チューブレスレディホイール【RXD3】をチューブレス運用するために揃えたもの

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先日,納車当時のホイール不調について紹介した.

勝手に回るペダル,フリーホイール不調…リアハブ交換?新ホイール購入?

リペアに2万円近くかかりそう・・・ならばと

このたび思い切って「チューブレスレディホイール」を購入した.これまでのホイールは完成車についていたもので,クリンチャー運用だった.今回,せっかくチューブレスレディを買ったのだから,チューブレスで運用してみることにした.

この記事ではチューブレスレディのホイールをチューブレス化するために,買いそろえたアイテムを紹介する.

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チューブレスレディホイール【RXD3】

チューブレス化の主役・チューブレスレディホイールは

アレックスリム「RXD3」

をチョイス.

amazonで購入,デカい箱でやってきた・・・

箱を開けてみる.

ホイールの上にスルーアクスルクイックがあった.

愛車は前後クイック,サイズは確認済み.

ホイール本体を持ち上げると・・・めちゃくちゃ軽い.

持った瞬間にわかる.完成車とは全然違う.今までホイールなんて変えてもそんなに変わらないだろう・・・なんて「食わず嫌い」をしていたけど,これはちょっと面食らった.こんなに軽いと,ロングライドがかなり楽になりそうだ.

Alexrims rxd3

完成車のホイールもアレックスリムだったけど,いわゆる「鉄下駄」.お世辞にも軽量とはいえないホイールだった.一方,RXD3は同じアレックスリムが販売している軽量DB用ホイール.ネット上では高評価が多く,低価格なので,最初のアップグレードホイールにはピッタリだと考えた.

参考重量1550gで,価格は5万円少々.ディスクブレーキ用軽量ホイールとしては,破格の安さだと思われる.

背中を押してくれたレビュー↓

アレックスリムズ RXD3 インプレ ディスクロードのホイールをアップグレード Alexrims
坂バカスタッフRYOです。 最近はFeltのマルチロード、VRの走りにはまっています。 20~25km/hで走

チューブレス化に必要なアイテム

チューブレスタイヤ【IRC】

チューブレスに対応したタイヤも持っていなかったので,新しく購入.

今年はシクロクロスにも挑戦するかも・・・なので,ちょっといいタイヤを.

IRC SERAC CX EDGE

CXレースで高い使用率を誇るIRCの最新CXタイヤ.

ちなみにIRCは「井上ゴム工業」といい,愛知県名古屋市に本社を構えるゴム製品(主にタイヤ)の会社.大正15年創業の歴史あるカンパニー.自分の住んでいる愛知県の会社のタイヤを履けるって嬉しい.

「SERAC」シリーズにはこれまで「ノーマル」「サンド」「マッド」の3種類があった.そこへ新しく登場したのが「EDGE」.

画像出典:CYCLOCROSS|アイ・アール・シー井上ゴム工業株式会社

EDGEシリーズは,「サンド」シリーズのノブに,サイドノブを加えたような形状.シリアスなCXレースでも高いグリップ力が発揮できそうなタイヤ.

一方,ノーマルやマッドはがっつりオフロードのタイヤ.ノブがゴツい.オンロードをたくさん走るとノブが削れてもったいない気がするので・・・

オンロードもそれなりに走る予定の僕は,大きな負荷なく走れそうな「EDGE」を選んだ.

ビートはそれなりに固そうだが・・・果たして装着できるだろうか?

チューブレスキット【Alexrims】

チューブレスレディホイールをチューブレスで運用するには,気密性の高い専用のリムテープ・バルブが必要.

ちょうどAlexrimsの純正キットがあったので,Amazonで購入.リムテープとバルブが入っている.

リムテープ幅は以下の対応表で確認,RXD3は22mm.

ALEXRIMS チューブレスレディキット対応表

シーラント【IRC】

チューブレス”レディ”ホイールにチューブレスタイヤを履かせる場合は,
シーラントを注入して運用しないと(構造的に)エア漏れしやすいらしい.ということでタイヤに合わせてIRCのシーラント(500mL)を購入.

純正品なので多少高くつくけど,よくわからない素人なのでおとなしく純正品を買う.

(追加)シーラントを入れる注射器

このデカいボトルでは,バルブから入れられないことに気付いたので,近所の百均で注射器を購入することに.

自転車用インジェクタもあるらしいけど,評判はイマイチ.ネット上では「百均の注射器」で入れている動画・ブログが多かったので,とりあえず注射器でやってみよう.

追記:近所の百均には注射器がなかったので,代わりにドレッシング容器を購入した.先が細くてちょっとずつ入れられるタイプの容器ならどうにかなるだろう.

目盛りは計量カップを駆使して自分でつけた.とりあえず100mLを10mLきざみで.

先っぽをはさみで切ると注ぎ口が現れるタイプ.

良い感じだ.ただし,容器を強く押しすぎると本体と蓋の隙間からどんどん漏れ出てくるので,そこだけ注意して作業しないといけない.

(追加)バルブコア外し

コチラも追加購入.

シーラントをバルブから入れるのだが,「バルブコア」と呼ばれる部品を外さないといけない.

バルブコアを外すためのツール,そんなツールあるんだなあ・・と感心.

まとめ:機材投資

ホイール,タイヤ,シーラント,チューブレスレディキット,諸々のツール合わせてお値段7万円ほど.

高い・・・高いけど・・・後悔はしていない.

グラベルキングはそろそろダメになる頃だったし,ホイールも調子悪いし,シーラントは大容量だからこれからも使えるし,・・・必要な出費だと思う.

最終的には,誕生日プレゼントということで自分を納得させた.最近あんまり楽しいことにお金使えてないし,機材投資も我慢してきたし,21歳になるんだし,いいでしょ..!

次回記事では,チューブレスタイヤの装着・ビート上げ挑戦を紹介.

【IRC】チューブレスタイヤの装着・ビード上げにフロアポンプで挑む
IRC公式サイトの動画と石けん水・フロアポンプと根気を武器に,チューブレスタイヤの装着に挑む.
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