【18きっぷ旅】指宿枕崎線で日本最南端とJR南の終点・枕崎をめざす【2019春九州自転車旅番外編】

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九州自転車旅2日目、雨だった。

いきなり雨の中を走るのは嫌だったので、18きっぷを買って1日鉄道旅をすることにした。

せっかく鹿児島に来ているから、JRの最南端駅と南の終着駅へ行ってみることに。

1日数本しかない指宿枕崎線・枕崎行きにひたすら揺られて、南の端まで。

【1日目】はこちら↓

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指宿枕崎線|鹿児島中央→指宿→枕崎

前日は国分駅近くに宿泊。

朝早く宿を出て、国分駅に向かった。

指宿枕崎線は本数が少なく、日帰りで国分へ戻る必要があったのでちょっと早起き頑張った。

国分駅を出発|日豊本線で鹿児島中央へ

朝の国分駅。

自転車を駐輪場に置く。雨がしとしと降っている。

横の線路に787系特急「きりしま」がやってきた。

JR九州といえば、787系。

18きっぷを持ってなかったので、駅の窓口で購入。

窓口の横に面白そうなきっぷの広告を発見。

ガチきっぷ」18~24歳限定の割引切符。
特急の特定区間自由席利用、3日前までの予約でかなりの割引を受けられるみたいだ。

期間限定だから時期を選ばないと行けないけど、学生のうちにぜひ利用してみたい。

「ガチきっぷ」について|JR九州

まだ早朝、7時前だが駅にはそれなりに人がいる。

鹿児島中央までは、鹿児島湾沿いを走る日豊本線に乗る。

改札にて、先ほどきっぷを買った窓口の駅員さんに「今日はどちらまで?」と聞かれた。人情溢れるいい人そうな駅員さんだ。

普通列車、国鉄形車両の鹿児島中央行き。

昨日に引き続きの曇天。さらに今日は雨もぱらついている。

車内は学生が多い。通学路線という感じだ。

鹿児島中央まではひたすら海沿いを走る。

すぐ左側には国道10号線が並走。

今日は桜島は曇っていて見えない。

この区間には、プロジェクトXの題材にもなった「竜ヶ水駅」がある(いい意味での題材、ではなく土砂災害の話だけど)右側には確かに、土砂崩れが起きてもおかしくない断崖が迫る。

絶体絶命 650人決死の脱出劇 ~土石流と闘った8時間~

この駅では客扱いをしないようだ。ドアが開かなかった。

ホーム上には土砂災害の碑が立っている。

鹿児島中央から指宿枕崎線

鹿児島中央駅にやってきた。

昨日、新幹線で降りたばかりだから新鮮さはない…

次の指宿枕崎線出発までは多少時間があるので、駅の周りをぶらぶらして時間をつぶした。

指宿枕崎線は、鹿児島中央から離れるほど本数が少なくなる。

鹿児島中央から枕崎へ行こうと思うと

1日数本のいずれかに乗らなければならない。

 

今朝は山川行の列車に乗って
山川の一つ手前、指宿駅で枕崎行に乗り換える。

鹿児島中央駅にて、普通列車の山川行。

黄色い車体が目を引くディーゼルカー。

この列車も学生が多い。土日だからか部活動のユニフォームを着ている。

指宿まで海沿いの単線を走る。ガタンゴトンと縦によく揺れる、日豊本線と比べると線路が古いのかも。

先ほどは見えなかった桜島、うっすらと麓だけ見える。

頂上は雲がかかって見えない。


左側の道路はうねうねと蛇行している、それに合わせるように指宿枕崎線も蛇行しながら南へ進んでいく。

指宿枕崎線|指宿→枕崎

終点・山川の一つ手前、指宿(いぶすき)駅で下車。

ここで枕崎行きの普通列車に乗り換える。

一度改札を出て駅の待合室で待つ。

ものすごい外国人がいるなあと思ったら・・・

ホームに観光特急「指宿のたまて箱」がやってきた。

”IBUTAMA”

指宿駅で折り返していく。

 

しばらく後に、普通列車枕崎行きが到着。

1日数本の貴重な列車だ。

ここからは開聞岳を回り込んで進路を西へ変える。

開聞岳の南側にある「西大山駅」がJR本土最南端の駅だ。

ホーム上には観光客と鉄道ファンがたくさん。

雨の中ご苦労様です。

 

夏に訪れた本土最北端・稚内駅に続き、最南端も制覇できた!

こちらの記事で稚内駅を紹介してます>>>自転車で走る!あこがれの絶景ロード・オロロンライン②|遠別~稚内【2018北海道自転車旅】

南端・北端を制覇して
ちょっとうれしい気持ちになった僕を乗せて、列車はさらに西へ。

 

それにしてもこの路線はよく揺れる。

座席に座っていると、お尻が浮かんでしまうくらい縦にポンポン揺れる。

線路が古いせいなのかよくわからないけど、こんなに揺れる路線は初めて。

車窓には、火山灰が降り積もった黒色土の畑が広がる。

雨は小康状態になっている。

指宿駅から1時間30分ほどで、いよいよ終点の枕崎駅に到着した。

今日の目的地でもあり、JRの南の終着駅。

枕崎駅は、単線の終点。

北の終点・稚内駅も単線の終点で、南北が1本の線路で結ばれていることを強く実感した。

駅舎はグッドデザイン賞を受賞している。

こぢんまりとした趣のある木造駅舎だ。

枕崎駅周辺でなにか名物でも食べようかと思ったけど

風と雨がめちゃくちゃに強くなり、あえなく退散。

おとなしく折り返しの列車で鹿児島方面へ戻ることにした。

鹿児島まで戻り鹿児島市内観光

指宿枕崎線は盲腸線。帰りも行きとまったく同じルートを通ることになる。

そんなわけで、鹿児島までの約3時間、Kindleで時間をつぶした。

よく揺れる車内、長時間乗車でも本を読んでいれば退屈しない。

 

鹿児島中央駅に戻ってからは、軽く鹿児島市内散歩。

幕末維新のスターたちの銅像を見たり

西郷さん

大久保利通さん

ラーメンを食べたり。

雨の中、知らない街を歩くのも風情があってよい。

鹿児島市内には路面電車が走っている。

あと、駅前はバスがめちゃくちゃ多かった気がする。

市営バスが3台4台並走してた。

 

鹿児島中央から、国分まで日豊本線で戻って本日はおしまい!

まとめ:今度は晴れた日に

以上、指宿枕崎線乗車の記録。

この日は雨だったから、ただ単に「乗りつぶした」だけになってしまった。

乗るだけでも楽しい路線であることは間違いない。

けど、今度は晴れた日に沿線の観光も楽しみながら乗りたい。

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鹿児島から霧島神宮を通り、えびの高原まで登って人吉へ。ループ橋やえびの高原からの絶景などなど、盛り沢山の一日。

路線図引用元:駅すぱぁとfor Web

この日行ったラーメン屋さんの情報です。

天文館アーケードの近くにありました。

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