鉄道好きな僕は,週末や長期休暇中
ぶらっと2泊3日ぐらいで,鉄道旅行に出かけることが多い.
できるだけ荷物は少なくしたいけど,でも旅先での快適度も下げたくない.
なんどか鉄道旅と帰省をして,
2泊3日以上なら40Lぐらいの容量があれば,
ストレスなく旅ができて
荷物選びもシビアにならないこと
がわかった.
ということで購入したのが
MILLET KULA40
シンプルで丈夫なブランドモノ.
これからレビューを書いていくけど
結論としては「買って良かった」
性能は文句なし,
デザインもガチガチじゃなくて旅行にも使いやすい.
[KULA40]購入に至った経緯
前回の記事で,いま使ってるザックがヘタっててミレーのバックパック欲しいよね~
ということを紹介した.ミレーのザック比較も載せておいたので,併せて参考にしてほしい.
前回の記事:【ミレーのリュック】鉄道旅行用に容量40Lぐらいのザック3つを比較
MILLET KULA40を使ってみた
活躍の場は,2泊3日以上の鉄道旅や帰省.
スーツケースは好きではない.移動や観光の邪魔になるからだ.やっぱり常に両手が空いているバックパックこそ正義.
まず,何枚か写真を貼っておく.
174cmの男が40Lのザックを背負うとこんな感じになる
シンプルなデザインがお気に入り
KULA40のカラーは全部で3色
(グレー・ブラック・カーキ).
その中から僕が選んだのはカーキ
(公式にはSOLID GREYという).
基本的に地味な色の服を着ることが多いので,それならばザックぐらいはちょっと明るめの色の方が良いだろう.ということでカーキを選んだ.
カーキに限らず,KULAの他の色にも共通して言えるのは「派手すぎないシンプルな色」だということ.
ザックを背負っている写真を見れば,後ろからは控えめな色遣いのカーキ1色しか見えない.
このシンプルさが,個人的なお気に入りポイント.
なかなかイケているのではないかと思う.
登山ザックは基本的に派手な色遣いになってしまう(遭難防止)
MILLETに限らず,大きめで,かつ背負いやすいの登山ブランドのザックを買おうとすると.往々にして派手な色に尻込みしてしまう.
でも,KULAはデイリーユース~旅行向け.したがって普段着で背負っても主張が激しすぎず,シンプルで使いやすい.
以前の比較記事でこんなことを書いてたけど…
しかしながらシンプルなデザインゆえに、普段使っているザック(ノースフェイス)とそこまでデザインが変わらないのが・・・。
「せっかくザックを買うなら、縦長な登山ザックの方がいいんじゃない?KULAだとあんまり普段のザックと変わらないよ」という気持ちもある(性能的には全くKULAで問題無い)
結局はKULAにして正解だった.縦長のザックは目立つし,場所もとる.シンプルな方がカッコイイ.
背負い心地もいいね
鉄道旅って,意外と徒歩距離が長い.
のりかえ駅で跨線橋を渡って反対側ホームへ,車内に入ってから目的の座席までの移動,駅から観光地までの移動,等々・・・
「歩く」ということに対して「背負い心地」は大事.
KULA40は登山ブランドの技術が使われているので,僕が以前使っていたデイリー用のザックよりもはるかに背負いやすい.
スポーツブランドのザックや,普段使い向けのザックは
長時間歩くことを想定して造られていないものが多く,背負って歩くと結構疲れる.
僕も以前は写真のザック(THE NORTH FACE TALLAC30) を背負って,鉄道旅をしながら歩いた.
駅から観光地まで,これを背負って歩くことも何度かあったけど
やっぱり最後の方は疲れていた...ウェストベルトがないし,背負い部分も薄めの造りなので肩に一点集中で重さがかかる.
一方のKULA40は,背負ったままあちこち歩いても,全然大丈夫だった.
ちょっと細いけど,ウエストベルトとチェストベルトがついている.
型崩れ防止に,背面には太いワイヤーみたいなものも入っていて,荷物によって背中とザックが離れることもない.
ショルダーの部分も丈夫に造られていて,普通に旅行する分には十分すぎるほどの背負いやすさ.
丈夫な造りなのはもちろん,なんというか「バランスが良い」感じもする.40Lだから,それなりの重みは感じるはずなんだけど,30LのTALLACを背負っているときと重さの感じがあまり変わらなかった.つまりは重さがうまく分散しているということだ.
あと,登山ザックらしく「ハンドレスト」もついていて,これも意外と便利.
ポケットが沢山,アイテムを賢く収納できる
KULA40には,旅行に嬉しい沢山のポケットがついている.
40Lモデルは「2気室」になっていて,メインポケットが2つに別れている.
ざっとまとめるとこんな感じ.
- メインポケット(背)
- メインポケット(前)
- 背面サブポケット
- 取り出し口サブポケット
- 下側サブポケット
- 両サイドサブポケット
- 収納式チェストポケット
圧倒的ポケット量.
僕は冬の鉄道旅にて,これらのポケットをフル活用していた.
ざっくりまとめてみると...
大学生協で購入したゴツいPCを持っていったら,さすがにパンパンになったが・・・
こんな風に沢山のアイテムを分けて収納することができる.
下着類なんかは,宿でしか取り出さないから下のポケットに詰め込んでおけば良い.逆に頻繁に取り出す時刻表や財布は,背面外側・縦ファスナーで開閉が簡単な背面サブポケットが便利.
メインポケットのファスナーは,デイリーユースのザックに比べるとやや開きが小さい.でも,使っていけばすぐに慣れるし,登山ザックの中では結構開く方らしい.
あと,(この記事を書きながらザックをいじってて気がついた)
下ポケットからメイン収納へのアクセスもできる.
こんな感じで,かなり洗練されていて多機能な収納.
「やっぱり登山ザックってすげーな~!」というのが最終的な感想.
旅行で40Lって多くない?
40Lという容量は,人によっては多く感じるかもしれない.
実際,「旅行 バックパック 容量」とかでGoogleで検索すると,「30Lぐらいでいいよ!40は大きすぎw」みたいなのをよく見かける.
でも,そういう記事とかを書いている人は,
だいたいが旅のベテランさんか,少ない荷物になれている人,
あるいは海外一人旅~みたいな人.
ふつうの旅行に必ずしも参考になるとは限らない.
大事なのは自分の旅のスタイルに合わせていくこと.
僕は40Lのザックを買って良かったと思っている.
買う前は「40ってちょっと大きすぎるかな?」と考えたけど,冬場の旅行には40Lぐらいがちょうどよかった.頑張ってまとめようとしても意外と荷物が減らない・・・みたいなのはよくあること.40Lならその荷物を何とか受け止めてくれる.
あと,30Lザックでは一眼レフやおみやげが入らなかった.
それらを手持ちで歩いてて,結構邪魔になってた.
でも,40Lのザックを買ってからは,それらを全部ひとまとめにして,両手は常に手ぶらで歩けるようになった.
僕は鉄道に乗るのも好きだけど,それ以上に「知らないまちを歩く」のも好き.
だからできるだけ両手は手ぶらで,ずんずん歩きたい.
で,刺さる景色があれば一眼レフでパシャッと.
旅のスタイルは人それぞれなので,自分が「こういう旅を,旅行をしたい」というのを明確にしてから容量を選ぶといいと思う.
KULAには30Lタイプもある.
まとめ:新しい鉄道旅の相棒に!
いろいろ比較してから購入したのもあって,KULA40にはとても満足している.
使っていてワクワクする楽しいアイテム.これからも鉄道旅や帰省に大活躍するに違いない.
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