北海道フリーパスの旅2日目|富良野線・根室本線不通区間の旅

吹雪の中たどり着いた稚内から,再び南下.

旭川からどこに行こうか悩んだ末に,富良野線と根室本線の代行バス区間に乗ってみることにした.

富良野線・根室本線滝川~新得間はフリーパスでなくても,18きっぷで乗りに行くことができる.じゃあ,なんでフリーパスで乗りに行ったかというと,名古屋からずっと特急・新幹線を乗り継いできて,特急列車に飽きてしまったからだ.ああ,なんという贅沢な悩みか.

2016年夏,まさか,という北海道への台風上陸劇によって不通になってから,以降まったく復旧のめどが立たず廃線・バス転換も噂される,根室本線滝川新得間.実際のところどうなのか?乗って沿線の雰囲気や利用状況などがわかったので,乗車記を紹介していく.

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富良野線|旭川~富良野

夜明け前の稚内では,懸命の除雪作業が行われていた

富良野線・根室本線に乗るためには,とりあえず旭川へ戻らなければならない.

サロベツ2号自由席(稚内~旭川)

1日目夜に宿泊させていただいた,自分には少々豪華過ぎた「サフィールホテル稚内」を出発して稚内駅から「サロベツ2号」に乗って旭川へ向かった.

62D
サロベツ2号稚内行
稚内0636=旭川1019

宗谷本線は列車の本数が少ない,旭川方面への下り特急列車はサロベツ2本と宗谷1本.このうち宗谷は17時稚内発,サロベツ4号は13時ごろ稚内発.”1日をフルに使おう”と思ったら,必然的に早朝6:36稚内発のサロベツ2号に乗らざるをえなくなる.せっかくいいホテルなのに早起きするのは,,なんだかもったいない気もするが・・・サロベツ2号に乗らなければ昼まで稚内.それも手持ち無沙汰になってしまいそうだから,まあ早起きするか,という感じ.

サロベツ号の乗車記については1日目の記事を参考にして欲しい.行きは指定席に座った.このときは自由席の方が空いていた.

北海道フリーパスの旅1日目|ライラック・サロベツで札幌から稚内へ
札幌から「ライラック」と「サロベツ」を乗り継いで稚内へ.ロマン溢れる「サロベツ」の走りに惚れた...!

 

下りで自由席が空いていたから,旭川への上りは指定席とらなくていいかな~と思ってフリーパス6回指定席特典を温存した.が,朝発昼着のサロベツ号は,昼発夜着の上りサロベツよりも,通勤通学需要があるおかげだろうか.自由席はそこそこの乗車率だった.名寄以南は窓側が全部埋まっていた.一方の指定席は,窓側も空席が目立っていた.名寄以南の乗客はきっと定期利用だろう.これなら指定席とっておいてもよかったなあ~と思いながら,雪原の車窓を眺めつつウトウト過ごした.

旭川で富良野線にのりかえ

雪の中走ってきたサロベツ,前面は真っ白になっている

旭川に定刻通り到着.

まだ10時過ぎだが,もう既に4時間近く列車に乗っている.朝早く起きて行動を始めると,長い時間列車に乗っていられる.早起きは鉄道ファンにとっていいこと.

富良野線の次の列車は,旭川11:33.10分前に入線するとしても1時間以上待ち時間がある.まだお腹も空いていないので,旭川ラーメンを食べるわけにもいかない.観光する気分でもないので,駅のコンコースでぼんやり待つ.旭川駅は洒落た内装で,座って待てる待合所が多いのでありがたい.

_ _

到着案内に促され,ようやく来たか!と腰をあげてホームへ.

729D
普通 富良野行
旭川1133=富良野1241

やってきたのはキハ150.

キハ40に比べると,新しい列車に思えるが,車体には塗装の剥げ,色落ちが目立つ.厳冬期に走ると,劣化も早いのだろうか.ぼろぼろになった列車を見ていると痛々しくなってくる...

