画像出典:Amazon.co.jp:ソニーSONY FDR-AX45
週末に発表の研究計画をつくり終え,基礎となる論文・教科書も粗方読み終えた.
暇ができたけど,コロナの影響で外出はできない.
なので,自宅にこもってYouTubeで鉄道の動画を観ていた.
2月に行った北海道を走る列車や,新幹線,故郷・四国の特急列車の動画などなど・・・
そんな動画を観ていて,ふと,「自分もこんな動画撮ってみたいよな~」と思うようになった.
旅先や近所で,iPhoneでテキトーに撮った動画もある.でも,なんだか物足りないのだ.やっぱりズームとか,音質とか,そういうのはiPhoneではムリなところ.餅は餅屋.
というわけで,鉄道撮影用のビデオカメラについていろいろ調べてみた.その結果,よさそうなのがいくつか見つかったのでこの記事にまとめておく.
SONYのビデオカメラ
ビデオカメラは,SONY・パナソニック・JVCが有名らしい.
なんかSONYが好き
この3社を見たときに,なんとなく「SONYが良さそうだな~」と思った.
Original version:Shuichi Aizawa, Cropped version:Koh-etsu – File:Sonyheadquarters.jpg, CC 表示 2.0, リンクによる
とある学外講義の一環で,品川にあるSONY本社に足を運ぶ機会があった.そこで先輩方にいろいろと話を聞いたり,最先端の製品を見せていただいたりした.
エンタテインメントに向き合う真摯な姿勢と,風通しのよさは,いい意味で日本の伝統企業らしくないというか,率直に素晴らしいと思った(個人の見解です).やっぱりSONYって凄い会社だな~と思った.
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ということがあってから,なんとなくSONY贔屓です.
(パナソニックやJVCを悪く言うつもりは決してありません!)
各所のレビューを見ても,SONY製品は価格に対する性能が,他社よりも頭一つ抜けているという見解が多そうな感じ.
ということで,SONYのカメラに絞って調べてみた.
SONYの公式サイトで現行品を確認しつつ,
その他レビューサイトもグルグルと見て回った.
YouTubeに上がっている素晴らしい鉄道動画は,どの機材で撮影されているのかな?とかも確認してみた.
その結果,以下の2つが手が届く価格かつ,長く使えそうかな~という結論に至った.
SONY HDR-CX680
1つ目は,HDモデルの「HDR-CX680」.
画像出典:Amazon.co.jp:ソニーSONY HDR-CX680
現行のHDモデルは,この3つ.
- CX470
- CX680
- PJ680
CX680はCX470よりも上位モデル.この2機種間の大きな違いは「空間光学手ブレ補正」があるかないか.基本,手持ちで撮りたいと思っているので,空間光学手ブレ補正は欲しい.なので,CX470は候補から外れた.
また,PJ680はCX480にプロジェクタ機能が付いただけで,性能は同じ.
プロジェクタ機能はいらないので,`J680は候補から外れた.
結局HDモデルの中ではCX680一択となる.
CX680は,新品でも5万円程度で手に入る.
1920×1080のFHDで撮影ができるし,バッテリーもそこそこ持つし,高機能な手ブレ補正(空間光学手ブレ)がついてるし,これで十分ではないか,と最初は思った.
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しかし,YouTubeにあがっているCX680の動画を見てみると,「これ,iPhoneとそんなに変わらなくないか?」と思った.ズームできるできない・音声は置いておいて,画質だけ比較するとほとんどiPhoneと変わらない気がした.
わざわざ金を出して,スマホとは別にビデオカメラを買うのだから,もうちょっといい映像(スマホとは差別化できるようなレベル)が撮りたいよね~・・・と.というわけで,4Kモデルも見てみる.
SONY FDR-AX45
4Kモデルの中で,コスパが良さそうな機種は「FDR-AX45」というモデル.
画像出典:Amazon.co.jp:ソニーSONY FDR-AX45
AX45は,4Kの中では最下位機種という扱い.
しかし,HDモデルと比較すると画質・センサーサイズが桁違い.
CX680:229万画素(静止画920万画素)
4Kモデルでも,HDで撮影することはできる(というか,4Kの動画は自分のノートパソコンで扱える代物ではない・・・).センササイズが4Kを撮れるように作られている分,画素が大きい.したがって,同じHDでも,4Kモデルの方が画質は上がることが期待できる.
AX45ほどの画素数・センササイズなら,HDで撮っても
スマホとの差別化が十分できそうな気がする.
残す動画の質を考えて,買って後悔しないのはAX45かな.
重量とサイズ
CX680と迷うポイント(=AX45の懸念材料)は,重量と価格.
AX45の寸法は以下の通り.前後の長さが14㎝と大きめ.
画像出典:Amazon.co.jp:ソニーSONY FDR-AX45
一方,CX680はAX45より一回り小ぶりな印象.
前後の長さは12cm,AX45より2cm程度短く作られている.
画像出典:Amazon.co.jp:ソニーSONY HDR-CX680
AX45はいい画質で撮れる分,600gと重い.
CX680は総重量355gで軽量コンパクト.
600gといえば,一眼レフが少し軽くなったくらいの重量だ.数字だけ見れば重たそう.果たしてこれで長時間の手持ち撮影ができるのだろうか?
(まあ,ハンディカムと謳っているくらいなんだから,大丈夫だと思うけど・・・)
こればっかりは実際に持ってみないとわからないところ.
価格:AX45は中古なら・・・
次に価格.
ブログ執筆時点でのソニーストア価格は,以下の通り.
- AX45:89,880 円+税
- CX680:49,880円+税
AX45は新品+マイクやアクセサリを買うと,10万円を超えてきそうな勢い.
価格差はちょうど4万円.いや~4万円か・・・
かなり微妙なところだ.いい線ついてくるなあ・・・
4万円の価格差は,長く使うこと・残る動画の画質を考えれば,まあ妥当なところかな~と思う.
ちなみに,カメラのキタムラネットショップでの中古(AB品)価格は,以下の通り
- AX45:65,230円(税込)
- CX680:33,600円(税込)
AX45中古品はソニーストア価格より3万円程度安い.一方CX680の中古品は,2万円程度安い.
また,AX45のAB品と,CX680の新品との価格差は10,362円.←これを考えれば,AX45の中古を買った方が満足できそうな気がしてくる.1万円で(筐体の質はともかく)画質が向上するなら,十分だと思う.
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そのほかにも細々とした性能差はあるっぽいけど,気になるのはこのくらい.
結局のところ,
AX45を店頭とかで実際に持ってみて,
手持ちが辛くなければ中古で買う
というのが一番幸せになれそうだ,という結論.
追記:AX45買いました
まとめ:店頭に行くべし
手持ちでの感覚は,実際に店に行かないとわからない.
外出自粛も緩和されたことだし,ちょっと店に行ってみようかなと思っている.
資金面は正直なところ,心配はない.
(国からの10万円,大学からの支援金,春(3月~GW)用にとっておいた旅行用資金などが,ダブついている)
いいカメラを使って,「資産」になるような
カッコいい鉄道の雄姿を撮っていきたいなあと,思う.