【特例】青春18きっぷ+北海道新幹線オプション券で青森から函館へ【2019夏自転車旅⑩】

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台風に追われるようにして,前日160㌔の強行軍を決行.
なんとか台風が来る前に青森に到着.

この先青森から北海道へ上陸する手段として選んだのが
「青春18きっぷ」+「北海道新幹線オプション券」の組み合わせ.

青函トンネルに北海道新幹線が開通してから,在来線での青函トンネル通過はできなくなった(旅客列車は臨時列車の「四季島」を除けばE5&H5系新幹線のみ).18きっぱーにとって,青森⇔函館の区間は”鬼門”となったといえるかもしれない.ただし青春18きっぷでの通過が全くできなくなったわけではない.「北海道新幹線オプション券」に課金すれば鉄路での津軽海峡横断が可能だ.今回はこのオプション券を使って,新幹線と道南いさりび鉄道を乗り継ぎ青森から北海道への行軍記録を紹介する.

この区間はフェリーで行くのが王道.しかしながら,あえて「鉄路」で,しかも18きっぷをできるだけ使って北海道に渡りたい!という方には多少参考になるかもしれない.

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北海道新幹線オプション券とは?

そもそも「北海道新幹線オプション券」とはどういうものなのか?まだ使ったことがない方のためにカンタンにまとめておく.青春18きっぷと異なるルールがいくつかあるので,利用前にはその点を抑えておいたほうが安心.

オプション券は1枚2,490円

正式名称は「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券

1枚の価格は2,300円(増税前).青春18きっぷ1回分は11,850円÷5=2,370円なので,

青春18きっぷと同じ値段のきっぷをもう1枚追加して
北海道新幹線と道南いさりび鉄道に乗ることができる

というイメージを持っておけば大丈夫.

新幹線に乗車できるのは1区間だけであるが,青春18きっぷの料金とオプション券の料金を合計すると4,670円
安いと思うか高いと思うかは個人差はあるが,同区間で運行される津軽海峡フェリーの2等(スタンダード)座席旅客運賃は通常期(B期間)で2,770円.(学割の場合は2,500円

自分は学生,加えて自転車もあったので
自転車運賃1,540円が加わって,合計4,040

つまり,津軽海峡フェリーの方が1,000円弱安いということになる.

(後述するが,オプション券を使うと乗り継ぎが悪く,本数も少ないことから,フェリーの方がコスパがいいことは確かだ.これは最初に認識しておく必要がある.)

筆者は鉄路での津軽海峡横断をやってみたかった&台風接近に伴うフェリーの船酔い・運休が心配だった,ということでオプション券を選んだのだ.

2019年10月の消費増税に伴い,JRの運賃が改定された.青春18きっぷも料金引き上げの対象となり1枚11,850円→12,050円となった.18きっぷと併せてオプション券も値上げされ,1枚2,300円→2,490円となった.

【OP1】北海道新幹線に乗れる

オプション券の特徴その1は,「18きっぷと組み合わせて北海道新幹線に乗れるようになる」こと.

青春18きっぷで乗車できる優等列車は限られている.18きっぷ旅中に乗る優等列車は格別であることは,熟練の18きっぱーであればわかるはず.その「格別な体験」の最高峰であり,18きっぷでは絶対に乗ることができない新幹線.そんな新幹線に,オプション券に課金すれば乗車することができるのだ.

18きっぷ+オプション券で乗車できる北海道新幹線区間は

(津軽線:津軽二股→)
奥津軽いまべつ==木古内
(→道南いさりび鉄道:木古内駅)

の一駅区間のみ.この区間は青函トンネルを通らなければ渡ることができない区間であり,現在定期列車として走る旅客列車は北海道新幹線のみとなっている.したがってこの区間を鉄路で通ろうとすると,北海道新幹線に乗るほかないのだ.鉄道会社はその辺を考慮してオプション券を作ったのだろう.

乗車区間は一駅だけだが「青函トンネルを走る新幹線に乗る」という体験は,鉄道が好きな人にとってはワクワクすること間違いなし.