これから乗る富良野線は,途中に美瑛・富良野の観光地があり,かつ,通勤・通学の客も時間帯によって多い路線.ローカル線っぽいけど,日中には立ち客が出ることもある(夏のツーリングで旭川~西中間を乗車した)

旭川出発までに,どんどんと乗客が増える.1両しかないディーゼルカーはあれよあれよという間に満員になった.自分の座っていたボックスシートは4人掛け,左斜め前にひとり旅中のおじいちゃん,左横と前にはアジア系の外国人が座ってきた.ボックス4人掛けだと,2人が対角線に掛けているとなんだか座りづらく感じるもの(少なくとも自分はそう)だけど,外国人は躊躇なく座ってこられた.やっぱり”プライベートゾーン”って,日本人と外国人で違うんだな.

乗客満載富良野線

旭川出発後,しばらくは街中を走る.

通勤客はお昼のこの時間にはいないが,学生がどんどん乗ってくる.

まだ昼だぞ?と思っていたが,よく考えると2月中旬といえば期末試験の時期だ.だから午前で終業,12時前にもかかわらず下校しているのか.ひとりで納得.

車窓は街から,徐々に道央らしいゆる~い平野に変わってきた.

ボックス向い・隣に座った外国人(カップルだった)は,美瑛駅で降りていった.他の学生さんも美瑛駅で多く降りた.美瑛~旭川間は,少なくとも気動車1両を埋めるくらいの需要はあった.

将来は明るくない

美瑛を出ると,混雑がゆるんだおかげで,キハ150の車内は穏やかな雰囲気を取り戻した.ゴトゴトと,ゆっくりローカル線の旅.

 

美馬牛駅で,2,3人の学生を下ろした.

上富良野の手前には山越え区間があった.

キハ150はゆっくり登っていく.富良野線はそんなに列車本数が多くないし,特急列車も走っていない.そういう区間でもちゃんと除雪はしないといけない.

1本の列車に乗客は多い.だが,各列車はせいぜい1~2両編成であり,本数が少ない.したがって全体の利用者数は少ないと思われる.実際,富良野線は「単独維持困難路線」として路線名があがっている.

_ _

JR北海道の(H28.11月)発表(ソース:当社単独では維持することが困難な線区について-北海道旅客鉄道株式会社)によれば,富良野線(旭川~富良野間)の輸送密度は「200人以上2000人未満」.線区の概況として以下のような文章で説明されている.

“旭川市への通勤通学輸送や,富良野・美瑛を中心とした観光路線の役割もある線区だが,輸送密度約1,500人と比較的ご利用が少ない線区.また,山間部の区間が多く,冬期間には除雪等の対応に苦慮している線区.”

上の文章が,富良野線の状況を端的に説明してくれている.時期によって輸送密度がまちまちで,普段は利用客が少ない.かつ冬場は運行に多大なコストがかかる.そういう状況だと読み取れる.

鉄道路線はあくまでもインフラ.運行には設備の維持・更新が不可欠.富良野線でもいずれ設備の老朽化が無視できなくなってくるだろう.そうなったときに富良野線が残存するか,はたまた廃線への道をたどってしまうのかは,そのときの利用客数次第.

鉄道ファンとしては,やっぱり路線がなくなってしまうのは悲しい.だから乗って応援するしかない...

 

ということを,雪の山中をがんばって走るキハ150のボックスシートで考えていた.

富良野駅周辺でランチ

峠を下ると,富良野市街地に入る.

富良野の手前の駅は,いくつか通過した.北海道では,利用客が極端に少ない駅では,普通列車でも通過することがある.

 

富良野到着は定刻通り.

1番線横には,DF200がポツンと停まっていた.こんなところにも貨物列車がいるんだ.赤い顔がかわいい.

富良野駅から新得方面(代行バス区間)へ向かう普通列車東鹿越行きの出発までは,2時間弱時間がある.ちょうど,お昼過ぎ,お腹も空いたし,駅前散策ついでに飯屋を探そう.

 

市街地方面へ歩くと,木で作られたログハウスのような,いかにも雰囲気の良さそうなお店を見つけた.ああ,これは美味しいお店だ.間違いない.今まで鉄道旅や自転車旅で培われた”ひるめしセンサー”が,このお店に行けと,雪の中歩いてきたスニーカーをぐいと引っ張る.

