画像:PAKUTASOより引用
じゃがいもが好き,なのでコロッケが好きだ.
ひき肉は多めで,カラッと揚がったのがいい.
でも,ごはんのおかずにはならない.
でも,好きだから買ってしまう.
総菜売り場
下宿大学生,毎週1回,近所のスーパーへ行って野菜や肉など食料品を買いに行く.
野菜や肉が安い日は,揚げ物や総菜も均一セールをやっている.
卵,豚肉,納豆,葉物野菜,根菜・・・あとはパスタソースに缶詰.
全部買ったかな,とレジへ向かう.
そこで,レジの近くにずらっと並んだ揚げ物が目に入る.均一セールだ.
家は電気コンロだし,油の処理が面倒なので,揚げ物は家で作らない.なので,スーパーで買って帰ることが多い.
ずらっと並んだ揚げ物はどれも美味しそう.
どれを買おうかいつも迷ってしまう.
日持ちがしないからその日のうちに食べないといけない.そうすると,必然的にここで買って帰る揚げ物が今晩のおかずになる.
どの揚げ物がいいかな
貧乏性だから,均一セール均一価格であればやっぱり大きい揚げ物の方がいいように感じる.
大きく見える揚げ物はやっぱり,コロッケだ.周囲にある揚げ物たちよりも力強く「オトク」感を振りまいている.
なんでコロッケが大きく作れるのか?
それは,じゃがいもがメインで材料費が安いからだろうと思う.
他にも,レンコンの1枚揚げは大きいが,おかずとして食べるにはちょっとボリュームが足りない気がする.わざわざ揚げ物買うのに肉が入ってないのはちょっと・・・と敬遠してしまう.「コロッケだってほぼ野菜(ジャガイモ)じゃないか」と言われればそれまで,だけど,一応コロッケは挽肉が入っている.
あと,コロッケと同様に,チキンカツやメンチカツは大きくてお得感がある.
エビフライは小さいからダメだ.
そんな風に思考を巡らせ,コロッケと肉系の揚げ物(メンチカツであることが多い)を袋に詰める.
会計をして,リュックに詰めて,自転車で下宿に帰る.
食卓に登場するコロッケに思う
買い物に行く日の夕食は,そんな感じで揚げ物になることが多い.(もちろん揚げ物を買って帰らないこともあるので,必ずしも揚げ物というわけではない)
この日の夕食は,買ってきたコロッケ・メンチカツ,カボチャの煮付けと,にんじんのナムル,インスタント味噌汁,ごはん.ラジオを聞きながらもぐもぐ食べる.
食べ始めて気付く.
「コロッケ美味いけど,ごはん進まないな…」
他の揚げもの,この日だったらメンチカツ,は,ソースかけて食べれば立派なおかずになる.ごはんがどんどん進むんだけれども,コロッケはどうも様子が違う.揚げ物なんだけれども,ごはんのおかずにはなりきれていないのだ.
コロッケはおいしいのに,ごはんがすすまないのは,多分じゃがいものせいだろう.コロッケをさくっと頬張ると,口の中はじゃがいもという炭水化物で満たされる.安いコロッケだと特にじゃがいもの割合が高い.そこへごはんを詰め込もうとしても,ケッコウケッコウもう炭水化物は要らない,となってしまう.
あと,メインであるじゃがいもは,水分が少なくてぱさぱさする.しかし,じゃがいものほくほくとした美味しさは水分が少ないことから生まれてくる.水分が多かったらべちゃべちゃして美味しくないだろう.コロッケがコロッケたるアイデンティティを保てているのは,じゃがいものホクホク感のおかげ.
他の揚げ物は,肉汁という名の水分(否,脂)がたっぷり含まれていて,ごはんとよく合う.口の中が「ごはん欲しい」と主張してくるのだ.
ごはんが余った.
そんな風に食べ進めていくと,メンチカツだけごはんが進んで,
コロッケのときはごはんが進まない.
最後にはごはんがちょっぴり余ってしまう.
インスタントの味噌汁で流し込んで,ごちそうさま.
まとめ:でもコロッケは好き
コロッケでごはんはすすまない.
でも,総菜売り場で並んでいると大きくオトクに見えて,自分もじゃがいもが好きだから,ついつい買ってきてしまう.それでごはんが一口分余ってしまう.
そんな,食料品を買う火曜日のルーティーン.
おわり.
(なんだこれ)
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