奥津軽いまべつ駅,木古内駅でそれぞれのりかえが必要となる.乗り換え駅は前後に書いた.詳しい乗り換えについては後述.

【OP2】道南いさりび鉄道にも乗れる

オプション券の特徴その2は「道南いさりび鉄道に乗れる」こと.

北海道新幹線に乗れるのは,木古内駅まで.木古内=新函館北斗間は新幹線に乗ることはできず,在来線に乗る必要が出てくるのだ.かつて木古内=五稜郭を結んでいたJR江差線は,北海道新幹線開通と同時に並行在来線となり,第三セクターの「道南いさりび鉄道」に移管された.

青春18きっぷは,原則として「JR線普通列車のみ」利用可能であり,第三セクター線はその対象外.(道南いさりび鉄道の他にも,北陸のIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道,東北のIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道,九州の肥薩おれんじ鉄道,信州のしなの鉄道などなど…整備新幹線の開通によって移管された第三セクターには乗れない).したがって,18きっぷのみでは,木古内から五稜郭・函館方面へ行くことができないのだ.

そこで「北海道新幹線オプション券」を18きっぷと組み合わせると,第三セクター区間の木古内=五稜郭・函館間に乗車することができるようになる.

オプション券のみでは利用できない

ここまでオプション券の特徴を書いてきたが,これらはいずれも「青春18きっぷと組み合わせる」ことで利用できる特徴である.

オプション券の該当欄に押印してもらう必要がある,画像のオプション券は使用前のもの

決して「オプション券だけで新幹線に乗れる」とか「オプション券だけで木古内=五稜郭を移動できる」ということではない.

利用の際には注意が必要だ.

1枚で1人1回利用

北海道新幹線オプション券は,1枚で1人1回のみ利用可能

青春18きっぷのように複数回の利用分が1枚にまとまった切符ではないことに注意が必要だ.

複数人で利用したいなら,青春18きっぷは2回分に押印してもらって,オプション券は2枚買わなければならない,ということだ.

青森~函館(五稜郭)|乗り継ぎの記録

青森市街の快活CLUBから,青森駅へ移動し,自転車を輪行状態にする.早朝ということもあり,青森駅の人はまばらだった.

改札を通るときに,青春18きっぷを提示して使用開始印を押してもらう.オプション券は津軽二股での乗り継ぎから使うので,今は必要ない.

青森→蟹田→津軽二股(津軽線)

327M 普通蟹田行
津軽線
青森0615=0658蟹田

青森を早朝に出発する普通列車.これは普通のJR線であり,18きっぷで乗ることができる.車内には鉄道ファンと,地元の利用客がいて,ロングシートは半分ほど埋まっている.

青森を出発して左側には,北海道新幹線の高架が見える.田園地帯に一直線に伸びる新幹線の高架は,意外なほど周りの風景と調和している.本当は新青森から乗れば,ラクに北海道に上陸できるんだけど・・・18きっぷを使いたかったから仕方ない.のんびり行こうぜ.

単線区間.

車掌が2人乗務していた.JR東の乗務員は,出発時の動作が少ない.普段JR海のハキハキビシバシ動作に慣れているせいか,JR東の車掌の動作に物足りなさを感じてしまった.

海の景色が見えてきた.

蟹田駅でのりかえ,引き続き津軽線で中小国・三厩方面へ進む.

329D 普通三厩行
津軽線
蟹田0707=津軽二股0731

国鉄型車両,ボックスシートにゆったり腰掛ける.

蟹田まで,乗客は多かったが,通学の学生や一部の旅行客は蟹田で降りてしまった.ボックスシートはガラガラ.ほとんど鉄道ファンしかいない.

津軽線・中小国駅を出発後,北海道新幹線とクロス.

同時に右手方向へ,青函トンネル方面へ向かう線路(津軽海峡線)が分岐する.かつては特急「白鳥」や寝台列車が沢山行き来したが,現在新幹線以外で海峡線を通過するのは,貨物列車と臨時の「TRAIN SUITE 四季島」,East i等検測列車のみ.大学になってから鉄道に乗ることが増えた自分は,白鳥とか北海道へ向かう寝台特急・急行には乗ったことがない.今はもう乗れない分,憧れが強い.

