午後からサクッと,秋の国道1号サイクリング|名古屋→亀山

午後から日没まで,国道1号をサイクリング.

半日で60㌔くらい走って,名古屋から亀山まで行ってきた.

途中,木曽三川を大きな橋で渡ったり
2車線のバイパスだったり
そうかと思えば,対面通行の道路だったり

表情豊かな国道の日本代表を走って来た記録.

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国道1号|名古屋→亀山

今日は土曜日.

午前中は,助教の先生からもらったレビュー論文を読んだ.

英語の論文だったので,2時間ほど読んだらすっかり参ってしまった.

ふと窓の外をみると,空が高い.運動でもしてスカっとしたい気分になった.

最近運動不足だし,土日両方いい天気っぽいし,ちょっとロングライドでも行こうか.特に行きたいところはないけれど,走りに行きたい.

行くあてはないけど遠くに行きたい,こういうときは,数字の小さい幹線道路を走るのがいい.それで行くところまで行って,日が暮れたら輪行して帰ってこよう.

名古屋から国道1号へ

名古屋から自転車で走れる,もっとも数字の小さい国道は,みんな知ってる国道1号線.東京から名古屋経由で大阪まで延びる,日本の大動脈.

以前,さわやかにハンバーグを食べに行くとき,豊橋の方まで走った.だから今日は三重県の方へ走ることとする.

実は三重県側の国道1号も,四日市までは走ったことがある.ただこのときは伊勢神宮が目的地だったので,四日市からは伊勢神宮へ行くために国道23号の方へ入った.なので,走ったことがあるのは名古屋→四日市の区間のみ.そこから亀山までは未走破区間だ.

家を出るときの気温は20℃あるかないかくらい.今日は晴れていて,日向で運動をしていると汗ばむ体感.ということで,夏用のアンダーシャツの上にTシャツを着用,下はユニクロのタイツに短パン.夜は12,3℃まで下がりそうなので,モンベルのレインウェアをウインドブレーカー代わりに持っていくこととした.

あとは輪行袋と併せて,オルトリーブのサドルバッグへ詰め込んで出発.

下宿から名古屋市街をしばらく走り,パロマの工場あたりからR1へ合流.

「1」を抱いたおにぎりマークを見ると,なんだかウキウキする.西は四日市,東は豊橋へ延びる幹線道路.こういうスケールの大きい青看板が好きだ.1桁国道は,走っている途中に現れる青看板に書かれている地名も,100km以上先まで表示されることが多い.自分は鉄道好きなのはもちろんだけど,こういう道路とか地図とかも好き.目的地を決めずに,ただ国道や県道を走るだけでも結構楽しいなあ~ということに最近気づいた.

しばらくは名古屋市内を走る.

名古屋の中でも海沿いの区や市は,あまり馴染みがないし,遊びに行くこともあまりない.こんな風景なんだな~と思いながら走った.気温20℃くらい,夏用長袖アンダーでも,じっとり暑い.あと,西に向かって走っているので,正面から照らしてくる日差しがキツイ.サングラス掛けてきてよかった~

交通量,信号ともに多いので,ペースは抑えめで.

名古屋を抜け,県境またぎ

名古屋の市街地を抜けると,ようやく交通量が減って来た.相変わらず車のスピードは速いが.

環状2号(国道302号)との交差点手前の側道に設置されている青看板.この交差点(かの里とか言ったかな)は,国道1号本線は高架でオーバーパスしていた.軽車両は通行止めなので,こちらの側道へ.

こういう青看板も好き,情報量多くてデッカイ看板.左へ行けば伊勢湾岸道,右へ行くと名二環,名古屋高速5号万場線.もちろん進行方向は国道1号四日市.こういう都市高速が掲載されている青看板は,都会じゃないとまず見られない.田舎出身の自分には,こういうの見るだけでも結構楽しいのだ.

天下の国道1号だが,名古屋市を抜けてから三重県に入ってしばらく走るまで,対面通行も結構な頻度で現れる.多分,片側2車線より対面の方が多かったはず.まあ,愛西とかあまとか蟹江とか,あの辺は交通量自体多くないから,片側2車線を整備する必要はないのかもしれない.

