自転車で旅をする人にとって、
いかに宿泊費を節約するかは死活問題です。
安宿としてよく利用されるのが、
快活クラブなどの「ネットカフェ」です。
問題は「自転車は持ち込めるのかどうか」
実際にツーリング中に宿泊した体験談をまとめました。
快活CLUBで宿泊
今回利用したのは、”快活CLUB”です。
春の西日本ツーリングで2回ほど利用しました。
それぞれ、店舗のある場所が異なるので
体験記を別々で書いておきます。
1回目:地方都市の市街地
1泊目は、そこそこ大きい都市の中心市街地から外れたところの店舗。
周囲にスーパー、飲食店が並ぶ場所です。
大都市の真ん中よりも、
中途半端に栄えていて人が多いところ
がイチバン盗難が怖いものです。
この日は迷わず輪行装備で持ち込みトライ。
(輪行袋の入った自転車を肩にかけ、)
「フラットシート1名利用したいのですが・・・」
「かしこまりました。会員証はお持ちですか?
(会員証の確認)
「こちらの番号になります。ごゆっくりどうぞ~」
「ありがとうございます~」
あれ?普通に入れました。特に何も言われず、いつもの快活CLUBの気持ちいい対応でした。
輪行バッグとパニアバッグを抱えて入ったのですが、迷惑がられる様子もありません。
ということで、1回目は輪行装備で持ち込みOKでした。
ちなみになぜかペアフラットシートに案内されて、めちゃくちゃ広々でした。
大荷物を考慮されたのでしょうか、ありがたし。
2回目:中核都市の中心部やや外れ
2泊目は、中核都市の中心部からやや外れたところ。
快活CLUBの最も多い店舗パターンです。
この日も輪行装備にトライしようとしましたが、
なんと店舗の前に、旅人とおぼしき自転車が
2,3台停まっているではありませんか。
店舗も大通りに面した大型店で、盗難の恐れは低いと判断して
この日は自転車は外の店舗前に置かせていただきました。
(カギはチェーンロックでしっかりかけてありました)
快活CLUBの規約はどうなの??
以上、体験談を読んでいただいてもわかる通り
よっぽどのことが無い限りは入れさせてもらえると思います。
ホームページ:特に記述無し
結果、
自転車の持ち込みを制限されるような記述はありません
でした。
ですが、
あまりにも大量の荷物や
自転車をそのまま持ち込むことはマナー違反です。
自転車の預かりは無いかも
「輪行袋に入れるのは面倒だから、フロントで預かってもらうのはダメなの?」
という声も聞こえてきそうですが、
10. 当店ご利用のお客様の所持品等をお預かりすることはお断りいたします。
ホームページにはこのように書かれていたので、
フロント預かりはできない
と考えましょう。
盗難は自己責任
最後に、
自転車が盗難にあっても自己責任
ということを自覚しておきましょう。
16.駐車場内での事件・事故につきましては、当店では責任を負いかねます。予めご了承くださいませ。
11.当店での盗難・紛失については一切責任を負いません。お客様の責任にて貴重品等の管理保管をお願いいたします。(無料ロッカーもございますが、これについてもお客様の責任で管理していただきますようお願いいたします)
旅人たるもの、自分の道具はしっかり管理すべきです。
店舗に入れられないようなら、しっかりカギをかけて盗難対策を万全にしておきましょう。
まとめ:盗難リスクを考えて
==結論==
- 輪行袋に入れれば、自転車は持ち込める
- フロントでの預かりはできない
- 店舗外駐輪の場合は盗難対策をしっかりと!
僕たち旅人にとって、このような施設があることはとてもありがたいことです。
利用する際は、マナーを守って旅人としての自覚をもって
他の人が迷惑を被ることの無いようにしましょう!
それでは!