 

大平駅から北海道新幹線乗り換え駅の津軽二股駅までは14分かかる.

車窓は,先ほどまでとは違い,生い茂ったジャングルのよう.指宿枕崎線とも似た雰囲気を漂わせている.そういえばあのときも天気が悪かったな(→日本最南端・指宿枕崎線乗車記

津軽二股駅と奥津軽いまべつ駅

7時31分津軽線・津軽二股駅に到着.

新幹線と接続する駅なんだから,それなりの規模がある駅を期待していたけれど,実際はこんなの↓

1面1線,無人の在来線ホーム.右側には北海道新幹線の立派な高架があるものの,在来線ホームだけ見れば新幹線との乗り継ぎ駅とは到底思えない小ささである.下車した乗客は自分の他に1人だけだった.

寂しくディーゼルエンジンを振るわせて出発する気動車を見送って,北海道新幹線乗り換え口へ.

屋根もない在来線ホームから駐車場方面へ歩くと,乗り換え口・待合室の案内看板が設置されていた.

案内通りに進むと,小さな待合室があった.在来線とは違い,新しくて綺麗だ.壁面に設置されていたLEDの発車標には北海道新幹線の発車時刻が案内されている.今は七時半を過ぎたくらい.下り列車はもうすぐやってくるけど,上り列車は3時間近く停車しない.秘境駅だ…

奥津軽いまべつ駅がある今別町は「日本一小さい新幹線のまち」.駅前には「荒馬」が描かれた石碑が建っていた.石碑に駅前の様子が反射して映り込んでいるけど,新幹線駅前とは思えないほどの風景.民家がポツポツと並んでいるほかは,緑が目立つ.

重い自転車とサイドバッグを担いで,津軽線を跨ぐ連絡通路を歩く.待合室には2,3人乗客がいたが,連絡通路は自分の他は誰も歩いていない.

改札口も静かだ.

改札の横に待合室が設置されているので,そこでパンフレットを読んだりTVを見たりして時間をつぶした.駅の横に道の駅?だったか何かしらあったけど,時間が早すぎて空いていなかったので行かなかった.

列車案内が流れたので,改札にて青春18きっぷを提示.
併せて「北海道新幹線オプション券」の「新幹線」欄に使用印を押してもらって,改札を通過.はやて93号が出発する12番のりばへ向かう.

ホームは狭い.自転車を担いでいると通路をふさいでしまう.

隣駅は新青森駅と,木古内駅.

木古内との間には青函トンネルがあり,奥津軽いまべつ駅は本州最北端の新幹線駅である.

ぼーっと列車を待っていたら,駅の外側にある側線に貨物列車がやってきて停車.

青函トンネルの前後の区間は,貨物列車と新幹線が三線軌条方式(Wiki)によって線路を共有する.新幹線の線路のすぐ脇を貨物列車が通っていくのは,ココでしか見られない光景だ.

貨物列車がガチャンガチャンと大きな音を立てて出発.入れ替わるように「はやて93号」がやってきた.

実は初めてのE5系乗車.ワクワクしてきた.

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奥津軽いまべつ→木古内(北海道新幹線)

93B はやて93号新函館北斗行
奥津軽いまべつ0812=木古内0846

使用車両はE5系.はやぶさが来るかと思ったけど,はやてだった.はやぶさが登場するまで,東北新幹線の最速達列車の称号を持っていたはやては,今や1日数本の運行になってしまった.北海道内を走る「はやて」は朝の下り2本(91号,93号),夜の上り2本(98号,100号)のみ.

東北新幹線の優等列車は,「全車指定席」が基本.
北海道新幹線オプション券は「立席特急券」と同じ扱いなので,空いている指定席に着席することができる.今回は座席数が多い4号車指定席に乗車.車内は,想像以上に空いていた.「はやて93号」は盛岡の始発列車ではあるものの,平日の早朝だから空いているのかもしれない.

