原稿・プレゼン資料作成に加えて,ホテル・交通手段の予約と荷造りが必要だった。
開催地は沖縄ということで,交通手段は「飛行機」。
はじめての対面学会+久しぶりの飛行機予約だったので,その備忘録も兼ねて,「準備」に焦点をあててこの記事を書いた。
学会の概要
今回参加するのは,毎年2回開催される研究会だ。うちの研究室のメンバの多くが,この研究会のテーマに関連する研究をしていて,自分もそのうちの1人。
過去,M1の6月に1度,講演した。そのときはWeb開催だった。
また,今年の6月にも研究会があったが,私は講演しなかった。ちなみにこのときは,現地とWebのハイブリッド開催だったが,会場が弊大学ということで…
- うまいものを食べる
- うまいものを飲む
- 名所観光
というような「現地学会のうまみ」はなかった。
今回(11月)の研究会も,ハイブリッドで開催。現地会場は,沖縄県那覇市。弊大学開催とは異なり,さっき書いた「うまみ」を存分に味わえるので,是が非でも現地へ行きたい。
が,この11月の研究会は,2年に1回,International Workshopとして開催される。今年は,英語開催の年だった。つまり,英語で予稿を書いて,英語で発表する必要があった。
英語より沖縄
学会発表はなんどかこなしてきて,徐々に慣れてきたものの,英語となると話は別。国際会議では,まだ1件しか発表していない。
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ただ,そうはいっても,この研究会はもともと国内向けの研究会。聴講者も発表者もほとんど(全員といっても過言ではないが,研究会の名誉のために,ほとんど,と書いておく)日本人であることは,2コ上の先輩が,同じ研究会で発表した時に知っていた。
それゆえ,英語ではあるが,発表や予稿投稿に対する負担はそこまで大きくないと思われた。そして今回はなにより,「経費で沖縄へ行かせてもらえる」というご褒美つきだ。
そういうことから「沖縄へ行きたい>>>>>>>>英語発表・予稿作成が大変」という思考を経て,発表を申し込んだ。
現地へ行くまで
1.予稿投稿・講演資料の作成
9月入ってから,予稿(Proceedings)を書き始めて,9月末までに書き上げた。
それから先生と修正しつつ,10月半ばに投稿。今回は6ページもの。だいたい1カ月ちょっとかかった。
以降,10月下旬から11月にかけて,講演用のスライドをつくった。
11月上旬,PCが不調になるというアクシデントはあったが,ゆとりをもって作っていたおかげで,なんとか学会の前週までには完成させられた。スライドを入念につくるには,1カ月くらいあった方がいい。
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2.ホテル・航空券の予約
これと並行して,航空券とホテルを予約した。
航空券は,とりあえずANAでとった。
今回は,中部国際空港(NGO)と那覇空港(OKA)との往復となる。
この区間では,LCC(たとえばスカイマークやジェットスター)も飛んでいるけど,大学から旅費が出るので,思考停止でANAにした。
ちょうどいい時間にフライトが見つかって,一緒に行く同期(M2)と並びの座席を予約した。割引運賃(55日前とか45日前までに予約するやつ)で,往復だいたい5万円。高い。
運賃は,銀行(ネットバンキング)から振込できた。
予約ついでに,社会人ドクターの先輩からのススメで,ANAのマイレージクラブ(AMC)にも登録してみた。出張ついでに,ちゃっかりマイルが貯まったら嬉しい。
*
ホテルは,今回学会が行われる那覇市(国際通り)付近で,ごくふつうのビジネスホテルを予約した。ちゃっかり朝食をつけた。こちらは2泊で1万円少々だった。領収書は現地で発行。
3.荷造り
もっとも大事なのは,完成した発表資料(PPT)だ。
これは,USBメモリとクラウドへアップしておいた。
USBには,念のため,PPTだけでなく,図や写真の元データ,予稿,oral script(カンペの完全版)のwordファイルも入れた。
クラウドは,大学のやつと,OneDriveの2か所へアップした。
また,PPTとoral scriptそれぞれを,紙にも出力しておいた。これは,ホテルなどでの練習のため。
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そのほかの荷物は,土曜の夜に準備した。はじめての現地学会なので,忘れ物がないよう,手帳にリストアップして,入念にチェックした。リストは次の通り。
<当日着ていくもの>
- カッターシャツ
- ネクタイ(つけて行けば当日忘れない)
- スーツ上下
- 革靴
- ベルト
<必須のもの>
- 財布(無印良品のトラベル財布:クレジットカード,キャッシュカード,免許証,保険証)
- スマートフォン(航空機のチケットはWalletアプリに)
- 鍵
<もっていくもの>
- USBメモリ(PPTファイル入)
- ノートPC(ThinkPad X1 Carbon)
- クリアファイル(原稿,PPTを紙に出力したもの,領収書などもここに)
- モバイルバッテリー(Anker PowerCore 15000 Redux,Lightningケーブルなど)
- PC充電用アダプタ(Anker 45Wのやつ)・ケーブル(USB-C)
- Bluetoothイヤホン(SONYのノイズキャンセリングのやつ)
- 手帳
- 文庫本
- ボールペン(JETSTREAM)
- 日記(A5サイズのノート)
- 折りたたみ傘(無印良品で買ったやつ)
- メガネ(JINS)
- マスクの替え
- 衣類(カッターシャツ×2,ハンカチ・下着×2)
- 救急セット(ばんそうこう,常備薬)
以上の荷物は,ふだん使っているリュックサックに詰めた。もっともかさばるのは「衣類」だが,私服をもっていかない決断によって,これを減らすことができた。おかげで,衣類の替えは,カッターシャツと下着のみ。
海外ではないし,ビジネスホテルに宿泊するし,どうしてもいるものは現地で調達すればいいという姿勢。これは,学部時代の暇を生かして,全国をぶらぶら旅したときの,数少ない成果?だと思っている。
いよいよ現地へ
以上が,現地学会当日までにやったことだ。
次の記事では,もっていった荷物の活躍具合や,学会のようす,空き時間での那覇散策などを紹介する。
(つづく)
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