小樽から札幌へ|カプセル・イン札幌宿泊記【2019夏自転車旅⑭】

昨年,一昨年は名古屋~苫小牧を太平洋フェリーで移動.

愛車で北海道内をぐるぐる走った.
おかげで北海道内はたくさん走ることができた.

【まとめ】2018北海道自転車旅|大自然に感動し、グルメを愉しみ、被災に涙した旅

「今年の夏は東北も走ってみたいな・・・」

ということで,名古屋から北海道まで東北経由で全部自転車で走ることにした.全部,自転車で
「北海道まで自転車で行く」自分の中では思い切った挑戦だ.でもこういう長い期間の放浪(?)旅は学生の間しかできない,来年からは研究の方が忙しくなるだろう.やるなら今しかない.

名古屋を出発してから北海道内を走り終えて,また名古屋に帰ってくるまで,25日.自分史上最も長い自転車旅の記録.

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<この記事の内容>
14日目:小樽~札幌

<前の日>
13日目:洞爺~倶知安~小樽

<次の日>
15日目:札幌~北見(輪行)

14日目:小樽~札幌

小樽の健康ランド「オスパ」にて起床.朝食は用意していなかったので,とりあえずチェックアウトしてセコマに入る.

やさしいセコマの店員さん

オスパ隣接のセコマは,結構昔からあるような雰囲気を漂わせている.朝食として100円パスタとか飲み物とかを買って,いつも通り店の前に座り込んで食べる.

おいしいパスタをもぐもぐ食べながら,天気予報とにらめっこしていると,ゴミ掃除に出てきたセコマの店員さんに話しかけられた.人の良さそうな,コンビニ店員にしては高齢に見えるオジサン.

恒例の「どこから来たの?」から始まって,いろいろ話しているとどうやらその人は年金暮らしの傍らコンビニで働いているっぽく,また休暇中にはいろんなところへ車で旅をするという方だとわかった.

出身が愛媛だと言ったら「松山は行ったことあるよ,道後温泉は行った.奥さんと喧嘩しちゃったけどね,ハハハ!!」的なことを言われて苦笑いするしかなかった...

そのうち店員さんは店に戻った.感じのいい人だったなーと思いながら朝飯を食べていると,店から出てきて

「これ、おじさんから」

セコマのエナジードリンクをタダでくれた.コンビニなのに!

素敵なおじさん店員に出会えて朝から幸せだった.

札幌に自転車で到達!

エナジードリンクでパワーチャージしたら,小樽市街を札幌へ向けて東進.余市~小樽同様,小樽~札幌も慣れた道.張碓峠とか,札幌市内の信号の多さとか大体把握済み.(この区間の走行記録は,こちらを参考に)

札幌に着いたのは午前10時前.

午後からは雨が降る予報だったので,今日の行程は札幌で終わり.

名古屋から日本海側をずっと自走して,津軽海峡を輪行で越え,函館からまた自走で札幌まで.達成感がスゴい!輪行してるときとか,泊まった宿のオーナーさんとかから「どこから来たの?」と聞かれて素直に「名古屋から自転車で来ました」と言えるのが嬉しい.(フェリーで来たことをいちいち説明しなくていい)

札幌を散歩

駅前で一通り達成感に浸り終えたら,自転車を駐輪場において札幌を散歩することにした.札幌観光において,自転車は必要ない.さっぽろ創世スクエアに無料の駐輪場があるので,昨年同様そこへ自転車を置いた.(参考:【無料】駅近で便利なさっぽろ創世スクエア地下駐輪場を使ってみた【2018北海道自転車旅】

札幌は昨年しっかり観光したばかりなので,もう観光はしなくていいかな,という気になり

本屋で立ち読みをしたり,街をぶらぶら歩いたりした.金のかからない文化的休日だった.

散歩途中で雨が降ってきたので,新調したモンベルのストームクルーザーを意気揚々と着用.小雨だったが,その撥水・防水効果はしっかりと実感できた.やっぱり高いウェアは機能も高い.風も通さないし,,過去の自分に「さっさと買え!」と言ってあげたくなった.

カプセル・イン札幌宿泊記

午後から暇になったので,13時からチェックインできる「カプセルホテル札幌」にチェックイン.Booking.comにて予約したカプセルホテル.すすきの交差点がすぐ近くにある好立地の宿.

Google マップ
Google マップで地図を検索。乗換案内、路線図、ドライブルート、ストリートビューも。見やすい地図でお店やサービス、地域の情報を検索できます。世界地図も日本語で、旅のプランにも便利。

カプセルホテルに宿泊するのは今回が初めて.

清潔なカプセルルーム

部屋は6階.エレベーターで上がって,フロアに降りると目の前にロッカーが置いてある.カプセルルームは狭いから,荷物はここに入れてねということだ.

ロッカー番号を確認すると,どうやら縦長の方のロッカーみたい.片方だけもってきたサイドバッグの中身を全部出すと,サイドバッグはロッカーにきちんと収まった.

カプセルルームは2段になっていて,上の部屋へははしごで上る.ちなみにチェックインのとき,上下をリクエストされた.部屋に余裕があれば上下好きな方を選べるみたいだ.

カプセルルームの中は快適.照明,TV,コンセントが備わっている.新しい設備ではないけど,清潔感はある.

ティッシュやアメニティはロッカー横の洗面スペースに置いてあった.

Wi-Fi使用可能

IDとパスワードを入力することで,Wi-Fiも使えた.速度はまずまず.カプセルで横になってYouTubeを観てくつろげる.

最上階にある大浴場

大浴場は,ホテルの最上階にある.浴槽は横に長いものが一つだけ,脱衣所も含めてあまり広くはないけど,疲れをとるには十分だと感じた.風呂の前にはリラックスルームもあった.

ナイトウェアやタオル類は,1階ロビーに置いてあるのでそれを持っていけばOK.

朝食無料券がうれしい!

カプセルホテルだから,レストランとかはない.

その代わりに,宿泊者には「朝食サービス券」として,近隣のファストフード店で使えるサービス券がもらえる.マクドナルド,すき家,ミスタードーナツがあったかな?自分はマクドナルドをチョイス.200円分が無料になるというサービス券だった.

「寝るだけ」の男の人にオススメ

残念ながらこのホテル,女性は宿泊できない(男性限定).

寝るだけの場所があればいい」という男性には,オススメ.夜のすすきのへ出歩くには最高の場所にある.価格もBooking.comで予約すると,1泊2,000円.安い.コスパ抜群だ.

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まとめ:札幌で休息の1日

以上,14日目の記録.

札幌でゆっくりできた1日だった.カプセルホテルは価格以上に快適で素晴らしかった.コスパ抜群.

函館から道南を回って札幌まで来られた.昨年は積丹も走ったし,一昨年に日高・苫小牧も走ったので,道南はだいたい自転車で巡りきった.

また,昨年のツーリングで道北・道央を回ったので,北海道ツーリング後半戦は道東へ.

明日は18きっぷを使って,北見まで輪行する.

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14日目走行距離:40キロ
累計走行距離:1300キロ

食費:2,122円
宿・風呂代:2,000円(カプセル・イン札幌)
合計:4,122円



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