしい講義が増えてきて、ようやく「自分は工学部生なんだ」と実感した1年だった。

学業:欲を言えばもうちょっと

基礎物理・数学から、より電気系に近い工学・数学を学んだ1年。

履修した講義については、すべて単位は取れた(フル単)

けど、欲を言えばもう少し良い成績が欲しかった・・・前期にあった数学が完全に足を引っ張った
今の成績だと院進するときに院試免除がもらえなさそう(ツラい)

前後期でいえば、後期の方が成績は良かった。
前期は数学と回路工学がイマイチ・・・
後期は専門科目のみ(○○工学とか電気・電子物性系の科目)で、割と良い感じ。

その他:鉄道にハマった・本を読んで旅をした

1年の冬に「青春18きっぷ」を使って、はるばる四国まで帰省したことがキッカケで再び鉄道にハマっている。

再び、というのは幼少期わりと鉄道が好きで、今またマイブームになっているということ

ここら辺の話は別の記事に書いたのでそちらをどうぞ

なぜ鉄道が好きになったのか【その①】幼少期から現在までの鉄道の記憶をたどる

B2の間に、青春18きっぷで旅したり、寝台列車に乗ってみたり、新幹線で遠出したり・・・「鉄道旅」をたくさんした。

もちろん、自転車でもいろいろ遠出した。
このブログを立ち上げたのは、そもそも自転車旅の記録を綴りたかったから。現在進行形で旅記事を書き続けている。

あと、新しいコトとしては「読書」について。

1年生のときから、大学生協が企画する「読書マラソン」というものに密かに挑戦している。

これは「大学在学中に本を100冊読もう」という目標のもとで、読んだら感想をコメントカードに書いて提出するだけ、というなんともシンプルなもの。

1年生のときは、読みやすいハウツー本とか人生啓発本的なもの、あとは新書などを読んでた。

でも2年生になってから(特に秋冬から)は、ちょっとずつ「純文学(日本文学、最近のベストセラー小説)」と「歴史的名作(近代文学)」に挑戦した。

高校まで全く本なんて読まなかったから、大学入学当初はとりあえず読みやすそうなものを読んできた。だからベストセラーや軽いハウツー本に終始してた感じ。でもそういう本には「読書の真の面白さ」はあまり感じなくて、純文学を読み始めた今年から「本が面白い」という感覚がわかってきた。

文学は奥が深い・・・ヘタにそこら辺のネットの文章読むくらいなら、本を読んでいたいと思った。

B3の抱負・やるべき(やりたい)こと

B2からB3になって、新しく始まるのは「専門科目の講義」と「学生実験」。

この2つによって、大学生活はガラリと変わりそうな予感。

以下、B3でやりたいことを順番に並べてみた。

学部の講義(専門科目の勉強)

正直、B2までは専門性は高くなくて基礎的な講義ばかりだった。おかげで、いまひとつ「自分はどの分野に興味があるのか、どの分野が面白そうか?」というビジョンが見えていない現状。就活?分野すら絞れないのにどこにエントリーするの?って感じ

でも、B3からは電気電子系の講義が本格的にはじまる。B2で学んだことを基礎として、分野毎に細分化された講義を受ける(電気エネルギー,プラズマ,計算機,半導体,電子デバイス,システム制御,電力機器,etc)

関連記事:【学部生活ふりかえり】電気電子・情報工学科に入ると学べること

これらの専門的な講義に加えて、学生実験もはじまる。

学生実験専門講義の2つを通して、自分の興味のある分野をより具体的に見定めていきたいと思う。今んとこは強電(電気工学分野,特にエネルギー)の方に興味があるけど、もしかしたら何か電子方面に興味がうつるキッカケとなることがあるかもしれない。

当然、座学だけではわからないこともあるから、工場見学とか研究所見学とかの集中講義的な行事には積極的に参加したい。どんな風な働き方なのかとか、自分が今やっている勉強はどんな風に役立つのかとか。そういうのがわかればいい。あとは就職へのモチベーションアップ。

あと、単位を取るだけじゃなくてそれなりに良い成績もとっていきたい。

3年生で頑張っておけば、まだ成績優秀者の院試免除の可能性もなくはないと思っている(限りなく低いけれど・・・)

