【新旧特急乗り比べ】剣山7号と南風15号を乗り継いで徳島から高知へ|夏休み四国満喫きっぷの旅(4)

「夏休み四国満喫きっぷ」の旅

JR四国全線 及び
土佐くろしお鉄道・阿佐海岸鉄道・JR四国バスが乗り放題,
特急列車自由席も乗り放題の

4日間フリーきっぷにて,
四国をじっくり堪能する鉄道旅.

2日目午後から,徳島→高知を特急で一気に移動.

特急列車自由席乗り放題の「夏休み四国満喫きっぷ」だからこそなせるワザ.

徳島線内は国鉄型キハ185系特急「剣山」で,
阿波池田から土讃線2000系特急「南風」にて高知まで.

新旧の四国気動車特急を乗り比べ!

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剣山7号|徳島→阿波池田(徳島線)

鳴門線での鳴門観光を終えて徳島駅に戻ってきた.

ここからは徳島線(よしの川ブルーライン)と土讃線経由で高知へ向かう.遠いけど,特急乗り放題なので遠く感じない.

徳島ラーメンうまい

徳島線特急「剣山」に乗る前に,お昼ごはん.

徳島名物徳島ラーメン.
駅前にあった麺王というお店でいただいた.

チェーン店で,徳島駅前のお店が本店ということらしい.

細麺,お肉,生卵,濃厚なスープ.絶妙なバランスがたまらない.

徳島ラーメンはオススメの四国グルメ.安くて美味い.今まで食べたご当地ラーメンの中でも上位に入る.

駅から歩いて数分のところにあるので,徳島を訪れた際にはぜひどうぞ!

アンパンマンカー連結「剣山7号」

徳島駅前に戻って,1番線へ.

徳島駅は改札の正面にあるホームが「2番線」となっている.2番線は最も需要が大きい高徳線の列車が発着する.

では,1番線はドコにあるのか?というと改札から見て左側の方,少し離れた場所にある.1番線ホームの線路は徳島駅で行き止まりとなっており,牟岐方面には行くことができない.1番線からは主に阿波池田方面・鳴門方面の列車が発着する.

発車標には,徳島線の列車が案内されている.

間もなく佐古方から入線.

4007D
特急 剣山7号阿波池田行
徳島1501=阿波池田1616

キハ185系国鉄カラーとゆうゆうアンパンマンカーを繋いだ3両編成.アンパンマンカーを繋いでいるので,ヘッドマークにはかわいいアンパンマンの絵柄が使われている.

アンパンマンかわいい・・・

アンパンマンカーは3両編成の真ん中・2号車に連結されていた.全車指定席.国鉄カラーの車両に挟まれたかわいらしいラッピング車両が目を惹く.

アンパンマンカーは繁忙期のみ,一部の特急剣山と高徳線特急うずしおに連結される.

ゆうゆうアンパンマンカー(指定席)連結列車
徳島線(阿波池田方面):剣山5号・7号
徳島線(徳島方面):剣山8号・10号
高徳線(徳島方面):うずしお9号

最新情報はJR四国HPをチェック.

剣山7号自由席

阿波池田まで1時間少々の行程は,自由席にて楽しむ.ちょっと古いけど,雰囲気がある外観.ツルピカの新車もいいけど,百戦錬磨の国鉄特急も好き.

自由席の座席は,思っていた以上に分厚くて座りやすい.

2000系や8000系などの主力車両に比べても遜色無い.

乗り込んでから5分ほどで出発.

エンジン音がいい・・・!

徳島線内を走る

徳島出発後すぐ,車掌さんによる手動放送で,停車駅が案内される.

キハ185系剣山7号車内放送(徳島駅出発後)

車内メロディ流れるか?と期待していたけど,手動放送でサクッと簡単な放送だった...残念.

