北海道にもこんな険しい峠があるのか・・・
5日目は道東自転車旅のメイン・知床です。
標津側から登って羅臼へ下り、また知床五湖へ上る
荷物満載ツーリング装備にはけっこうキツいコースでした。
ですが、たくさん登ればその分景色もいい!
知床峠・頂上からの景色は絶景そのもの、
達成感もモリモリでした。
出発!海沿いを走る
「旅の宿モシリバ」でおいしい朝ごはんをいただき、羅臼へ向けて出発しました。
この区間、途中の山を越えれば、ひたすら海沿いの道を進みます。
いざ知床峠
20kmほど走って、知床峠の麓、羅臼市街に到着しました。
ここのセイコーマートで早めの昼食をとり、補給も買います。
準備ができたら標高738mの知床峠を目指します。
この区間、冬季は通行止めになるそうです。
(それだけ険しいってことです)
序盤はやや斜度の大きい坂を登って行きます。
湯ノ沢の橋を越えたあたりから、勾配は徐々にゆるやかになります。
TTバイクに乗っていたカッコいいおじさんから
「きついのはここまで!だよー」
と湯ノ沢の橋で言われて、
そんなことはないだろ(;´д`)
と思いながら登ると、実際そうでした。
頂上に近づくと、標高1661mの羅臼岳が見えてきました。
頂上付近の雲がgood!です。
(カッコイイ!!疲れもふっとびます)
さらにゆるゆる登っていくと、最後の下りを終えて頂上に着きました!
いやー…やっぱり峠を登り終えた達成感はいいですね〜
登っている途中はしんどくて、つらくて・・・
でも登り終えたときの達成感はそれに勝りますね。
なんといってもこの景色!
ほどよく吹く風と青空が疲れを癒してくれます。
海側は国後島まで見渡すことができました。
ツーリング装備だと、こういう峠を上るのはかなりキツいです。それゆえ大事なことは「自分のペースで無理をしないこと」だと身に染みて感じました。
もちろん軽装備やTTバイクなら、ガンガン上っていいですが。
知床五湖へ
知床峠頂上からの景色を満喫したら、ダウンヒルで一気に知床五湖までの道への分岐を目指します。
途中で登りで追い抜かれたTTバイクのおじさんとすれ違いました。
すげー!!さっき登ってたのに!
どんだけ登りが好きなの…と思いました。
ダウンヒルを終えると、国道334号と道道93号の分岐に出ます。
ここから93号に入って知床五湖を目指しました。
最初は下りでしたが、後半は登りでした。
ここの登りは正直キツかったです…
知床峠よりキツかったかも…
ゆるゆると登って知床五湖へ到着です。
鹿バーガーとドリンクのセットを注文しました。
意外とおいしいですね。
ジビエとは思えない味わいでした。
その後、高架木道(ヒグマに攻撃されないようになっている)を散策しました。
先ほどまでいた知床連山を眺められます。
険しい山並みの稜線が、頂上ごとにぼこぼこと。
世界遺産に登録されるだけの絶景。
他にはない景色です。
少し歩くと湖の見えるポイントに到着です。
湖面に知床連山が反射して非常に綺麗です。
しばらく見入ってしまいました。
そしてダウンヒルで今日の宿へ向かいました。
今日の宿
今日は国設知床野営場に泊まります。
ここには夕陽台と呼ばれる夕陽を見渡せる場所があります。
天気が良くて、日没の一部始終を見られました!
スマホのカメラだとこれが限界です。
生で見るともっと美しいですね。
夕食はみんなでジンギスカン鍋を食べました。
僕は人生で一度もジンギスカンを食べたことがありませんでした。
ジンギスカンうまっ
今日は知床峠を越えて、知床五湖へのアップダウンで脚を酷使したので、バンガローで早めの就寝です。
明日も絶景が見られればいいなあ。
では、おやすみなさい。
【旅のまとめについては】
>>>【北海道ツーリング】大学生はじめての自転車旅|グルメ、自然、ときどき坂。へ
タケでした!