これは絶対うまい

店名は「唯我独尊(ゆいがどくそん)」.

お店のドアを開けてみると,何人か待っているらしく,隣の別館のようなところで待たせていただいた.外は雪が降ってるのに,お店の人半袖で飛び出してきて案内してくれた.すげえ...

10分少々待つと,すぐに店内へ案内された.「相席でいいですか・・・?」と.ええ,食べられればそれだけで十分です!

自家製ソーセージ付きカレーをチョイス.カレーの材料(米・野菜・小麦粉)は,スパイスを除いてすべて富良野産という,こだわりのご当地カレー.

いや~これはうまいでしょ.

 

食べてみると,ちょうどいい辛さでうまい.味わい深いルウだなあ・・・市販のやっすいカレーしか食べていない自分にとっては,上等すぎるカレーだった.

パリッとジューシーなソーセージと,プチプチコーンも,こだわりカレーにぴったりだった.

ごちそうさまです!

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根室本線|富良野~東鹿越~新得

おいしいカレーでほくほくになって,富良野駅へ戻ってきた.

富良野からはいよいよ,根室本線に乗る.東鹿越から代行バスで新得へ.

普通列車東鹿越行

富良野駅から,根室本線不通区間・東鹿越まで揺られる列車は

9627D
普通 東鹿越行

富良野1419=東鹿越1504

東鹿越行って,中途半端な行先だよなあ・・・

不通になる前は「新得行」とかだったのだろうか.大学入学前は鉄道に明るくなかったのでわからない.

不通になる前,滝川発(富良野→新得→帯広→)釧路行という,日本最長の普通列車「2427D」が存在したそうだ.今回乗車した「9627D」は滝川発.2427Dの名残であると思われる.台風によって不通になって以降は,1つの列車で乗り通すことはできなくなってしまった.元々利用者が少ない区間に降りかかった台風被害.老朽化橋梁が多く立ち入り可能線区も少なく,維持コストが膨大で,ほとんどが山中区間である根室本線(富良野=新得間)は,今後廃線・バス転換の協議が進むと考えられる.
参考:当社単独では維持することが困難な線区について-北海道旅客鉄道株式会社

そんな根室本線を走る,キハ40系1両編成が富良野駅に停車中.

車内には,旭川と同じくテスト終わりの学生がいる他は,地元の利用客数人と,富良野までボックス向かい側にいらっしゃったひとり旅中のおじいちゃんのみ.

金山湖の景色に感動

キハ40は,富良野駅を1両で寂しく出発.

旭川から富良野まで南下してきたが,富良野南部の本部・山部駅を過ぎると進路を東へとり,金山湖畔を走る.山が険しい区間で,両側に木々が迫ってくるような車窓やトンネルが多い.なんだあんまり面白くない車窓だな~と思っていたら,

トンネルを出ると,いきなり白い金山湖が現れたのには感動した.

写真では伝えきれないこの美しさ

ブワーッと広がる凍り付いた湖,青空と雪化粧の山が織りなす景色.これはすごい.冬の北海道で見たかったのはこういう景色だ.

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午後のやわらかい陽差しが,ブルブル走るキハ40の車内に差し込む.同乗の高校生はウトウト.自分もウトウト・・・

がらがらの車内は賑わうことなく,1時間前後で終着駅・東鹿越駅に到着.島式ホームにキハ40が寂しく停車.

列車を降りて,新得方面を眺めると,「終着駅」という雰囲気ではない.が,ここは便宜上,終着駅となってしまっている.駅の向こうに見える信号は,ずっと赤のまま.まだ走れそうに見える線路だが・・・1本の列車も入らないままもう何年も経ってしまっている.寂しいなあ.

東鹿越駅から新得方面をのぞむ

根室本線代行バスにのりつぎ

東鹿越駅の小さい駅舎前に,代行バスと思しきバスが,新得方面からやってきた.乗客が降りてきて,キハ40の方へ乗り継いできた.一方,富良野からやってきた学生や地元の利用客は,バスの前に一列で並んでいる.代行バスってかなり特殊で乗りづらい,定期の利用客なんていないイメージを勝手に持っていたが,実際は定期客もいっぱいいた.