案内表示「次は 木古内」

乗車区間は一駅だけど,53.8kmもある青函トンネルを越えるので,乗車時間は30分ほどある.さっきまで乗っていた津軽線とは,揺れの少なさもスピードも快適性も段違い.めちゃくちゃ快適だ.

東海道新幹線ばかり乗っているので,E5系の座席がN700系とは大きく異なっていることに気付く.

E5系の座席は,リクライニングなしだとほとんど垂直.身体が少し前に傾いてしまうほどだ.リクライニングをしてようやく丁度良い座り心地になる.

あと,可動式ヘッドレストはすごくいい.ちょうどいい位置に枕があるだけでも快適性はあがる.東日本の専売特許なのかも知れないけど,東海道新幹線にもぜひ導入して欲しい.

_ _

いくつかトンネルを入ったり出たりして,本日のメインディッシュ「青函トンネル」に突入した.

なにか案内放送があるかな~と期待していたけど,まったく何もなかった.車内のLED掲示板に「ただいま青函トンネルに入りました」的な案内が流れて気付いたくらい.はやぶさ号では丁寧な案内放送が流れるらしいけど,この列車は区間輸送のはやて号.放送の必要はないのかもしれない.

オプション券には新幹線の欄に押印がなされている.

新幹線で青函トンネルを越えるなんて,乗車していて不思議な感覚だった.貨物とのすれ違い対策で低速で走っているが,それでも在来線特急の最高速度に近いスピードで走る.これが在来線特急だったら速く感じるんだろうけど,新幹線だとなぜか「遅いな~」と思ってしまう.いずれ青函トンネル内の速度は引き上げられるだろうけど,こんなに簡単に北海道に上陸できるようになる日が来るとは思わなかった.

_ _

上り勾配に差し掛かったなと思っていたら,もう青函トンネルを抜けた.あっさりと北海道に上陸してしまった.

高架区間は相変わらず防音壁で覆われている.外の車窓は多くは望めない.

奥津軽いまべつから30分ちょっとで,北海道新幹線の道内最初の駅木古内駅に到着.あっという間だった…また帰りに乗るからな!

木古内駅にて乗り換え待ち

さて,木古内駅からは再び鈍行列車に乗る.次は「道南いさりび鉄道」に乗るわけだが,次の函館方面の列車はなんと2時間半後.

「北海道新幹線オプション券」最大の欠点の1つ,接続の悪さ.積極的に奨められない理由はここにある.自分の場合,昼までに北海道に着けさえすれば,時間はいくらかかってもよかったから気にしないけど,もし北海道内での時間が限られているならオプション券の使用には一考が必要だ.

木古内駅新幹線改札.上り列車出発時間が遠いことから,改札には乗客がほとんどいない.

新幹線改札を出て,道南いさりび鉄道乗車口へとりあえず向かう.奥津軽いまべつ駅よりは人が多い.連絡通路にもそれなりの人がいる.

こちらが道南いさりび鉄道の木古内駅.かつてのJR江差線・木古内駅がそのまま,第三セクターに移管された.待合室にはJRの駅名標やかつての列車の写真が展示されていた.ここに自転車を置いて,駅前にある道の駅「みそぎの郷 きこない」で時間をつぶすことに.

道南いさりび鉄道木古内駅

道南いさりび鉄道木古内駅

木古内駅の外観.

道南いさりび鉄道の木古内駅には,貨物列車用の線路が何本もあって奥津軽いまべつ駅よりは立派な駅にみえる.

道の駅の隣に北海道ローカルのコンビニ「セイコーマート」を発見.

新幹線で来た自分は,ようやく「北海道に上陸した!」と実感.セイコーマートあっての北海道.さっそくホットシェフのフライドポテトを買った.ついでにコンビニの隣にあったパン屋さんで塩パンも買っていった.

道の駅の休憩スペースで豪華なブランチ.

