K-3IIIとFA31mmLimitedで新幹線スナップ

タイトルを見て気づかれたかもしれないが,最近,一眼レフを,PENTAX K-30からK-3 MarkIIIへと新調した。

実は,Instagramにはちょこちょこと写真をアップしていた。購入の経緯とレビューは,時間をつくって書くつもりだ。

K-3 MarkIIIは,7月中旬に届いて,それから旅行やお出かけに2,3度持ち出していた。ただ,ブログでK-3IIIの写真をちゃんと紹介するのは,これが初となる。

といっても,たいした旅行ではなく,出張先でついでに撮ったスナップの紹介だ。8月末に,ちょっと東の方へ,新幹線をのりついで出張してきた。せっかく新幹線に乗るなら…ということで,ザックにK-3IIIを入れて行った。

出発は名古屋駅。

14番線から乗車した。在来線に一番ちかい新幹線ホームだ。入ってくる新幹線を撮っていたら,ちょうど,貨物線を走るEF510の顔がみえた。

今日は,31mm単焦点1本だったから,N700系とEF510との並びを撮るのはむずかしかった。駅スナップでは,こういうことがしばしば起こる。駅スナップするなら,単焦点だけでなく,望遠レンズも欲しい。

つづいて,のりつぎ待ちの東京駅。東海道新幹線と同様,東北・上越・北陸系統のいずれも,慌ただしく折り返している。おかげで,乗車予定の「やまびこ」(E2系)のドアは,出発の数分前まで開かなかった。

その暇をつかって,E7系とE2系を見ることができた。新幹線は,高速化とともに,先頭車両の顔がどんどん細長くなってきた(いわゆる「ロングノーズ」)。ただ,E2系とE7系は,そこまでのロングノーズにされることなく,バランスのよい顔立ちとなっている。

E7系(W7系)といえば,この鮮やかなブルーが目を惹く。E4系の引退にともなって,上越新幹線への乗り入れも始まっており,東京駅で2編成並びで写真に収めることもできた。

つづいて,今回乗車したE2系。登場はE7系よりずいぶん前だが,顔の長さは同じくらいだ。東海道新幹線の700系とよく似ている。俗に言う「カモノハシ」顔だ。

E2系といえば,このピンクの帯と,ロゴマークも特徴だ。長野新幹線にもE2系が乗り入れていたが,こちらは,赤色の帯だった。私は,どちらかというと,ピンクよりも赤色の方が好きだった。

E2系最後尾から,東海道新幹線ホーム側を眺めていると,ひっきりなしに列車が出ていく。ちなみに,こちら側のホームが行き止まりになっている。この線路がつながれば,東京以西から東北・上越へのアクセスが便利になるのになあ。。。と思う。

東海道新幹線は,全車両がN700・N700Sに統一された。車体もホワイトにブルーの帯。色鮮やかな車両の走る東北・上越・北陸系統と比べると,やや味気ない気もする。

そうはいっても,こうやって写真を見返していると,やっぱりN700系は格好いい。モノクロにしても見栄えがするのは,運行開始からの数十年を経て,洗練されきった証だろう。

モノクロでもう1枚。これはE7系のパンタグラフ。新幹線のパンタグラフは,騒音や空気抵抗を減らすためか,車両によっていろいろ形が違って面白い。

そんなこんなで出発時間になり,E2系「やまびこ」に乗車した。E2系に乗るのは,意外にもこれが初めてだったと思われる。

今回の目的地は福島県・郡山駅。「やまびこ」は大宮を過ぎると快走し,あっというまに郡山に着いた。

郡山駅ホームでE2系を見送る。この「やまびこ」は,進行方向側に「つばさ」を併結していた。ちょうど,以下の写真の上り線にいる編成と同じだ。「つばさ」は,この先の福島で,解結し,山形・新庄までむかうはずだ。

しばらくホームに立っていると,上り線に次の列車が入って来た。E5系の単独編成。「やまびこ」だったと思う。適当に流し撮りしたら,割とカッコいい感じになった写真。

東北新幹線も,それなりに列車の本数は多いようで,E5系のすぐあとを,E5+E6系の併結編成が追い越していった。「はやぶさ」と「こまち」の併結列車だろう。

ちなみにこのあと,下りのE5+E6も通過していった。流し撮りに挑戦したが,あえなく失敗。ノリと勢いで撮れるほど簡単ではない。。

以上,名古屋・東京・郡山の3駅での簡単な新幹線スナップのふりかえり。

今回は遊びでなく,出張だった。ということで,ザックには,PCや講義資料などが入っていた。そのなかでは決して軽いとは言えないK-3IIIだが,何枚かでもいい写真が撮れたので,持って行って正解だった。

そういうわけで,いいカメラを手に入れたので,そろそろ「自己流」を脱していきたい。と思って,本を買って読んでみたりしている。

(おわり)

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