鉄道動画用4Kビデオカメラがやってきた!初めての撮影記~中央西線新守山駅

以前紹介した「SONYのビデオカメラが欲しい!」

という話の続き.

【SONY】鉄道動画撮影用のビデオカメラが欲しい!
SONYが発売するハンディカムの中から,AX45とCX680を比較してみた.どちらもいいカメラで,どっちを買うべきか悩むところ.

↑の記事にて紹介したSONYの4Kビデオカメラ「FDR AX-45」.実際にビックカメラで触ってみたところ,かなり良さげだったので思い切って購入した(ただし中古品).

カメラのキタムラネットショップで買ったら,2・3日後くらいにすぐ届いた.

届いた次の日に,さっそく動画を撮って来た記録.

AX-45出陣!

カメラのキタムラで中古品を購入

FDR-AX45は,新品だと単体でも10万円近いお値段.

自分はとりあえず撮れればいいので,カメラは基本的に中古品を買う.

一眼レフのカメラやレンズ購入でお世話になっている「カメラのキタムラネットショップ」にて,A品を見つけたので購入.下宿に宅配してもらった.

【SONY】鉄道動画撮影用のビデオカメラが欲しい!
SONYが発売するハンディカムの中から,AX45とCX680を比較してみた.どちらもいいカメラで,どっちを買うべきか悩むところ.

↑この記事でも書いたけれど,中古品であれば新品より3万円近く安く買える.よっぽどこだわりがなければ中古品で十分だと思う.

ということで,やってきたAX45を開封(はるばる高松の店舗からやってきたらしい)

外箱から本体の箱が登場!

中身はいくつかのケーブルと,カメラ本体.そして説明書・保証書類.

A品ということで,中古品でもかなり綺麗だ.というか,A品はほとんど使われていないはずなので,ほぼ新品.

写真だとブラックに見えるけど,実際はブロンズ.写真より茶色がかっていて,美しい筐体だ.

まだレンズプロテクターもSDカードも届いていないけど,とりあえず内蔵メモリーで撮影はできる.

夜に届いて,居ても立っても居られなくなった僕は,さっそく翌日の午後に,自転車で中央西線の撮影スポットに向かった.

中央西線新守山駅付近で撮影

今回向かったのは,4月の週末に,
矢田川・庄内川周辺を撮影したときに見つけたスポット.

コロナによる緊急事態宣言が解除されたとはいえ,まだ電車に乗るのは嫌なので,自転車でコツコツ走って向かった.

矢田川橋梁から,中央西線多治見方面へ下って,庄内川にかかる橋のたもと.アサヒビール名古屋工場がすぐ横にあるところ.

新守山から勝川へ向かってカーブを駆け上がってくる列車を撮影できる.

1時間に上下1本ずつの特急列車の他,快速列車や普通列車が10分に1~2本程度やってくる.

4月に訪問した際に撮影した動画は,以下のYouTube動画にまとめてある.この動画後半で撮影した映像とほぼ同じアングルで撮影することにした.

撮ってみて思ったこと

撮影の設定は「XAVC S HD・60fps・音声2.1ch」.風が強かったので「自動風ノイズ低減ON」で撮影した.

2時間以上,ピカピカのハンディカムで撮った動画をまとめたのがこちら.

撮ってみてまず思ったのが
むちゃくちゃ画質がいい」ということ.

60fpsでヌルヌル動くし,ズームしても全然画質が落ちない.今回はHDでの撮影だったけど,4Kが撮影できる素子を積んでいるおかげで,非常にきれいに撮れる.さすがSONYだ.

そして,こんなにきれいに撮れるのに,手持ちでも十分持てるくらいの重量でおさまっているのが素晴らしい.

 

撮影技術に関しては,パン・ズームが難しいと感じた.

通過してから追いかけようとすると,見当違いの方を撮ってしまったり,やってくる列車を引きながら撮影しようとすると,列車の先頭に追い付かなかったり・・・

まだまだ練習が必要かなという感じ.

 

ひとつ欠点かな?と思ったのは,日向では液晶画面が見づらいということ.

画面の明るさを,MENUから「明るい」に設定して多少マシになったけど,それでも慣れるまでは見づらかった.そこだけは残念.

iPhoneとハンディカムの違い

今までずっとiPhoneで(メモ的に)鉄道動画を撮って来た.

今回,ハンディカムで動画を撮ってみて,iPhoneとどう違うのか?がわかったので,まとめておく.

撮影映像については,上の動画から比較してもらうとして,自分が感じたハンディカムの強みは以下の3つ.

  • ズームしても画質が落ちない
  • パン・ズームがやりやすい→迫力ある映像が撮れる
  • 立体的な音声が撮れる・風切り音も低減される

iPhoneで動画を撮影する場合,ズームは手で画面をピンチインすることになる.これは高速で通過する列車に対してはとても使えない.したがって,構図が固定されてしまうことになる.また,ズームするとどうしても画質が荒くなってしまう.

それに対して,ハンディカムは人差し指をつかって,撮影しながらズームが簡単にできる.しかもスムーズ.ズームしてもほぼ画質が落ちず,迫力のある映像が撮れる.

 

音声に関しても,iPhoneより立体的な音声が撮れる.今回は2.1chで撮影したけれど,左右に動きのある音声が撮れた.外付けマイクを取り付ければ,もっといい音で撮れると思われる.

以上,ハンディカムの強みについてはこんな感じ.

画質については,iPhoneも結構頑張っている.4Kならともかく,HD・ズームなしでは,パッと見ただけでは違いはわかりづらい.最新のiPhoneはかなりいい画像処理エンジンを積んでいるはずなので,映像としての記録をメモ的に撮るだけなら,iPhoneでも事足りるような気がする.

まとめ:コツコツ練習

以上,はじめてのハンディカム鉄道動画撮影記.

4Kビデオカメラの画質はさすがに素晴らしい,文句ないのだが・・・いかんせん自分の撮影技術が未熟なので,動画の出来としてはイマイチ安定感にかける仕上がりになっている.

これからいろいろ撮影に出かけて行って,コツコツ練習を積んでいこうと思う.

ただし,コロナが全国的に鎮静化するまでは,「チャリ鉄」での活動を続けるつもり.

全国的に移動が容認され,第2波のおそれも極小化したら,「乗り鉄」の活動を再開して,全国津々浦々旅しながら撮影してみたい.

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