道の駅は活気がある.食事もできるしおみやげもたくさん揃っていて,木古内駅での乗り換え待ちは十分つぶせる充実っぷり.

_ _

1時間ほど道の駅でのんびり休憩したら,駅へ戻る.

出発までまだまだ時間があるので,新幹線のホームで新幹線でも見ることにしよう.

かっこいいご当地入場券をゲット.

11番線には,東京行きのはやぶさが入線.

写真を撮りながら,改めてE5系のロングノーズに驚く.最近,次世代車両のAlfa-Xが試験走行した映像が公開されたけど,あれも相当鼻が長い.そのうち1号車には誰も乗れなくなるんじゃないか?

上り列車は停車したけど,下りは通過列車を見ることができた.しかも車両数が少ない紫帯のH5系.こちらは動画で撮影.

【短編】木古内駅を滑るように通過するH5系

かっこいい!

通過列車も見て満足した.そろそろ函館ヘの列車も入線してくる頃だし,道南いさりび鉄道のホームへ向かうことにしよう.


木古内→五稜郭(道南いさりび鉄道)

道南いさりび鉄道・木古内駅

道南いさりび鉄道・木古内駅

道南いさりび鉄道の木古内駅は,無人駅だった.終端駅だし,乗り換え駅なんだから駅員ぐらいいるだろうと思ったけど,改札はなく,券売機がひっそりと置かれているだけだった.これではオプション券の押印もされない.五稜郭で下車するときに押してもらおう.

駅構内では,台風接近に伴う列車運転見合わせの放送が流れていた.午後からの列車はすべて運転を取りやめるそう.午前中の内に北海道に着けてよかった~

4番乗り場に入線中,キハ40系のワンマンカー.

127D 普通函館行
道南いさりび鉄道(JR函館本線直通)
木古内1116=五稜郭1211

函館行きだけど,終点までは行かずに,健康ランドの最寄り駅・五稜郭駅で下車する.

自転車は,親切な運転士さんのご厚意で,車両後方の運転席横スペースに入れてもらった.

国鉄型のキハ40系,窓が開けられる.ボックスシートに腰掛けて窓を開けてみると,下から気動車のエンジンの音が勢いよく飛び込んでくる.

駅前はそれなりに発展していて,函館方面へのバスも多く発着しているようだった.いさりび鉄道は本数が多くないので,バスも有効な移動手段だと思われる.

定刻通りに出発.ぶるぶると車体を震わせながら,函館方面へゆっくりと進んで行く.

駅ナンバリングは「sh」

JRから第三セクターに移行されても,駅の設備はJR時代のままなので跨線橋付きの立派な駅が多い.駅名標だけが変わっている.

対向列車と行き違い.こちらの列車はキラキラした塗装だったけど,対向列車は国鉄色に赤の差し色.渋くて好きなカラーリングだ.

台風からの風に乗って車内まで流れ込んでくる,潮の香り.噴火湾は大時化だ.海の色も灰色で,行き交う車に今にも襲いかかろうかという勢い.

渡島当別駅.教会風の駅舎が目を惹く.

噴火湾沿いはどんより曇り空だったけど,函館に近づくと若干の青空が見えた.さっきまで田舎風景だったのに,急に都市が見えてくる.開いた窓から見える道南いさりび鉄道の車窓は,思っていたより面白い.

上磯駅.地元の利用客がここでたくさん乗降.

木古内から1時間弱で,目的地の五稜郭駅に到着.

五稜郭駅下車後は,駅前で輪行を解除.

怪しい雲行きに少し焦りながら,ホームセンターに寄ってネジを買い足し.

函館名物・ラッキーピエロで昼食.函館に来たなら,ぜひ一度は立ち寄ってハンバーガーとラキポテを食べて欲しい
→参考記事:ラッキーピエロ「人気No.1セット」がうまい!函館で至福のひととき【札幌函館18きっぷ旅③】

ラキピを出ると,もう雨が降り出してきていた...

本降りになる前になんとか健康ランドに滑り込んだ.
午後からは健康ランドにてゴロゴロした.