そんな対面通行をビュンビュン飛ばすトラックにビビりながら,木曽三川まで黙々と走った.

愛知と三重の県境付近は,この地域を流れ伊勢湾にそそぐ「木曽三川」の河口付近.
名古屋側から走ってまず渡るのが「木曽川」.緑色の尾張大橋.下流も下流ということで,川幅がかなり広くなった木曽川を,この橋で渡る.

橋の真ん中付近に,愛知=三重県境がある.手前側が愛知県弥富市,奥側が三重県桑名市(愛知県西部から三重県東部の地名は,どっちが何県だったかいつも混乱してしまう,三重県弥富市?愛知県桑名市?).

尾張大橋は,歩道がトラス橋の脇を沿うように延びているので,車を気にすることなく走ることができる.足元はコンクリートで舗装されていて走りやすい.ちなみに,車は2車線,昔に造られた橋で幅もかなり狭め.大河川をまたぐ日本の大動脈の橋としては,ちょいと役不足感は否めない.

桑名市に入ってすぐに,今度は「揖斐川・長良川」をいっぺんにわたる.揖斐川と長良川は,木曽三川のうちの2つの川だが,桑名の国道1号が走るあたりではもう合流地点が近いので,2つの川を1本の橋で渡ることができるのだ.

これらの川をまたぐのが伊勢大橋.先ほどの尾張大橋よりも,塗装がはげ落ち錆がむき出しになっている.が,この伊勢大橋は,今後架け替え工事が行われるようだ.名古屋から進行方向左側には,それらしき用地が準備されていた.現在は2車線の狭い道路だが,新しい道路は4車線になるものと思われる.この年季の入った橋も,そのうち通れなくなるのだろうか.

この伊勢大橋は,先ほどの尾張大橋よりも車の流れが悪く,詰まっているように見える.その原因と思われるのが,橋の真ん中,2本の川の中洲付近にある交差点.橋の上に交差点,しかも信号機まで備わっている,非常に珍しい構造.この交差点,日中は名古屋方面からの右折はできないため,三重方面からの車のみ左折してゆく.上り線の方が混んでいるのは,多分それが原因だろう.

中洲に延びているのは,海津方面への抜け道となる県道106号線だそうで.彼らにとってはありがたい道だけど,国道1号の利用者にとっては・・・?

市街地を西へ|桑名→四日市

木曽三川を渡ったら,桑名市街地まで走って休憩.

下宿からここまで,30km少々.自転車に乗り始めて4年目になるけど,休憩の間隔を長くとれるようになってきたのは成長だと思う.最初の方は,なんとなく20km1時間くらいで休憩したいな~と思って,それでコンビニとかに停まって休憩していた.でも,最近はペースよく走れている間は走って,だいたい30kmを目安に休憩を考えるようになった.体重が軽くなったのもあるだろうし,漕ぎ方に無駄が減ってきて,”燃費”が良くなったのもあるだろう.

桑名市街地東部にあるファミマ.ここで一口大福を買って食べる.
イートインがなかったから,駐車場で地べたに座って食べる.こんなことしたのいつ以来だ?最近ロングライドしてなかったから,こういうことだけでも楽しい.

大福でエネルギーを補給しながら,残りの行程を地図で確認.実は,家を出た当初は,津あたりまで走って近鉄で輪行して帰ってくるつもりだった.だが,走っているうちに,そしてファミマで地図を見ているうちに「そういえば四日市⇔亀山間の国道1号線って未走破だな」ということに気づいたのだ.桑名から津までの道は,伊勢神宮へ行くときに走ったし,今日は国道1号をこのままずっと西へ行ってみようかな~と思い始めた.

ファミマを出発してから,次に行き先が分かれるのは四日市だ.四日市市内にあるR23とR1の分岐までに,どちらへ行くか決めることとなる.

桑名から四日市までの間は,距離にして40km前後の区間.足が温まり切らず,また,信号も多い区間.しかも対面通行で路肩も荒れているところが多いため,なかなかつらい区間だった.

川越付近で左側に火力発電所を見つけたりして,なんとか景色をみて気を紛らわしながら,四日市まで走った.

