北海道の鉄道撮影定番スポット・白石駅撮影記|北海道フリーパスの旅番外編

北海道フリーパスの旅1日目は,
札幌から旭川経由で稚内へ行く予定だった.

目的の列車まで暇な時間があったので
暇つぶしに,札幌近郊にある
函館本線白石駅で通過列車を撮影.

真冬の白石駅はメチャクチャ寒かったけど
本数が多くてバラエティも豊かで
面白い撮影地だった.

真冬の白石駅通過列車撮影記

札幌から普通列車で2駅.

暇だった2時間くらいで,札幌からさくっと行ける白石駅にて,通過列車撮影.

函館本線・千歳線が乗り入れ

白石駅は,函館本線所属の駅だが,千歳線も乗り入れている.

駅前後は複々線となっており,4本の線路を函館本線・千歳線の列車はもちろん,直通する石勝線・室蘭本線,さらに本数は少ないが宗谷本線直通の宗谷や石北本線直通のオホーツクもこの駅を通って札幌へ向かう.

2面4線の駅で,2,3,5,6番ホーム+中線(実質的な4番線?)の5本の線路に列車がひしめく.

快速エアポートや函館本線普通列車を中心にたくさんの列車がやってきて,

また,多くの列車が通過する駅でもある.

どんどん列車がやってくるので退屈しない.

バラエティ豊かな通過列車~普通列車

721系近郊電車.

ライトがちっちゃくてかわいらしい列車.

731系&733系.

赤色と萌黄色(JR北海道のコーポレートカラー)の2色帯で,「G-XXX」という編成番号が与えられているのが731系.

731系と形は同じで,萌黄色1色・「B-XXX」という編成が733系.

あと,試運転中のH100系を見ることができた.ディーゼル・エレクトリックの電気式気動車という変わり者.キハ150を投入してから長いこと開発・製造が止まっていた普通列車用気動車だが,ようやく「電気式」気動車という形で投入が決まった.今は試運転の段階.今後キハ40等を置き換える形で運転される予定らしい.

ディーゼルで発電した三相交流電源を,PWM変調・VVVFインバータで誘導モータに渡して動かす.最終的な駆動は電気で行うが,その電気の大元は架線ではなくディーゼルエンジンというわけだ.

参考:JR北海道H100形気動車 – Wikipedia

PWM変調,VVVFについてはこちらも参考に.

肝心の写真は・・・
興奮してピンボケした・・・

バラエティ豊かな通過列車~特急列車

特急列車も紹介.

石勝線・根室本線特急「スーパーおおぞら」
キハ283系気動車

函館本線特急「スーパー北斗」
キハ261系気動車

ピンボケ

スゴい迫力

 

電車特急も見られた.

函館本線特急「カムイ」
789系1000番台特急形交流電車

最後は函館本線特急「ライラック」
789系特急形交流電車

今日撮れた写真は以上.

雪を巻き上げるもんだから,全然ピントが合わせられなくて難しかった.ピント置いておいても,撮ってから「あれ~こんな奥にピントが・・・・」みたいな写真がいっぱいあった.

まだまだ修行が必要だ.

寒い・・・!

札幌近郊とはいえ,真冬の北海道は寒い.

吹きさらしのホームで彼方からやってくる列車を待っているだけで,寒さで手足がぴりぴりする.

列車が目の前を通り過ぎると,強風とともに氷と雪を巻き上げる.撮影しながらそれをやり過ごすのは大変だった・・・(笑)

ウワァーーーーー!

動画でもどうぞ.

線路があるところはしっかり除雪されているが,一歩線路の横に行くとこんなの.

保線作業員さんが歩いている様子を見ると,膝の上くらいまで雪があることがわかる.ご苦労様です.

2時間ほど撮影したら,普通列車で一度札幌へ戻って稚内への旅をスタートさせた.

1日目の鉄道旅はこんな感じ↓

ライラック・サロベツで札幌から稚内へ|北海道フリーパスの旅1日目
札幌から「ライラック」と「サロベツ」を乗り継いで稚内へ.ロマン溢れる「サロベツ」の走りに惚れた...!

まとめ:早い時間に行くともっと楽しそう

今回は9時過ぎとかに行ったので,「宗谷」とか「オホーツク」は撮影できなかった.

特急列車をコンプリートしようと思ったら
宗谷・オホーツクが通過する早朝に行くといいと思う.

 

それにしても寒かったなあ.

平然としている北海道の人はスゴい.

冬場撮影に行くときは,防寒装備をととのえて行くことをおすすめします.

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