E2系新幹線の色褪せない魅力【出張記#11】

仙台出張の帰り,仙台駅の新幹線上りホームで「はやぶさ」を待つ間,E2系新幹線が下りホームにいた。

運転席横の乗務員扉の窓をよく見ると,「J73編成」と書いてある。この編成を含むグループは,東北新幹線の新青森延伸と同時期に増備されたグループらしい。生き残っているE2系新幹線の中では,もっとも新しい。

東北新幹線のE2系といえば,青森ゆきの「はやて」として活躍していた印象が強い。とはいえ,「はやて」という愛称はそう長くは続かなかった。というのも,東北新幹線が新青森まで延伸されたあと,1年足らずでE5系新幹線が「はやぶさ」として運行開始したから。

E5系が着々と増備され,「はやぶさ」が東北新幹線の速達列車としての地位を確立すると,E2系新幹線は脇役へ回ることになった。

上記のように,E2系新幹線の生き残り組は,隣に並んでいるE5系新幹線と,あまり変わらない時期に登場しているといえる。しかし,形式として古参であることは変わりない。「やまびこ」や「なすの」として活躍している間に,同時期にデビューしたE3系が引退し,いつの間にか東北新幹線の最古参の形式となった。

仙台駅で出発を待つE2系の両脇は,E5系新幹線で固められていた。

こうして居並ぶ先輩後輩を見ると,E2系新幹線も案外格好いいと思う。E5系やE6系のようなロングノーズが好きではないというのもあるかもしれないけど,時代を経ても通用するデザインではないか。同じような系統の顔には,東海道新幹線700系があるが,私はE2系新幹線のほうが断然好みだ。

そんなことを思っていたら,E2系が回送として出発していった。E2系は,出発するときの音もまたいい。そういえば,以前,郡山へ出かけたときに,E3系と併結して出発していくようすを動画に撮っていた。IGBTの非同期モードの音がとてもいい。最新型の新幹線ではあまり聞かなくなった音だ。

そんなE2系新幹線,2026年3月のダイヤ改正で,仙台以北への「やまびこ」による乗り入れが復活したらしい。あともう少しは,活躍してくれるかな?

参考:ダイヤ改正で「仙台駅以北」の運用が復活! 東北新幹線の最古参形式「E2系」の運用は?(鉄道コム) – Yahoo!ニュース

(おわり)


関連記事 Most Favorite Shinkansen train (Tokyo sta., 2024 – summer)

関連記事 K-3IIIとFA31mmLimitedで新幹線スナップ


カレンダー

2026年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930