根室本線代行バス新得行
東鹿越1513=新得1621

バスはJRバスの車両ではなく,「ふらのバス」だった.前面には「代行バス JR北海道様」の文字.JR北海道が民間に運行を委託しているのだろう.

20人ほど(大半が学生)の乗客が代行バスに乗り込んだ.路線バスというよりは,乗り合いの高速バスといったイメージ.座席は思ったよりちゃんとしている.4列シートの高速バスと遜色無い.

R38・狩勝峠をこえて

東鹿越駅を出発すると,しばらくは不通区間と並行しながら走って行く.南富良野町は,JRの駅があっても見劣りしない規模のまちだった.最初の幾寅駅では,学生10人弱と地元の客が降りていった.定期利用だろう.高校3年生だとしても,不通になったのは4年前だから,彼らは入学当初から代行バスの定期利用者なのかもしれない.どおりで,乗り継ぎに慣れているわけだ.
幾寅駅は「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地.映画での駅名は「幌舞駅」であることから,列車が来なくなったJRの駅舎にはデカデカと「幌毎駅」と記してあった.正式駅名である「JR幾寅駅」の看板は右側へ小さく追いやられてしまっている.

幾寅駅(幌舞駅は映画での駅名)

2つ目の駅・落合駅で,地元住民はみんな降りて行ってしまった.バスの車内には,ひとり旅のおじいちゃん(3回目の登場)と自分だけになってしまった.40席はありそうなバスに2人だけ.貸し切りでウキウキ,いやいやそんなことはない.乗客の少なさに寂しさを覚えるばかり.

不通区間の途中駅は東鹿越駅・落合駅のみ.本来の根室本線は,落合の次が新得.落合~新得間には狩勝峠がある.代行バスは,R38に入って,南富良野町から狩勝峠に向かって走って行く.狩勝峠といえば,夏ツーリングで山部・富良野から帯広へ抜けるときに自転車で走ったところだ.「未乗路線」だと思っていた根室本線新得~東鹿越だったが,代行バスに(自転車で走った)狩勝峠を走られると,未乗路線をのりつぶした「達成感」はまったくなかった.感じたのは「ああ・・・この道路の雰囲気懐かしいなあ」という懐かしさだった.

かといって,バス旅に旅情がないわけではない.雪道をバスで走るという経験はなかなかできるものではない.峠の頂上からは,雪を被った新得のまちが見えた.良い景色だ.

狩勝峠から見える新得市街地

帯広側の下り坂は,急カーブ・急勾配が続く.自転車で下ったときもちょっと怖いな~と思った下り坂,”雪のバス”だと,さらに恐怖感が大きい.運転手を信頼していないわけではないのだが,こんなツルツルの道路を走ったことがない温暖地育ちの人間だから恐怖感を抱くのはしかたない.

「サホロリゾート」に寄り道

峠を下りきれば新得だが,下り坂の途中で「サホロリゾート」に寄り道した.これは代行バスの”正式な”寄り道で,運転手のさじ加減で勝手に停まっているわけではない.

サホロリゾートでは,スキー帰りの地元学生4人組が乗り込んできた.僕とおじいちゃんのみで寂しかった車内が,ちょっとだけ華やぐ.

バスのいいところは,道路さえあれば柔軟に停留所・ルートを組めること.日本中に張り巡らされた道路は,鉄道路線よりもはるかに長い距離を持っていて,維持コストや除雪コストも低い.造ってしまった鉄道設備を残したい気持ちもわからないではないが,「人が乗らない鉄道」はあまりにも運営側の負担が大きい.

不採算性が大きいなら,上下分離よりも思い切ってバス転換した方が,会社の負担も小さくて済むし,柔軟なルート組成によって利便性も高まると思う.多分,JR北海道はそうしたいはず...

峠からの下り坂を下りきって,長い直線を走ったら新得市街地に入る.

新得駅で暇つぶし

新得駅到着.