徳島線内の停車駅は蔵本・石井・鴨島・阿波川島・阿波山川・穴吹・貞光・阿波加茂・阿波池田.1時間だけど,停車駅が意外と多いのが特徴.都市間速達というよりは区間輸送を担っている感じかな.

検札が終わったら,徳島駅の宮脇書店で買った文庫本を読む.

伊坂幸太郎・ゴールデンスランバー

実は今まで伊坂幸太郎の本は読んだことがなかった.はじめての”伊坂ワールド”にどっぷり肩まで浸かる.

 

その間にキハ185系は徳島線内をコツコツ進む.

十分快適だけど,ひとつ難点をあげるとするならば変速のショックが大きいこと.変速するとガクガクッと揺すられる.まあ古い車両だから仕方が無いことかな.このあと乗車した2000系では変速ショックはほとんどなかった.

阿波山川駅に停車.

ここで1,2人下車した.

 

線形が良い徳島線.快調に飛ばす.エンジン音がいい!

行く先に見えるは四国山地かな?

貞光駅.

外は良い天気だ.

静かな昼下がりの車内・・・リラックスして過ごす.

吉野川沿いをゆく

徳島線の愛称は”よしの川ブルーライン

その愛称の通り,徳島線は全線にわたって吉野川のすぐ脇を走る.阿波池田方面の下り列車の場合,進行方向右側に見える.

ブルー,ではないエメラルドグリーンといった方が正しいかな,美しい吉野川を見ながらの列車旅.徳島線のハイライト.

進行方向左側には住宅街と山の景色が交互に現れる.

昼下がりの時間ということもあってか,自由席の車内は閑散としている.

阿波池田駅

目前に見えていた四国山地の姿がずいぶん大きくなってきたところで,終点の阿波池田駅到着.

国鉄特急楽しかった.

南風15号|阿波池田→高知(土讃線)

さて,阿波池田駅からは14分の接続で
土讃線下りの特急列車「南風15号」にのりかえる.

南風は1番のりばからの出発.

2000系特急南風15号自由席

定刻であれば16:30の発車であったが,少々遅れての到着.

土讃線は線形が悪く単線区間も長いので,遅れることはしばしばある.

45D
特急 南風15号高知行
阿波池田1630=高知1741(定刻の場合)

久しぶりの2000系に興奮気味.JR四国が開発した,世界最初の振り子式気動車.カーブが多い非電化区間をどうやって高速で走るか?という問題を解決し,「四国を小さく」した名車両.

予讃線を走る8000系と同じくらい,好きな車両が2000系.迫力あるディーゼルエンジン音と,カーブの多い土讃線内を振り子で華麗に駆け抜けていく走りが堪らない.この鉄道旅まで,YouTubeで2000系の動画を何本も見てきたので,イメージトレーニング?はバッチリ.

 

3号車自由席に乗車.

遅れていたこともあって,停車後すぐに出発.

着席したのは窓側座席.

通路側座席にふと目を向けると,阿波池田で下車していったお客さんだろうか,財布の忘れ物があった.中をチラ見すると京都からのきっぷが入っていて,これは間違いなく困ってるだろうな・・・と検札にやってきた車掌さんに渡しておいた.自分も財布の位置を確認して,座席に落ち着いた.

風光明媚な大歩危・小歩危

南風は岡山から高知までやってくる長距離特急.瀬戸大橋が見所のひとつだけど,今日は阿波池田からの乗車なので,瀬戸大橋は見られない.

阿波池田からでも楽しめる車窓は,土讃線沿線屈指の景勝地「大歩危小歩危峡」.土讃線においては最も見応えのある車窓.

阿波池田を出発してすぐ,大歩危小歩危の観光案内用自動放送が流れる.

車窓には蛇行する大歩危小歩危峡が見えてきた.

岩が剥き出し,狭くて速い急流は迫力がある.

写真だとうまく伝わらない・・・この区間はトンネルが多く,写真を撮るのに苦労した.今度は動画で撮影した方がいいな.

