プラレールと伊予鉄道が鉄道好き大学院生の原点だった

趣味については,程度の差こそあれ,誰もが博識になれる。博識とまでは言わないが,人並み以上の知識を持っていることは間違いない。

これはなぜかというと,趣味として楽しむ対象のことが好きでたまらないから。そして,誰に言われなくともひとりでに,その対象を楽しんで,学び,それを続けられるから。

自分の場合,楽しみ,学んできた足跡をブログや動画として残してきている。「学び」こそWikipediaやネットニュースの付け焼刃に過ぎないが,「楽しみ」は自分で考えて動いて自分の身で体感してきたつもりだ。

こういう趣味がひとつでもあれば,毎日楽しい。仕事,学業だけでは心も体も乾ききってしまう。自分の趣味の1つは「鉄道」。じゃあ,その「趣味」の原点はなにか?それは,小さいときに遊んでいた「プラレール」や,母親に連れられて乗せてもらった「伊予鉄道」だ。

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青いレールを縦横無尽に敷き詰める

幼稚園~小学校4年くらいまで,プラレールで遊ぶのが一番楽しかった。どういう経緯をたどって鉄道に興味をもったのかは不明だが,おそらく親の実家に帰るときに新幹線や特急に乗ったことがそのうちの1つにあるだろう。

ちなみにゲームは全くしなかった。家の教育方針もあっただろうけど,自分自身,友達がやっているのを見ていても全然楽しそうじゃなかった(この辺のことはプロフィールに書いた)。

プラレールといえば,青いレール。令和時代になって今でも,「アドバンス」という「改軌版」が出ても,レールの幅は変わらない。

トップページ|プラレール|タカラトミー
タカラトミーHPより引用

親が仕事に出ているときは,この青いレールを狭い家じゅうに敷き詰めていた。自分で考えたレイアウトを組み,この上にお気に入りの車両(300系新幹線とか)を走らせるのが,何よりも楽しかった。カーペット敷きの床に顔を付けて,その車両が走り去るのを,飽きずに眺めていた。

プラレールの車両の場合,鉄道模型と比較するとその再現度はかなりアバウトなのだが・・・それでも,幼い自分には十分だった。

おすすめ:なんだこの再現度の高さは…!EF64国鉄色 HOゲージが入線

松山という土地には,今住んでいる名古屋のような路線網はない。西の果てにJR,市内に伊予鉄郊外線が走っているのみで,とても鉄道が隣り合わせの日常とはいえない。それでも,このプラレールのおかげで,鉄道を十分に楽しむことができていたように思う。

これが,自分の鉄道好きの原点の1つ。レールの「レイアウト」を敷き詰めるという点では,まちづくりや地理地形にも興味関心があったと思われる。もっと上位の視点から見ると,空間的な中に何かを組み立て,広げるのが得意だったともいえる。

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運転席の後ろに張り付いていた

もうちょっと大きくなると,母親とまち(大街道や銀天街など)に出かける機会も多くなった。親としては,留守番させておくよりは連れ出した方が気が楽だったのだろう。

出かけるときは,伊予鉄道郊外線をつかっていた。ペーパードライバーだった母は,車を運転することができなかったからだ(数年前に練習を再開して,今では軽自動車を乗り回しているが)。

大街道の最寄り駅は,「松山市駅」だ。この駅は,JR松山駅を差し置いて松山市の中心駅となっている。

参考記事:松山駅と松山市駅の違い?~JRより民鉄駅が栄えた県庁所在地~

すっかり鉄道が好きになった自分は,まちで遊ぶことももちろん楽しかったが,それよりも松山市駅まで乗る電車と,松山市駅から帰るのに乗る電車が一番楽しかった。

行きも帰りも,席についている母を離れて,運転席の後ろにはりついていた。都会の混んでいる電車では,こんなことはできなかっただろうが,田舎の電車だから余裕ではりついていられた。

当時,郊外線を走っていたのは,610系と700系(現在主力の3000系は,まだ走っていなかった)。それら車両の運転席後ろにはりついて,前面を飛ぶように去っていく景色を飽きずに眺めていた。

懐かしの700系,今では全編成がみかん色に再塗装された(2020年撮影)

このころはまだ,運転席のメータや前の景色がようやく見えるくらいの身長だった。それでも,何度も乗っているうちに,それらの動きを覚えた。付き添ってくれた母親に,「この区間が一番スピード出すんだよ」などと,嬉しそうに語っていたらしい(ということをこの間帰省した時に,母親からきいた)

スポ少に入ってから,このようにして遊びに行く機会はめっきり減ってしまった。電車に乗る機会も減ってさぞかし残念がっていたかというと,意外にもそんなことはなかった。じゃあ鉄道に対する興味が失せてしまったのかというとそんなこともなくて,それは心の奥底でくすぶっていただけ。大学生になって暇な時間ができると,再びその興味が沸き上がったのだった。

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まとめ: 他人と比べずマイペースで

今ではもう,鉄道のとりこ(画像:名古屋のド定番撮影スポット・JR名古屋駅在来線ホーム撮影記より)

子どもの時に(無意識のうちに)楽しんでいたことが,自分の好きなもの・ことである可能性が高い。

仮に大人になってから「これこそが人生の愉しみ!」というものに出会ったとしても,それは意外と「見せかけ」のものに過ぎないかもしれない。なぜなら,多かれ少なかれ周りからの「宣伝」や「情報」を浴びているからだ。本来は心の中に植わっていなかった「楽しみ」を見せつけられて,「なるほど,自分はこういう風になりたいのか」と思って「しまう」。これでは,本当の趣味には出会えない。

今は,子どもの時に好きだった「鉄道」を,大学生になったことをきっかけとして,楽しめている。今後も,他人と比べず競わず,マイペースで楽しんでいきたい。

「趣味」が人生をちょっとだけ潤わせてくれることを忘れずに。

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ちょっと前に似たようなことを書いていたので,引用しておく。

なぜ鉄道が好きになったのか【その①】幼少期から現在までの鉄道の記憶をたどる

なぜ鉄道が好きになったのか【その②】鉄道にはロマンがつまっている!

自転車も,趣味の1つ。自然と触れ合うことは,鉄道にはない愉しみだと思う。

研究ばっかりやってても息苦しくなるだけだ,たまには自然に身体をさらすことが大事だと思う。

初夏の夕暮れ,庄内川サイクリング【名古屋自転車探訪記】

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