標題の通り,4年間通った大学を卒業した。
4年生大学を卒業したので,学位として「学士(工学)」がもらえた。
来年度以降は大学院へ進学し,今度は「修士(工学)」の取得をめざす。
立派な学位記
うちの学科では,卒業生・修了生の学位記は研究室単位での授与が行われる(博士号の授与は,もう少し大掛かりだったような気がする,専攻単位?)。
今年も例外なく,研究室にて学位記の授与が行われた。
いつも研究のことやらでふつうに話す教授が,少し改まって学位記を手渡していった。横では助教の先生が,スマホのカメラでパシャパシャ写真を撮っていた。
自分の番が来て,出来立てほやほやの学位記を両手で丁寧に受け取った。
高校の卒業証書とは違い,しっかりとした装丁で重みを感じられた。
中身を見せることはできない(ブログでは大学名と本名を明かさないようにしている)が,
左側に日本語,右側に英語で
「所定の課程を修めて本学を卒業したことを認め学士(工学)の学位を授与する」
との文言がしっかりと記されていた。
英語の文言があるあたり,大学らしくていいなと思った。
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まあ,現代は「大学全入時代」とも呼ばれる通り,大学を卒業してあたりまえのような時代。
だから,この学位記は,立派でありがたいような雰囲気を出していても,
実のところは,結構な数の学生がもらっているわけだ。
また,同じ大学にも,「学士」の学位記をもらっている学生は毎年2000人くらいはいるだろうか。
だから,「レア度」的にはまったく高くない。
そんな学士号も,もしかしたらあとで使うかもしれないので,大切に保管しておくことにする。
この機会に,本棚に詰まっている書類やら,思い出の品やら整理しようかな。
両親への感謝
両親の経済的・精神的援助なしには,この学位記を手に入れることはできなかった。
ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいだ。
厳しい状況でも,自分のために精一杯尽くしてくれる。
この期待を裏切らないように,大学院でも頑張ろうと思う。
大学院へ進学
来年度以降も,引き続き卒研と同じ研究室に所属し,
大学院学生として修士号の取得と修士課程(博士前期課程)の修了を目指す。
参考:筆記試験免除の大学院入試で内定をもらった~書類選考と面接
卒業論文という区切り,学士(工学)の取得という区切りはあるが,
来年度以降にやることは本年度とほとんど変わらない。
すなわち,学部の卒業というのは,自分にとって通過点でしかない。
学生実験・レポートの延長だった卒業研究・論文のような,しょぼい研究をやっていては修士号の取得はおぼつかない。
せっかく大学院へ進むのだから,自分の手で研究を前へと押し進められるような力をつけていきたい。
そして,なるだけたくさんの成果を出して,胸を張って修士号をもらえるようにしたい。
つづき:大学院へ入学しました