 

また,阿波池田~大歩危小歩危峡付近は,土讃線で最も険しい区間.急カーブ・狭いトンネルの連続で,振り子がなければおそらくまともには走れないだろう.空気バネ式振り子を搭載した2600系は,空気の容量が足りず土讃線内を走れなかったのは有名な話.

2000系は制御付きの自然振り子と,ハイパワーなエンジンで,この険しい区間をスイスイと抜けていく.力行したり蛇行したり,そのたびに唸るエンジン音が楽しい.土讃線内を走る2000系は,景色も走行音も楽しめる.

大歩危駅に到着.山間にある駅だけど,特急列車はすべて停車する.

景勝地・祖谷のかずら橋は,このエリアでは最も有名な観光スポット.大歩危駅からバスで行ける.今の時期(記事執筆日2019/10/27)は紅葉が美しい.僕は小さい頃に一度ここを渡ったことがある.木製の吊り橋は,見るからに不安定で・・・ずっと下を見ながら歩いて,「落ちたらどうしよう・・・」なんてビビりながら歩いたのが良い思い出.

夕方の高知へ

大歩危駅と土佐岩原駅の間にある長大トンネル「大歩危トンネル」を抜け,しばらく走ると車窓は徐々に街の中へ戻って行く.

夕暮れのまち.

大歩危駅から40分ほどで,土佐山田駅.

土佐山田から5分ほど走ると,後免駅.「ごめん」という駅名はあまりにも有名.JR四国の駅名標は普通,漢字の方がひらがなよりも大きく書かれるけど,後免駅はひらがなの「ごめん」の方が漢字の「後免」より大きい.こういう駅名の書き方は後免駅だけらしい.

名前は面白いけど,土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の分岐駅でもあり,特急列車も全列車が停車する南国市の中心駅.

高知駅到着

阿波池田から1時間少々で,終点の高知駅到着.

夕焼けがすごく綺麗・・・

高知駅は四国の県庁所在地の中では,唯一の高架駅.立派だけど,架線がないのが面白い.逆に駅前にある地上ホームから出発する路面電車は,架線がしっかり張られている.

「ひろめ市場」で一人晩酌!

さて,今日の鉄道旅はこれでおしまい.

駅から歩いて10分のところにあるホテルに荷物を置いて,夕食を食べに行く.

高知に来たら必ず行くべき食処「ひろめ市場」へ.

酒豪が多い土佐を代表する,大飲み屋街.

高知名物・鰹のたたきをはじめとした,おいしい食事が,お酒と一緒に楽しめる.

週末の夜ということで,市場の中はものすごい混雑.

座席を探すのに一苦労・・・笑

ようやく確保した狭い通路にあるこぢんまりとした席にて,晩酌.

鰹のたたき,あぶりサーモン,唐揚げ,ハイボールで乾杯!

雑然としているけど,快活でのびのびとした雰囲気が流れるひろめ市場.

ここへ来れば「高知県ってどういうところ?どういう人が住んでるの?」ということがわかる気がする.

森林面積が広く,可住面積がめちゃくちゃ少ない高知県.

北側は四国山地に隔てられ,台風がよく直撃して,雨もたくさん降る.

他の四国の県とはまるで違う風土を持っている高知県だけど,
まちの雰囲気と人柄が本当にいいところで,定期的に行きたくなるところでもある.

ちょっとアクセスは悪いけど,
四国旅行の際には,瀬戸内海側だけでなく,高知にも足を運んでみるべし.

まとめ:気動車特急最高!

以上,剣山・南風の乗車記.

 

エンジン音と美しい車窓を同時に楽しめる
四国の気動車特急,最高!

3日目は高知から西へ向かい,予土線・土佐くろしお鉄道中村・宿毛線を乗破する.

 

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タケ

「タケのじててつログ」の運営者。旅をするのが好き。手段は主に自転車・鉄道。PENTAX一眼レフユーザー。工学部で電気のことを勉強する理系大学生。

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