フェーン現象で猛暑の中,北緯40度線を越える|にかほ〜秋田〜能代【2019夏自転車旅⑧】

昨年,一昨年は名古屋~苫小牧を太平洋フェリーで移動.

愛車で北海道内をぐるぐる走った.
おかげで北海道内はたくさん走ることができた.

【まとめ】2018北海道自転車旅|大自然に感動し、グルメを愉しみ、被災に涙した旅

「今年の夏は東北も走ってみたいな・・・」

ということで,名古屋から北海道まで東北経由で全部自転車で走ることにした.全部,自転車で
「北海道まで自転車で行く」自分の中では思い切った挑戦だ.でもこういう長い期間の放浪(?)旅は学生の間しかできない,来年からは研究の方が忙しくなるだろう.やるなら今しかない.

名古屋を出発してから北海道内を走り終えて,また名古屋に帰ってくるまで,25日.自分史上最も長い自転車旅の記録.

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<この記事の内容>
8日目:にかほ~秋田~能代

<前の日>
7日目:鶴岡~酒田~にかほ

<次の日>
9日目:能代~大館~青森

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8日目:にかほ~秋田~能代

キャンプ場で起床.

近くの丘の下を走る羽越本線は,ほんの少し霞みがかっている.

今日の宿はキャンプ場,ちょっとゆっくり朝食を食べる.しかし,早朝出発は揺るぎない.

国道7号線を北上

食事を終え,テントを撤収し出発.

今日は秋田市内を通って,秋田県北部の能代まで走る.

美しい日本海,青空

今日も120キロ近い行程.

海沿いの小さなアップダウンをこなしながら進む.最初に休憩で入ったコンビニで,徒歩旅のおじさんに出会った.荷物が少なくて,本当にこんなので日本を回れるのか?という雰囲気だけど,逆に荷物が少ないから洗練された旅人だともいえる.

「暑いと自転車は大変でしょう.今日も秋田は暑いから気をつけて〜」とお声かけ頂いた.いえいえ,お互い様です.

今走っているのは国道7号線.これまでずっと主要国道にお世話になってきたけど,国道7号線はその中でもかなり走りやすい道.「しんどい道だなあ」という記憶は特に無かった,ただ,暑い.暑さが辛い.

由利本荘市を抜けたあたりから,猛烈な暑さが始まってきた.

太平洋側は朝晩涼しいらしいけど,日本海側は台風から吹き込む風によるフェーン現象で,猛烈な暑さだ.(ちなみにこの日,新潟県上越市は40℃を記録したらしい)

ボトルの水をヘルメットの上から頭にかぶりながら進む.首のあたりにも水を散らす.ボトルの水はすっかりぬるいけど,身体にかけると不思議と熱が逃げていく.人口の汗として働いてくれるのだ.

由利本荘から秋田市まで,無心で走った.午前中のうちに80キロ走りきった.今日も今日とて早朝出発が功を奏した.国道7号線は秋田市街の西側を迂回するように走っており,秋田に着いた時は急に都会になった感じがした.

大都会・秋田市で昼食と洗濯

ランドリーで3人分の洗濯物を一気に回して,その間ぼんやり過ごした.Kindle でも読もうかと思ったが,暑さですっかり疲労していたのか,椅子に座ったまま眠ってしまった.

洗濯後に昼食.

 

ランドリーの周りはいくつか食事できるお店があって,その中から選んだのははなまるうどん.

もう暑い時は冷たいうどんに限る.学生(高校)時代ははなまるうどんにお世話になっていた僕にとっては,思い出の味.

冷ぶっかけに,生姜をたっぷりとのせて,レモンをざっとかけて頂く.疲れて火照った身体に,冷たいエネルギーが供給されるこの感じがたまらない.丸亀製麺もいいけど,はなまるのうどんも美味い.ごちそうさまでした.

北緯40度線を越える

食後は残りの行程(40キロ)をタラタラと流して走る.八郎潟が見えたり,北緯40度線を越えたり,疲れた身体に元気を与えるポイントもいくつかあった.

国道7号線沿いにある琴丘のマックスバリュで買い出し.ここで地元のお婆ちゃんに声を掛けられるイベントが発生したけど,東北訛りが激しくて内容は半分くらいしかわからなかった.

宿までの残り行程を走りきるため,デカビタでドーピング.痺れるうまさだった.

「森岳温泉」

買い出しを済ませたら,7号線から秋田県道217号線に逸れて温泉へ向かう.

森岳温泉というところを地図で見つけて,訪ねてみた.

地図ではこのあたりだな〜というところまで来たけど,日帰り温泉は見当たらない.ひっそりと静まり返っている.

どうやら,「森岳温泉」というのはこのあたりの温泉街の総称らしいことが判明した.古い旅館はあるものの,使われているかは微妙.典型的な昔に栄えた温泉地なのかもしれない.

しかし,温泉は健在.

森岳温泉街の下の方に,日帰り温泉施設「森岳温泉ゆうぱる」がある.しょっぱい泉質の温泉で,大浴場はかなりの高温.代わりにぬる湯があったので基本的にはそちらで疲れを取った.あと,水風呂にもしっかり浸かった.

地元の利用客が中心

温泉の出入り口では,地元で取れた果物・野菜がズラリと売られていた.

美味しそうなすももが12個100円.果物が食べたい気分だったので一つ買って帰った.キャンプ場で食べよう.

石倉山キャンプ場でテント泊

今日の宿は「石倉山キャンプ場」.温泉から60mくらい登らなければならず,さっぱりした身体に汗をかきたくなかったのでゆっくり登った.キャンプ場の手前からは,干拓地が遠くに見えた.美しい夕方の景色.

石倉山キャンプ場は,テントなら無料.

ただし,入口からサイトまで砂利ダートの下り坂を進まないといけない.オフロード装備でもないし荷物ガン積みだったので,自転車から降りてコツコツ押して下った.

 

サイトは芝生で,程よい広さだ.

僕たちのほかに3組ほどしかいない.お盆の真ん中にもかかわらず,この人の少なさ.気楽でいいな.

 

夕食はパスタ.ペペロンチーノをサクッと食べた.

食後のデザートに,温泉で買ったすももをつまむ.水で冷やしておいたので,美味しい!ジューシーで,ほどよい酸味があって,疲れの取れる旨さだ.

うまい!

夜はテントの中で30分ほど本を読む余裕があった.夜間飛行,面白い.

まとめ:身体がツーリング仕様になってきた

もう旅を始めて1週間,ようやくキャリア装備の長距離走行に体が馴染んできた感じ.

明日はいよいよ青森だ.名古屋からの長い旅路も一区切り.

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7日目走行距離:120キロ
累計走行距離:820キロ

食費:2,081円
宿代:0円(キャンプ場)
温泉:400円(ゆうぱる)
雑費:300円(ランドリー)
合計:2,781円

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