健やかに研究をするためにやっていること7つ

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12月中旬,名古屋は一気に冬らしくなった.

西高東低冬型の気圧配置になれば,名古屋は晴天の日が多い.

しかし,先日の大寒波到来時は,そんな名古屋でも雪が降った.

日本海の雪雲が,北西風に乗って濃尾平野まで流れ込んできた.名古屋でも初雪が降った.草の上,車の上にはうっすらと雪が積もった.

そんな季節の移ろいとともに?卒業研究も順調に進んでいる.

 

ここ最近は,コロナで出かけづらい・遊びづらいおかげで,
下宿と研究室を往復する日々だ.

研究室では,実験をするとき以外,ほとんど座ったままPCで作業をしている.研究の進捗報告 ‘ など,資料作りには時間がかかる.ゆえに,座ったままでのPC作業が長時間に及びがちだ.

そういう研究生活において,身体を壊さないように気を付けていることを書いておく.ここに書いていることを意識してやっていると(少なくとも現在までは)順調に研究が進んだ.

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卒業研究も残りわずか

早く寝る=午前中に研究室へ行く

午前中の方が,頭がスッキリしていて集中力が高い.

だから,7時半くらいには起床して,9時までには研究室に行けるよう努力している.

午前中の研究室は,人が少なくて静かだ.

そのうえ,頭も冴えている.

9時に研究室へ行けば,12時までの3時間は作業ができる.特にクリエイティブな作業(文章を書くとか,進捗報告の構成を考えるとか)をするようにしている.

こうやって午前中長く作業すれば,たとえ午後の時間の進捗が少なくても,
夜まで作業することが少なくなる.

午前中に研究室へ行くためには,早く起きることが必要だ.

早く起きるためには,夜早く寝ることが重要だ.

朝から作業すると,夜中にはもう何もやる気が起こらないので,

ごはんを食べて,風呂に入ったらさっさと布団に入る.

寝る前には,紙の本を読んでいる.あんまり面白くなくて,難しめの本を読むと,すぐに眠くなってくる.これで,速やかに睡眠に入ることができる.睡眠の質も上がって,朝までぐっすり眠られる.遅くとも12時には寝るようにする.

睡眠時間は以前は8時間以上取っていた.しかし最近,7時間半~7時間くらいの方が体の調子がいいことに気づいた.眠りすぎもあまりよくないのかもしれない.

ブルーライトカットメガネをかける

最初にも書いたけど,研究室ではPCを見ている時間が非常に長い.

午前中3時間,午後4時間観ていれば,1日で7時間以上.

それだけの時間,ディスプレイにくぎ付けになっていれば,ブルーライトで目がクタクタになってしまう.

実際,PC作業が長時間に及んだ日は,疲れているのに眠れないみたいなことがよくあった.

そこで導入したのが,ブルーライトカットメガネ.

このメガネは,コロナで登校禁止になった時期に,ノートパソコンやタブレットでの作業用に買ったもの.

大学への登校ができるようになってから,

研究室でも午後の時間帯に着用して作業するようになった.

ブルーライトカットの効果はかなり大きかった.

「40%カット」の性能通り,着用して作業すると
疲労度が40%,あるいはそれ以上軽減された感覚があった.

そして,夜もぐっすり眠れる.

JINSのメガネは軽くてつけごこちがいい.長時間着用していても,痛くならないのが素晴らしい.

これからも忘れずに着用しよう.

1日2食は自炊する

お昼休みには,研究室の同期・先輩とごはんを食べる.

ごはんは,研究室から近いコンビニで買って食べることがほとんどだ.

コンビニのごはんはおいしいけれど,味が均一につくってある.

だから,違う種類のものを買うようにしても,どうしても飽きが来てしまう.

お昼だけなら飽きないとしても,遅くまで残って夜ごはんまでコンビニ飯だと,さすがに飽きてしまう.

そして当然,野菜は取りづらいから,身体にもよくない.

あと,価格も割高で,お財布にも優しくない.

 

だから,朝ごはんと夜ごはんは,基本的に自炊するようにしている.

自炊は安く上がる分,皿洗いや片付けが面倒くさい.

でも,自炊すると,毎回毎回少しずつ違う味の料理ができる.同じメニューでも,二度と同じ味のものは作れない.味付けが同じだとしても,材料の切り方は必ず違う.だから,飽きないし,そして楽しい.

ごはんを「つくる」と,精神がととのう感じがするのは,「創造的」で楽しいからだと思う.