2022.4.5 追記:無事に卒業に必要な単位を取り終えたうえ,院試で筆記試験免除をもらえた。

関連記事①:【朗報】卒業に必要な単位(卒業研究以外)の回収が完了した

関連記事②:筆記試験免除の大学院入試で内定をもらった~書類選考と面接

1年間卒業研究をして,卒業できた。大学院に進学し,修士号取得のための研究を続けている。

関連記事③:大学を卒業して学士(工学)を取得しました

英語の勉強:TOEIC受けないと

学部の講義と並行してやるべきは英語の勉強。

院試で必要になるTOEICの対策、これをやってスコアを出さないと院試を受けられない・・・

学部1年3月ぐらいに受験したけど、そのときのスコア(710)は院試でつかえない(期限切れ)

で、この間大学内のみの内部テスト的なのを受験したら前回のスコアを30点ぐらい下回った。

2年生の1年間、割と時間はあったのに全然勉強しなかったツケだ・・・
(1年間何もしなくても、この程度の落差でおさまったことを幸運に思うべきなのか)

できればB3前期のうちに、遅くともB3の秋には750点ぐらいは欲しい。

そんなわけで、今日早速受験を申し込んできた。2ヶ月ちょっと後にはTOEICだ、今からちょっとずつ頑張ろう。春休みに読んだ本も参考にして。

【追記:受験してきました,750点!】

院試のためのTOEIC,3ヶ月勉強の記録|特急シリーズで750点

業界リサーチ:就活にむけて

B3にもなると、同期生(特に文系)が就活に向けてそわそわし始める。B4の先輩方は絶賛就活中だ。そんな状況だけど、正直まだ一切就活のことを考えていない・・・

まあ、大学院に進むつもりだし、院に入学してから考えても大丈夫だろう

そんなのんきなB2だったけど、よくよく考えれば(院進しても)今から4年後には大学院修士課程も終わり何らかの形で社会人デビューすることになるのだ。

4年なんてすぐだ(リオ五輪が終わったと思ったらもう東京五輪がやってくる)

だからB3になった今年から、ちょっと自分が進みそうな業界の就職先について考えておこうと思う。

チャンスがあれば夏のインターン?も参加できればいいかな(B3だと厳しいかもしれないけど)
参加するなら早めの申し込みと、単位振り替えができるか確認しとこう。

あと、地元にUターンするか、大学のあるこちらでそのまま就職するのか。そこら辺も考えておかないといけない。業種は同じでも、選ぶ会社や研究所の数は地域差が激しい。(Uターンするなら、かなり選択肢は狭まりそう・・・)

あと、D進は・・・しないつもり(今んとこ)

2022.4.5追記:いろいろ考えて,D進することにしました。考えたことや経緯は,以下の記事にまとめました。

【D進】研究職に憧れと適性を感じて博士進学を決めた話

趣味の話:忙しくなりそう、でも

そんなわけでやること沢山なB3の1年間だけど、趣味の時間もちゃんと確保したい。平日は忙しくても土日は暇人なのだから、息抜きに自転車でどこかへ行ったり、18きっぷシーズンには鈍行旅を敢行したりしていこう。旅先の写真もいっぱい撮っていこう。

読書については、もうすぐ読書マラソンが終わりそう(100冊達成間近、現在90冊ぐらい)なので
純文学・名作に限らず、自分の専攻と離れた分野の本も読んでいきたい。

まとめ:興味のあることを見つける1年

場当たり的なTryより, 意図的なTrade-Off.

B2に比べると、やることは(多方面に)増えそう。
だからこの言葉を意識しながら、何でもかんでもやろうとせずに(僕の悪い癖)「今何が大事か、優先順位は?」をちゃんと考えてやっていきたい。無駄なこと(SNSを無意識に流し見する,ごはんを食べながらYouTubeを見る,塾のバイトを入れすぎる)をやっていると貴重な時間がなくなってしまうから。

ちなみに、新学期が始まる時には以下の2冊の本を読むようにしている(昨年も読んだ)

読んでいると「勉学意欲」がめらめら湧いてくる。

(最初に書いたフレーズは「エッセンシャル思考」からの引用。)

B3の講義は、より専門性が上がって高度な内容になってくる。

実験もそれなりのスケールになってレポート作成も大変だろうと思われる。

でも、高度な内容・大きなスケールだからこそ
自分の進むべき方向性が見いだせるのではないかと考える。

興味のある分野をより具体的に見定める1年にしたい。

次の記事:学部3年の話

>>【3年後期】定期試験を終えて思うこと

次の記事:卒業研究以外の単位を回収完了

>>【朗報】卒業に必要な単位(卒業研究以外)の回収が完了した

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