2021年2月9日(火)から2/13(土)までの日記です。
2/9(火) 青空に誘われて
洗濯物を干そうとベランダに出たら,あまりにも青空が綺麗だったので写真を撮った。
この間買ったばかりの単焦点レンズで撮影。
まったくパラメータをいじっていない(撮って出し)なのに,
こんなに綺麗な青色が撮れていた。
空の写真を撮るのが好きという話は,過去にブログにも書いた。
関連記事:【PENTAX】毎日ちがう表情をしている,空の写真を撮るのが好きだ
空の写真の中では,
日没~10分くらいの間に見られる,
橙色から薄い青色へのゆるやかなグラデーションが一番好き。
その次が,真夏の入道雲。
今日の青空は,それらの好みを覆す美しさだった。
写真の左側が東側,高さを増す太陽によって,青い空の中にもグラデーションがあった。
写真左側の方が,ほんの少し「水色」に近い。
それが,右側(西側)に行くと濃い青色へと遷移している。
全体としては,「突き抜けるような」という表現がぴったりの青色。
宇宙の果てまで見渡せそうな,そんな気分になってくる。
冷たい洗濯物を干しながら,この青空をいつまでも眺めていたくなった。
そして,卒論も発表も全部ほっぽり出して,どこか遠くへ,ぶらぶら出かけたくなった。
==
遠くへぶらぶら,といえば,2/8,JRグループが
2021年「青春 18 きっぷ」の発売をプレスリリース。
参考:「青春 18 きっぷ」「青春 18 きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売について
(出典:ニュースリリース:JR東日本)
18きっぷシーズンのみ運行の夜行列車「快速 ムーンライトながら号」の廃止を受け,青春18きっぷ自体の廃止も注目されていた。しかし,18きっぷ自体は,本年も(なんとか)発売されることとなった。
「ムーンライトながら」は,結局乗らずじまいだった。いや,正直なところ,「乗らなかった」という表現の方が正しい。
自分は鉄道が好きで,また,その鉄道を気の向くままに乗りつぶすのが好きだ。それで,日常から遠く離れたところに行って,たっぷりと非日常に浸るのが好きなのだ。
安く,遠くへ移動できることは素晴らしいことだけど,それが主目的ではない。
あくまでも,気の向くままに,きづいたら遠くに来ていたくらいの感覚がちょうどいい。
無理をして遠くに移動しようとは考えない。
その点から見ると,「ムーンライトながら」は少々目的から外れる列車だった。
==
忙しい日常から,物理的に距離を置くこと。
計画もそこそこに,あてもなく気の向く方へ移動すること。
知らない車窓・その土地の食べ物・においに五感を預けること。
こうやって非日常へ身を置くのには,「青春18きっぷ」は最適解だと考える。
非日常へ自分を引っ張り出すことで,いろいろな要因によって狭まってしまった視野を元に戻せる。
詰まっていた諸問題を,客観的にみられるようになる。
現実世界を直視しすぎると,いろいろなものが見えなくなってしまう。
そういう問題に対して,「青春18きっぷ」は特効薬的存在だと考えている。
==
今は,ぶらぶら遠出するのにはあまりいい状況とはいえない。
遠出した先でいろいろと気を遣わなければならないし,もし自分が無症状感染者だったとしたら・・・ということも考えなければならない。
いずれ,感染状況が落ち着いたら,生き残った「青春18きっぷ」で
「思い切りぶらぶら」遠出を楽しみたい。