博士後期課程の入試へ出願してきた

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題名の通り,本日,後期課程入試へ出願してきました。

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博士後期課程の入試へ出願してきた

後期課程も郵送で出願

12月にD進を決めてから,進学に関するあれこれを散逸的にやってきましたが,とうとう入試出願の時期になりました。

後期課程でも同じ研究室でほとんど同じ研究をやるのに,入試があるの?と思われるかもしれませんが,うちの専攻は修士課程と博士課程とが,博士前期課程と博士後期課程という形で前後期にわかれています。なので,D進はすなわち,後期課程への入学ということになるので,一応入試を課せられます。

ただ,課程自体は「博士課程」なので,内部進学者,つまり,同じ課程を進む学生は,入学金を払う必要がありません。ラッキー!(これに加えて,「検定料」(受験料みたいなもの)も不要です。後述のように,後期課程の入試は口頭試問がメインで,前期課程入試のように,試験問題や監督といった業務・手間が少ないからです)。

余談ですが,有名私大には「一貫制博士課程」といって,修士2年+博士3年の合わせて5年がくっついた課程もあるらしいです。そういうところだと,たぶん「後期課程入試」なんてのはないんでしょう。

後期課程の出願にあたって必要な書類は,志願票や写真票をはじめとして,だいたい前期課程と同じです。書類にかんして違うのは,「研究経過の概要」を書く必要があるだけです。修士までにやってきた研究内容を,wordで2000文字程度書く必要があったので,これを6月下旬くらいから書いてました。

ついでに,最近つけ始めた日記をぱらぱらめくって,6月をふりかえってみると,

入試の書類はもちろん,民間奨学金の書類,卓越大学院の書類,学会の予稿,,と,締め切りに追われながら,ひたすら書類を作っていました。

5月の学振から続いて,後期課程に行った先での生活費確保のためなので,こればっかりは仕方ないですね。金のためには書類が要る。。書く内容は同じでしたが,フォーマット・ボリュームがてんでばらばらで,最適化するのが大変でした。

書き終えた書類を封筒に入れて,小雨の中,郵便局へ出しに行きました。コロナの影響で,前期課程に引き続き,簡易書留・速達での出願でした。。

同じ大学内で郵便するのは,郵便局の窓口に行列ができて局員さんは大変だし,数百mの配達に人手がいるし,金もかかるし,,大学事務以外にメリットがないと思うので,,ぜひとも事務での対面提出を復活させてほしいです(切実)。

後期課程への内部進学者は口頭試問のみ

内部進学者に対しては,口頭試問が課せられます。前期課程のような筆記試験はありません。

うちの専攻(電気工学)は,定員はたしか9名だったかと記憶しています。それに対して,専攻の内部進学者は,(おそらく)片手で数えられるほどしかいないと思われます。一方,大学全体では,博士進学者を増やそうと躍起になっている雰囲気があります。

なので,大学(というか専攻)としては,後期課程志願者に対して筆記試験を課して競争させる必要はなく,むしろある程度修士の研究がうまくいっていれば(いっていないとしても)Welcomeみたいなところがあるんじゃないかと,邪推しています。

そういう感じなので,少なくとも内部進学者には,筆記試験が課せられません。

また,うちの専攻の後期課程では,指導教員を主査,同じ専攻の先生2名を副査として,中間審査や最終審査(学位審査)にあたってもらうことになっています。

後期課程入試では,これら3名の先生に,同じ専攻だけど研究内容が全然違う2名の先生が加わり,合計5名の先生が,口頭試問を行うようです。

口頭試問の日程は,前期課程の筆記試験と異なり,指定された期間の間で,先生方の都合がいい日時で行われるそうです。ちょうど今日,指導教員の先生が,他4名の先生にANDをとってくださって,口頭試問は来月上旬に決まりました。

口頭試問は,自身のプレゼンテーションが30分,質疑応答が30分,計1時間です。基本的に落ちることはないと思っていますが,この1時間の試練を乗り越えなければ入学は許されません。

こういうこと話したらいいよ~みたいなアドバイスは,先生から立ち話程度に頂いたので,とりあえず1カ月かけて準備していこうと思います。

これまでの学会では,15分のプレゼンテーションが最長なので,今回の口頭試問はそれの2回分の時間になります。もちろん,こんなに長い時間の学術的なプレゼンテーションは初めてです。

ただ,今回のプレゼンテーションは,学会のように,1つのトピックを理路整然と,専門家相手に話す場ではありません。どちらかというと,過去ー現在ー未来にわたる時系列的なトピックを,見通しよくプレゼンテーションする場だと思います。

30分という時間にとらわれ過ぎず,話す内容をかっちり決めてからスライドを作っていきます。見切り発車にならないようにやっていかないといけません。

(おわり)

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