結局いちばん面白いのは「つくって」「考える」こと

2020年はあっという間に過ぎ去った.

先日の記事でも振り返ったように
2020年は旅行の数を減らし,卒業研究に没頭していた年だった.

なんにも知らない学部生にとって,「研究」ってとても難しい.

でも,なんとか形にしようと思って,いろいろ考えた.たくさん考えた.考える時間がグンと増えた.

その結果,新聞もニュースもほとんど見なくなった.Twitterもやらなくなった(記事更新通知と過去記事自動ツイートのみ).TVはそもそも下宿に置いていない.こんな生活のおかげか,余分な情報(ノイズ)が減って,研究や自分の好きなことに没頭できた.

そんな生活を通じて,気づいたことがある.

それは,旅行やショッピングなんかよりも,自分で「つくる」「考える」ことの方がよっぽど面白いということだ.

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面白いことは能動的で本能的

2020年をふりかえって,「面白かった」と思えることは以下の5つに集約できる.

  1. 研究にかかわる問題についてあれこれ考えること
  2. 自分の手でいろいろ作ってみること
  3. 何かを作ったり,問題を解いたりするために勉強すること(対象は物理や技術いろいろ)
  4. 散歩しながら思案に暮れること
  5. ボーっとすること(思案の反動)

いずれも,「能動的(自分が動く)」「本能的」なことだといえる.

これらの面白さを知ってしまうと,今までの「受動的」な趣味(買い物とか旅行とか)はなんとも味気ないというか,つまらないものに感じられる.すでにあるものを楽しんでいるだけというか,消費しているだけ.そのような性格が,退屈に感じられるのだ.

それよりも,自分の内側からあふれ出てくる考えやアイデアを形にしていく方が楽しい.たとえ形にならなくても,そこまで行くために勉強したり考えたりする過程だけでも面白いのだ.

こういう「面白さ」を実際に味わうためには,入ってくる情報量を減らす必要があると考える.

なぜなら,その「面白さ」の根源には,必ず自分の内側からあふれてくるアイディアや考えが必要だからだ.外から得た情報によって駆り立てられた欲求,アイディアは,真の「面白さ」にはつながらない.

情報量を減らすことは意外と難しい.でも,何かひとつ夢中になれることを見つければ,入ってくる情報量は自然と減ってくると思う.実際,自分は研究に没頭していたら,ネットニュースも新聞も読まなくなった.

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「研究」と「講義」は別物

研究にかかわる問題についてあれこれ考えること

「考える」ことの面白さを実感させてくれたのは,卒業研究だった.「研究」は,学部3年までの「講義」とはまったく異質のものだった.

「研究」における「考える」対象は,正解がない(あまりよくわかっていない)物事だ.

どう考えを進めていくかは,自分の自由.間違っていてもかまわない.

周囲からの助言や,情報もそこそこに,自分で前へ進めることができる.

これが,とても楽しい.

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自分でつくりたい

(自分の手でいろいろ作ってみること)

情報量を減らすことで,「本当に欲しいもの・こと」が見えるようになった.

自分がやっていて面白いと思えることに,気づけるようになった.

これによって,「こんなものつくってみたいな~」という感情が,少しずつ出てきた.

今まで,

  • 自分が楽しいと思っていたこと
  • 自分が欲しいと思っていたもの

が,いかに「外的な刺激(情報媒体・宣材)」によって与えられた虚像であったかを思い知った.

わからないことを解消したい

(何かを作ったり,問題を解いたりするために勉強すること)

途中に書いたように,アイディアや考えを形にするためには,勉強も必要となる.わからないところを解消しないと,前へ進めない.

ただし,分野についての知識を網羅的に勉強する必要はない.

問題を解決するために必要な部分や,思考の土台となる部分がわかればいい.

(学校の勉強は,興味のないところまで網羅的に勉強する必要がある.)

例として,鉄道模型を動かしてみたい!というアイディアを実現するために,Arduinoというツールを使った回路を考えてみたり,ちらつき防止のための「スナバ回路」について勉強したりすることが挙げられる.

ここで出てきた「勉強」こそ真の勉強だと考えている.

関連記事:【永遠の疑問】勉強って何のためにするの?に対する答えのようなもの

「趣味:散歩」への理解

(散歩しながら思案に暮れること)

大学にいるベテランの先生方のプロフィール欄をみると,「趣味:散歩」と書いてあることが多い.

ちょっと前までは,趣味が散歩ってどういうこと・・・?と思っていた.しかし,「考えること」の面白さがわかってからは,この「趣味:散歩」が理解できるようになった.

なにか「考える」必要があるときは,椅子に座っているよりも,散歩していた方が頭がよく働くのだ.これは運動することによって血流の循環が良くなるからだろうと思われる.

散歩しているとアタマがよく働くだけでなく,妙案が思いつくことも多い.

もちろん,思いつくもの全部が全部正しいものではない.

ぱっと思いついたようなものだから,むしろ間違っていることの方が多い.

でも,その思いつきは,考えを広げるための「ヒント」としては十分なレベルのものであることも多い.

行き詰った時は,外に出る.そして,散歩しながら考える(考えなくてもいい).

ボーっとする=非日常への逃避行≒旅

(ボーっとすること(思案の反動))

考えている時間が長くなってくると,その反動で何も考えない(ボーっとする)時間・場所が欲しくなる.

これは,身近な場所でもいいし,物理的に遠い場所でもいい.

遠出できないときは,カフェや喫茶店の窓際の座席が最適だ.

関連記事:カフェとか喫茶店の窓際の席でぼーっとするのが好きだ

もし,遠出できるなら,思い切ってどこかへ旅行するのがいい.

自分は今まで,旅行が「目的」にあった.でも,それは受動的な娯楽に過ぎないことに気づいた.旅行や旅の本当の魅力は,現実から心理的にも物理的にも離れることで行き詰まりを解消できる「リセットボタン」のような機能をもつことだと考えている.

現実が充実していれば,そんなに頻繁に出かける必要はない.

行き詰った時の切り札として,知らない土地を歩くのが本当の「旅行」なのだと思う.

まとめ:情報減らして自分の世界に浸る

そろそろ冬休みは終わり.

明日くらいから,ボチボチ卒業研究を再開する.

2020年に引き続き,入ってくる情報はしっかり絞って,自分の世界に浸っていこうと思う.

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このブログを書いている人

タケ

自転車・鉄道で旅する大学院生.一眼レフ片手に,ぶらぶら気ままに出かけます.自転車はロングライド,キャンプツーリング,鉄道は乗る・撮る・聴くのが好き.

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