 

何も,凝ったものを作る必要はない.スーパーで適当に買ってきた野菜と肉,卵などを駆使して,「食べられる」ものを作ればいいのだ.

作るのが面倒なものを作ると,自炊が「面倒くさい作業」に感じられて,コンビニ飯に依存してしまう.

作るのが面倒くさくないギリギリのラインの献立を作ると,自炊は続けやすい.

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最近寒くなって来たので,一人鍋をよく作っている.

鍋はニトリのやつ.キムチ鍋がお気に入り.

湯船につかる

自炊して夜ごはんを食べ終えたら,しばらくダラダラする.

お腹がこなれてきたらお風呂に入る.

学部3年くらいまでは,基本シャワーで済ませていた.

でも,最近はしっかり湯船に浸かるようにしている.

うちはオール電化.給湯のための電気代は気になるけど・・・お風呂に入った月と入らない月で,電気代には大した違いがないことがわかった(そもそも平日はほとんどの時間を研究室で過ごしているから,電気代は安い).

だから,心おきなく湯船に浸かる.

特に最近は寒いから,しっかり温まるようにしている.

疲れて何も考えたくないときや,リフレッシュしたいときは,防水のBluetoothスピーカーを持ち込んで音楽を聴く.

考え事をしたいときは,ただお湯に浸かる.

身体中の血流が良くなるのを感じながら,ぼんやりしていると,

研究のアイディアが浮かぶこともある.

リラックスした状態の方が,脳みそはよく働いてくれるのだ.偉人たちが革命的な考えを思いついたのも,こういう状態(仕事場以外の場所)であることが多いはずだ.

疲れも取れるし,研究を前に進めるアイディアも思い浮かぶ.

湯船に浸からない理由はない.

今度,薬局に行って入浴剤でも買ってこよう.

寝る前にストレッチ

風呂から上がったら,湯冷めしないようにパジャマを着て,ストレッチをする.

長時間椅子に座っていると,腰痛が心配だからだ.

実際,M2の先輩や助教の先生が,腰痛に苦しめられている….

 

高校時代,野球部のトレーナーに教わったストレッチをする.これが結構腰に効くのだ.

身体の柔軟性を保つと,身体のこわばりが少なくなる.

おかげで,今のところは腰痛に苦しめられずに済んでいる.

自転車に乗るときも,ひざ痛や腰痛がないおかげで,快適に走ることができている.

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【冬限定】保湿

自分は手汗の量が多いのに,手の甲や顔が乾燥する.

風呂上りに,顔に化粧水をつける.

風呂上りのストレッチが終わった後に,手の甲にはハンドクリームをつける.

ハンドクリームは,母が昔から使っていたユースキン.化粧水は無印のやつ,高保湿タイプ.どちらも大容量,かつロングセラー.とりあえずこれを買っておけば間違いない.

手や顔が乾燥してピリピリ痛むと,作業にまったく集中できない.体をいい状態に保つことは,本当に大切だ.

あと,自分はのどの乾燥から風邪を引きやすい体質だ.

だから,寝るときには,加湿器を付けるか,洗濯物を部屋干しして寝る.

加湿器はやっすいやつだけど,それでも全然違う.

朝起きたときの,のどのイガイガ感がほとんどなくなった.使っているのは,以下の記事末尾で紹介したもの.

乾燥が気になる季節なのでArduinoとDHT11で簡易湿度計づくり
DHT11をArduino unoに接続して,シリアル通信を使った湿度・温度情報の取得に挑戦.

いずれは高性能な加湿器も欲しいなあ.

土日に運動する

平日はほぼ1日中研究している.

必然的に運動不足になる.

だから,土日は運動するようにしている.

自転車で遠出するときもあるし,電車の撮影がてら散歩することもある.

近所を散歩するだけのときもある.

とにかく,座っている時間が長くなりすぎないように気を付けている.

トレーニングまでは行かないけれど,体力が落ちないようにする.

まとめ:身体が資本

以上,健やかに研究を進めるためにやっていることを7つ紹介した.

いずれも,自分の身体を「壊さない」ため,という目的の下でやっていることだ.

いくら頑張って研究をやっても,身体を壊すとペースが崩れる.

アクセル全開でボロを出すよりは,アクセルを一定量踏みつつ日常のメンテナンスを怠らないほうがいい.

年末まであと少し.

この調子で研究を進めていこう.

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