北海道新幹線オプション券利用してみて

この記事の最後に,北海道新幹線オプション券を利用してみて考えたことをまとめておく.今後利用する人に参考になれば幸いだ.

効率のいい方法ではない

端的に言うと「使いづらい」きっぷ.理由は以下の2つ.

  1. 乗り継ぎに時間を食う
  2. 本数が少ない

津軽海峡フェリーと比較して,料金は高いけれど,目を見張るほどの差ではない.むしろ乗り継ぎのしづらさと自由度の低さが,オプション券の欠点だと感じた.

津軽線,北海道新幹線,道南いさりび鉄道,どの路線も本数自体が少ない.しかも乗り継ぎ駅に停車する列車となると,さらに本数は少なくなってしまう.

ちょっと古い記事だけど,以下が参考になる.

「青春18きっぷ」で青森-函館の乗り継ぎが少し改善。2017年3月ダイヤ改正で、最短3時間45分の乗り継ぎが誕生
2017年3月ダイヤ改正で、「青春18きっぷ北海道新幹線」オプション券を使った青森-函館間の乗り継ぎが、少しだけ改善することがわかりました。上り「函館→青森」で最短3時間45分の乗り継ぎが誕生します。 津軽海峡で新幹線を利用できるきっぷ 「

どの乗り継ぎを選ぼうとも,乗り継ぎ時間は長い.いずれかの駅で待ちぼうけを食らってしまうのだ.

津軽海峡フェリーの利用も考えるべき

そんなわけで,青森⇔函館の移動は「津軽海峡フェリー」の利用(あるいは北海道新幹線の”素直”な利用(新青森⇔新函館北斗乗り通し))も考えるべき.

津軽海峡ロード

18きっぷ旅行中だとどうしても「安く移動したい!」が先行して視野が狭くなりがち.オプション券はたしかに18きっぷと併用できるけど,先述した通り,津軽海峡フェリーの方が安いのだ.

津軽海峡フェリー「津軽海峡ロード(青森⇔函館便)」は片道3時間40分1日8往復.日中から深夜までまんべんなく運行があって,鉄道よりも幅広い選択肢があることは間違いない.深夜便を選べば,宿代も浮く.

航路・時刻表|津軽海峡フェリー株式会社

運航率も99.7%で,揺れも少ないらしい.もし,時間にあまり余裕がないのであれば,フェリーに乗って乗り継ぎ等を考えることなく北海道に渡った方が幸せになれるだろう.

参考:津軽海峡ロード(函館~青森航路)|津軽海峡フェリー株式会社

まとめ:いよいよ北海道!

最後はオプション券の愚痴のようなことを書いたが,18きっぷにプラスして新幹線や道南いさりび鉄道に乗れて楽しかった.鉄道ファンなら十分楽しめるので,時間に余裕があるなら「北海道新幹線オプション券」を利用してみてほしい.

_ _

そしていよいよ北海道に上陸できた.名古屋から10日間も経って「やりきった感じ」が出たけど,これからがツーリングの本番なのだ.日本海側ツーリングは節制続きだったから,北海道では予算の許す限りおいしいものを食べて,たまには良い宿に泊まって,そして今まで通りたくさん走ろう.

10日目走行距離:10㌔
累計走行距離:990㌔

食費:1,297円
宿代:2,500円(健康ランド)
雑費:1,286円(自炊用フルーツナイフ,M5ネジ・ナット)
合計:5,083円

交通費合計:4,670円
==内訳==
2,300円(北海道新幹線オプション券)
2,370円(青春18きっぷ1回分)

_ _

青森までのツーリング記録
【りんご】矢立峠・青森空港の激坂超え|能代〜大館〜青森【2019夏自転車旅⑨】

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【まとめ】2018北海道自転車旅|大自然に感動し、グルメを愉しみ、被災に涙した旅

 

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このブログを書いている人

タケ

「タケのじててつログ」の運営者。旅をするのが好き。手段は主に自転車・鉄道。PENTAX一眼レフユーザー。工学部で電気のことを勉強する理系大学生。

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