四日市付近,R23の分岐がいくつかあったが,これをパスしてR1へ向かった.日没までには亀山まで行けそうだ.亀山から先は,険しくないものの山間区間(鈴鹿峠)に入るから,今日の目的地は亀山に決まりだ.日が落ちてからは気温も下がるし,交通量の多いR1は危ないから走りたくない.

国道25号と重複|鈴鹿→亀山

四日市市街とその周辺は,あまり道幅が広くない.

このあたりは昔の東海道をそのまま引き継いだような道路になっているのだろうか?

四日市を抜けると,国道23号から短い単独区間を経て国道25号が合流.名阪国道と並行するように走る大阪まで延びる国道だ.

国道25号が合流するあたりから,道幅が広くなり,片側2車線のところが大半となった.それに伴って,鈴鹿までは市街地が少なくなった.

右側にゴルフ場が見える上り坂を超えたところくらいで,足がイイ感じに温まった.坂を下る前に,鈴鹿市に入った.国道1号は市街地よりも北側を走っているようで,いくつかの交差点で「鈴鹿市街」の案内文字が,左方向を指していた.

交通量は多いけど,道が広くて気持ちよく走れる.ちょうど陽が傾いてきて,山の端が見事な橙色に色づいている.気温は下がってきたが,体は温まっていて,ホントにちょうどいい体感.

まぶしいけど,綺麗だ.ちょっと疲れてきたところでこんないい景色を見ると,もうちょっと頑張ろうという気持ちになれる.

陽が沈む前後のこの夕焼けの景色が好きだ.この景色を一日中見られたらいいなあなんて思うくらい.でも,短い時間しか見られないからこそ,美しいと思えるのかもしれない.

今日の終点・亀山駅に到着

亀山市街に入る手前くらいのところで,丸い夕陽は山に隠れ,徐々に暗くなってくる.信号待ちの間に尾灯と前照灯を取りつけ,フラッシュで点灯する.

山を下り亀山市街に入ると,思ったよりも都会でびっくりした.

亀山駅より西側(関宿の方,国道25号)は2度ほど走ったことがある.そのときに西側から見た亀山駅周辺は,あんまり大きな商業施設はなかった.だから,亀山周辺はその程度の印象しかなかったのだが,東側には大きな商業施設がギュっと凝縮されるように並んでいた.

亀山駅には,ギリギリ真っ暗にならないくらいに到着.時刻は17:25.空の色はオレンジから濃い紫そして黒色に変わってきている.

JR東海が管轄する,唯一の在来線会社境界駅だ.そのほか,JR東海が乗り入れる在来線の境界駅は,すべて乗り入れの他社が管轄している.紀勢本線:新宮(西),東海道本線:米原(西),中央西線:塩尻(東),飯田線:辰野(東),高山本線:猪谷(西),身延線:甲府(東),御殿場線:国府津(東),東海道本線:熱海(東)...これ全部他社管轄の駅.

一方,東海道新幹線は,東西の境界駅をがっちり抑えている(東京駅と新大阪駅の新幹線ホームには,JR東海カラーの駅名標がかかっている).在来線はともかくとして,新幹線に関してはぬかりがないといったところだろうか.

今年で130周年を迎えた亀山駅の駅前は,再開発中.建物は少なく,背丈よりもうんと高い工事用の白い防音壁だけが立っていた.

【続きはこちら】

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翌日は,草津(栗東)から,国道8号に入り,旧中山道を走って岐阜まで帰った.

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まとめ:国道を走ることの楽しさ

以上,名古屋から亀山まで国道1号を走った記録.

大都会・名古屋から海沿いへ.

大河川を渡り,県境をまたいで市街地へ.

市街地を抜けると,バイパスのような道路になり,最後は亀山まで.

60km,距離は短め,高い峠もなく平坦な道のりだけど
景色の移り変わりや道路の具合はコロコロ変わっていく.

そこを自転車で走ると,それだけでもう楽しい.別に絶景はなかったけれど,バラエティに富んだ道を走れるのが幹線国道のいいところ.

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ちなみに,東は豊橋,西は亀山あたりまでしか走ったことがない.静岡や大阪方面は未走破.名古屋にいる間に,走ってみようかな.

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