【名古屋】定番撮影スポット!名古屋駅ホームで鉄道写真撮影

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名古屋の定番撮り鉄スポット・JR名古屋駅にて,在来線の列車たちを撮影してきた.

名古屋駅は,言うまでもなくJR東海が運行する在来線路線網の中心駅.各方面の優等列車・普通列車がひっきりなしにやってくる.

在来線ホームには,150円の入場券を買えば,2時間滞在できる.

この日は,緊急事態宣言が解除され,徐々に客足が戻りつつある列車のようすを撮影した.

名古屋駅在来線ホーム

画像引用:名古屋駅|構内図:JRおでかけネット

名古屋駅の在来線ホームは全部で12本(9番線は欠番,1番線はリニア工事のため使用停止中).

上図右側,太閤通口(=新幹線ホーム)から見て右側が豊橋・静岡・東京方面.

太閤通口から見て左側が米原・大阪方面.

東京口は,ホーム端がだいたいそろっていて,関西・中央・東海道本線の全路線が集まっている.

東京口①
東京口②

一方,大阪口は,リニアの工事でごちゃごちゃしていて,あんまり見栄えがよろしくない.

このことから,撮影は東京口の方がやりやすそうだったので,東京寄りに立って撮影がメインになった.

関西本線~キハ75・313系~

まずは10・11番線から撮影開始.このホーム東京口から大阪方面左側に見えるのは12・13番線.

12・13番線からは,関西本線:四日市・松阪方面の列車が出発する.

停車中は,快速「みえ」鳥羽行.コロナによる利用客低迷のため,2両しかつないでいないが,そんな短編成でもガラガラだった(普段だったら自由席はいつも混雑する).

関西本線一部の列車は,11番線にも到着する.「ワンマン」2両つなぎの313系は関西本線に特徴的な編成.

しばらくあとで撮影した313系快速・亀山行.

よく見ると,パンタグラフが車両前側についている.いわゆる「前パン」の313系2両編成は,東海道本線の車両より綺麗で写真映えする.

関連記事:全部同じに見える?JR東海313系の形式について勉強してみた【東海道本線】

気動車特急「南紀」「ひだ」

10・11番線からは,JR東海在来線の2枚看板である,特急「ひだ」「しなの」が出発する.

11番線にやってきたのは,13時前に出発する「ひだ11号」富山行き.

半分は切り離されて高山どまりとなる.

運転士さんによる点検.

JR東海の制服カッコいい.

行楽シーズンでもある5月の週末は,大量の乗車がみられるはずなのだが・・・この日は数人しか乗車しなかった.10分前に堂々と入線してきても,客がいないので張り合いがなさそうなキハ85系.

その後,定刻通り,東海道本線を岐阜へ向けて出発.

12番線には同じキハ85系で運行される「南紀」が出発を待っていた.

南北はビルに囲まれている大都会のターミナル駅で,気動車が轟音をたてながら出ていくのは異様な光景でもある.

「ひだ」に比べると短編成な,関西本線特急「南紀」紀伊勝浦行き.

キハ85は,貫通顔もカッコいい.

関連記事:【JR東海】特急型車両の貫通型先頭車の顔が好きだ

ここで紹介したキハ85系は,現在ではJR東海から引退済み.後継車両として,ハイブリッド気動車「HC85系」が活躍している.HC85系も,つい先日撮りに行ってきたので,以下の記事を参照ください.

関連記事:HD PENTAX-DA55-300mmで撮るHC85系(名古屋駅, 2023冬)

383系「ワイドビューしなの」

そのあと,13時ちょうどに出発するしなの13号も入線.10番線にしなのを撮るために,一度となりの7・8番ホームへ移動.

長野方は非貫通顔.

振り子で爆走する中央本線383系,好きな車両のひとつだ.

モーター車には爆音を奏でるVVVF.

(撮った時には気づかなかったが,トップナンバーだった)

新幹線を横目に.

名古屋駅では,下り「しなの」が出発するのとほぼ同時に,長野からの上り「しなの」が入線するのがみられる.基本的に出発は10番,到着は11番のようだ.

回送を待つ11番線の383系.6両つなぎでも十分迫力がある.

おすすめ: 【人生初】特急しなの号パノラマグリーン乗車記|名古屋→長野

12番線からしなのを撮っていると,関西本線からの快速「みえ」が入線してきた.

キハ75系気動車と383系電車の並び.

シンプルなデザインのキハ75系

入場券でホームにいられる2時間で,3~4本くらいは383系電車を見ることができる(毎時上下1本×2).

7・8番線中央本線普通列車

「しなの」以外の普通列車は,主に7・8番線に到着してそのまま折り返す.

東海道本線とは違って,まだまだ211系が活躍中.

4両の短編成から,313系と混結して10両編成まで組まれることもある.

名古屋駅ホームをめいいっぱい使う光景は,普通列車でも迫力あり.

金山から入線する4両編成の快速列車.ゴトゴト揺れてうるさい国鉄形電車も,315系の投入発表で引退が近づいてきている.

2024.8.29追記:315系の投入により,211系は全車が中央本線から引退した.

関連記事:JR東海315系に初乗車|新時代の到来を告げる最新車両

5・6番線東海道線下りホーム

5・6番線でも撮ってみた.

6番線からは東海道線下り岐阜・大垣方面の快速列車が発着する.東海道線名古屋駅は,東京から続く途中駅の一つなので,関西本線や中央本線が発着するホームとは,少し雰囲気が違う.

快速・大垣行の入線.乗務員は名古屋で交代する.

東海道本線豊橋~岐阜は,名鉄との競争区間.

新快速・大垣行は,その使命を担う代表選手.特に豊橋から名古屋までの間はかっとばす.めちゃくちゃ速い,しかも車両性能が高いので,全然揺れない.

5番線からは同じく大垣・岐阜方面の東海道線下り列車.6番線に発着する優等種別と接続する普通列車が,主に発着する.

東海道本線は,もうほとんど313系で,正直言うと味気ないのだが・・・

たま~に311系がやってくる.今日はたまたま見ることができた.

普通列車岐阜行き,311系での運用.

この列車も211系と同様,315系で置き換えられてきている.

681系「しらさぎ」

JR東海の在来線区間を走る特急は,「しらさぎ」もある.

名古屋へ直通するのは2時間に1本.9号までが4番線からの出発,以降は11番線からの出発となる.

入線は金山の方から.この四角い貫通顔に,白いボディ.JR東海区間では異端だと思う.

このときは,北陸本線を金沢まで直通していたが,現在では北陸新幹線敦賀延伸開業にともない,敦賀ゆきの連絡特急となっている.

新幹線ホームは閑散・・・

在来線ホームの中でも,東海道線ホームはそれなりに利用客がいた.

一方,13番線と貨物線の向こうに見える新幹線ホームは,閑散としていた.国や県から,都道府県をまたぐ移動の自粛が呼びかけられている影響もあるのだろう.

ただ,6月以降は全定期列車の運転を再開するようだ.果たして,売り上げは回復できるだろうか・・・?

そういえば名古屋駅ホームには

まだ緑色の公衆電話が置いてあった.

時代は平成から令和に移り,ホーム上で待っている人のほとんどはスマホを触っている.

そんな時代でも,公衆電話だけは,昭和の雰囲気を残している.

まとめ:気軽な撮影にぴったり

以上,名古屋駅在来線ホーム撮影記.

バラエティ豊かな列車が,ひっきりなしにやってくるので,撮影していて飽きない.

ホームの数も多いので,いろいろ移動しながら撮影すると,アングルや列車を変えられる.

ちょっと時間があるときの撮影におすすめです.

(おわり)

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