30℃に迫る初夏の陽気となった,5月末の週末.
新しくインストールしたビデオカメラを背負って,定光寺駅へ動画を撮りに行ってきた.
定光寺駅は,一昨年秋以来2回目の訪問.
名古屋市内から,庄内川沿いを自転車で遡ること20㎞ほど.
川のせせらぎを聴きながらじっくり動画を撮影.
中央本線の秘境駅・定光寺
名古屋から25㎞ほど
定光寺駅は名古屋市内からおよそ25㎞程度の距離にある.
下宿から庄内川沿いを走って行く.
今日は追い風で気持ちいい.
高蔵寺までは,川沿いを走った方がアップダウン・信号が少なくていい(GoogleMapだと県道15号で案内されるけど,臨機応変に)
それにしても今日は天気がいい.
隣の駅は高蔵寺駅.高蔵寺付近は,名古屋のベッドタウンという感じで都会なのだが・・・高蔵寺を抜けると一気に緑が深くなる.
高蔵寺駅前の交差点から,定光寺駅までは
1車線しかない県道205号線を通っていく.
右手に庄内川を見下ろす形でしばらくすすむ(といっても,右側は草木に覆われていて川のせせらぎが聞こえるだけ).
1車線の道をずんずん進むと,すすけた廃ホテル(千歳楼)が姿を見せる.
そこからさらに直進すると,定光寺駅.
JR東海の駅とは思えないような,路地裏の階段入り口.
川のせせらぎが聞こえてくる.
定光寺駅手前を,県道205号線は右に折れる.
多治見方面へ向かう県道15号と合流する前に,庄内川を大きな橋で架ける.
赤い手すりと古びた常夜灯がイイ感じ.向こう側には断崖絶壁に張り付くような定光寺駅が見える.
一昨年秋に来た時よりも緑の色が濃い.夏に向けて新緑から深い緑に変わっていく季節を,視覚的に味わってから,動画撮影のため定光寺駅ホームへ向かう.
ホーム上からは,庄内川と,それを囲むようにコンモリと居座った木々がみられる.
とてもベッドタウン・春日井の駅とは思えないような秘境だ.
狭いホーム
自転車を多治見側階段下に置いて,ホームへ上がる.
もちろん無人駅で,特に入場券とかは買わなくても入ることができる.一応,toica・manacaなど利用者のためにIC改札機は設置されている.
というわけで,久しぶりのホーム.やっぱり狭い.
2,3人歩けばもういっぱいというくらいの幅.
駅の前後はトンネルで,カーブが連続している.
1番2番ホームどちらから撮ってもそれなりの絵が撮れるけれど,お気に入りは2番ホームの多治見側.
この場所は鉄道ファンに人気?のようで,この日も高校生くらいの男子2人組が,先客としておられた.
しばらくしてこの2人組がいなくなってから,2番ホームで撮影した.
211系ばっかりではあるものの,本数が多いので待ちぼうけすることなく撮影ができる.
中津川・瑞浪発着の快速列車,特急「しなの」の通過はなかなか迫力がある.
カーブをすり抜けるように走り抜ける姿をじっくりカメラに収める.
普通列車も面白い.
313系と211系をつないだ長い編成でやってきたと思えば,次の列車は211系単独の4両編成でやってきたり.
そんな感じで,かれこれ2時間半くらい撮影を楽しんだ.
マイクテストも兼ねた動画撮影
実は,今回から新しく外付けマイクをつけて撮影している.
これは自宅で,出発前に撮影した外観.
マイクはSONY純正品.amazonにて9000円ほど.
風切り音の低減と,音質向上を狙っての購入.今回の動画はそのテストも兼ねていた.
名前の通り「ガンモード」と「ズームモード」を持っている.ズームモードは,カメラのズームイン・ズームアウトに合わせて,そのズームした場所の音を拾えるというもの.
今回は主にズームモードで撮影した.
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そんな外付けマイクを導入したAX45で撮った,今回の動画をまとめてみた.
ズームモードということで,足元の走行音は拾えないけれど,
十分高音質で録音できている.風切り音も低減されているようだ.
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動画撮影は,写真とはまた別の面白さがある.
難しいけど,楽しい.
自転車を漕いで帰宅
帰りももちろん,自転車で走って帰る.
正午前に撮影を開始したのでおなかが空いていた.
おやつの時間くらいになってしまったが,久しぶりに外食して帰った.家では作れないつけ麺,久しぶりに味の濃い食事,うまかった!
まとめ:名古屋に近い秘境駅
以上,定光寺駅撮影の記録.
2回目の訪問だったけれど,ここはやっぱり面白い.
高蔵寺からちょっと走るだけで,川のせせらぎを聴きながら鉄道を撮影できる.
多治見側の古虎渓駅と併せて,定期的に訪れたいお気に入りのスポットだ.