新得から釧路方面へいくか,札幌へ帰るかで迷ったが,

宿が安くてとりやすい札幌へ行くことにした.

札幌行スーパーおおぞらの接続が悪く,2時間近くのりつぎを待つことになった.新得駅前で暇をつぶす.

駅前には温泉があった.いいねえ.トムラウシ温泉からお湯を引いてきているらしい.本格派じゃないか,これは入らないと損だ.

420円+石けん50円(お風呂セット持ってきてなかった)払って入浴.気持ちよかった.すっきりリフレッシュ!

温泉のあとは,新得名物のそばを食べる.前回ツーリングで新得に寄ったときに訪れた「みなとや」は昼営業のみ.ということで今日は駅前の「せきぐち」へ.

アットホームな店内.かしわ天そばをチョイス.天ぷらそば定食も食べたかったが,まだそこまでの空腹ではなかった.

「せきぐち」にて新得名物・そばをいただく

新得のそばは麺が太くて美味い.かしわもなかなかいい.
一緒についてきた天ぷらは,えび,白身魚,しその3つ.サックサク軽めの衣が美味い.

1,080円也.今度新得に来たら定食も頼んでみよう.

 

こんな感じで2時間ののりつぎ時間をつぶした.18きっぷ旅での乗り継ぎ待ちには「駅前温泉→新得そば」のルーティーンはおすすめ.

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スーパーおおぞら10号|新得~札幌

新得から札幌までは,根室本線を走る特急「スーパーおおぞら」に乗る.

今日最後の列車だ.

スーパーおおぞら10号自由席

暗くなった新得駅に3分遅れでやってきたキハ283系.ブルーで迫力ある男らしい顔面の持ち主.縦に付いたヘッドライトが威圧感満点だと思うのは僕だけだろうか.

4010D
スーパーおおぞら10号札幌行
新得1816=札幌2015

6号車自由席に乗車.釧路からの長距離列車だが,意外と自由席利用客も多い.何とか空いていた窓側を確保.平日夜,上り列車は指定席をとった方がいいな.

キハ283にはフットレストがついている.北海道の特急では珍しい.自分はフットレストがある方が好き.座席には釧路のタンチョウがモチーフになっていると思われる絵柄があしらわれている.

鹿さんと衝突

出発早々,強烈な排気ブレーキの音とともに,急停車.ああ・・・鹿だろうな・・・と思ったら,やっぱり鹿だった.車内放送で「鹿と接触した」と案内された.石勝線はやたらと鹿が飛び出してくるイメージがある.大学1年で釧路へ行くときに乗ったおおぞらも,鹿と衝突して20分遅れた.

車外を点検するため,懐中電灯を持った乗務員さんが歩いている.やけに時間がかかるなあと思ったら,鹿を巻き込んで停まってしまった,と放送があって,列車を動かして除去作業を行うと,つづけて放送された.このクソ寒い真っ暗な線路脇で,巻き込んだ鹿を引っ張り出す・・・想像するだけで辛い作業.

_ _

しばらくの後,除去作業が終わった模様.安全点検を行うと,放送があった.警笛を鳴動させ,2回ほどエンジンをふかした.大丈夫なようすだ.慎重に出発.

左側から窓の外をおそるおそるのぞいてみると,丸い物体が転がっていた.衝突して死んでしまった鹿のように見える.もう少し前方には鹿が歩いていたような足跡もあった.おおぞらはブレーキを踏む前に何回も警笛を鳴らしたのに・・・可哀想に・・・

 

_ _

結局スーパーおおぞらは,23分遅れで走行再開し,遅れを持ったまま札幌に着いた.

今日は長い一日だったなあ・・・

まとめ:廃線になる前に乗れてよかった

以上,富良野線・根室本線の旅の記録.

代行バス区間は想像以上に乗客が少なく,これは廃線・バス転換もやむなしだなと感じた.路線がなくなるのは,ファンにとっては寂しいが,地元にとってはバス転換で利便性が高まり,JRは経営の重しがとれるのだから,廃線の方向で話が進むのもしょうがない.

「代行バス」として,なんとかJR線としての面目を保っているうちに乗ることができてよかった.

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