【贅沢】高知の酒場で「ひとり焼肉」ホルモンとハイボールが美味い!

ひとり旅に「グルメ」は欠かせない要素だ.

集団での旅行とは異なり,
周りに合わせる必要がないから
好きなモノを好きな時間に好きなだけ食べられる.

そんなひとり旅における「孤独のグルメ」の最高峰にして,若い人にとっての”最高難度”を誇るのが「ひとり焼肉」である.

焼肉屋(あるいは居酒屋)は,社会経験が浅く内向的な自分のような人にとってかなりハードルが高い.しかも一人で入るのはなおさら.

でも,せっかく酒豪が集う呑みの本場・高知に来たのだから,おいしいお酒と焼肉をひとりでじっくり味わってみたい.そんな決意が自分を突き動かした…!

四国鉄道旅の夜,ホテルから歩いて数分のところにある大衆酒場へ.

人生初?酒場で「ひとり焼肉」の記録.

「ひとり焼肉」の一部始終

土佐くろしお鉄道2000系特急あしずり12号乗車記|夏休み四国満喫きっぷの旅(7)
想像以上に高規格な第3セクター「土佐くろしお鉄道中村・宿毛線」から土讃線へ直通する2000系特急あしずりの乗車記.

四国鉄道旅3日目の夜のこと.この日の夜は高知市内にあるビジネスホテルに宿泊.旅において基本的に夕食はつけない派なので,外に食べに行くことになる.

さて,どこに行こうか?

ひろめ市場もいいけど

高知といえば「ひろめ市場」.高知市民の呑み処として有名.

しかしながらひろめ市場は,昨晩(2日目の夜)に既に制覇.ハイボールとカツオのたたきで一杯やってきた↓

【乗り比べ】剣山7号と南風15号を乗り継ぎ|徳島→高知|夏休み四国満喫きっぷの旅(4)
四国の山間地域を走る気動車特急「剣山」と「南風」に乗って,徳島から阿波池田経由で高知へ.

2日連続でひろめ市場は芸が無い.Googleマップでいろいろ調べてみると,どうやらホテルのすぐそばに大衆酒場(ホルモン屋)があることがわかった.七輪でホルモンを焼いて食べられるみたい.美味そうだなあ・・・

でも,ひとりなんだよなあ・・・

ひとりで焼肉ってハードル高い.ひとりだと大体カウンター席に案内されて,店主と向き合って食べるんだよなあ・・・周囲の目も気になるし・・・

でも,やっぱり焼肉食べたいなあ,

_ _

ホテルの薄暗い部屋で,TVを眺めながら自問自答を繰り返した.

そして

ええい,ひとりが何だ!焼肉食べるんだ!

そう決意して,ホルモン屋へ向かった.

いざ,ひとりホルモン

ホテルから歩いて数分だった.

一眼レフはホテルに置いてきたので,スマホの情けない写真をどうぞ.

大衆ホルモン酒場 炭丸」さん.

のれんの向こうで,ホルモンが待ってる.

 

9月の終わり,夜でも暑い高知県.

半袖短パンの僕は意を決して引き戸を開けた.

 

「注文」というハードルをこえて

「いらっしゃい! 一人?カウンターどうぞ~」

愛想の良さそうな店主に促されて,カウンターに着く.

カウンターが入口の近くにあって,店の奥にはふつうのテーブル席もあった.

平日(だった気がする,記憶が曖昧)だということもあってか,時間が早いせいもあってか,まだお客さんは多くない.カウンター席は自分含めて2,3人.奥のテーブル席にサラリーマンと思しきグループが1つのみ.

 

財布とスマホを置いてとりあえずメニューを眺める.

「お飲み物,何にします?」

 

 

ビールの旨さはまだわからないが,ハイボールは呑める(そして好き)なので,ハイボールをいただくことにした.

 

「とりあえずハイボールください」

「はいよ〜2種類あるけど、それ(メニューを指しながら)どっちにする?」

え?種類なんかあったのか?とりあえずハイボールなんて言うんじゃなかったよ…

どれどれホントだ.よく見てなかったけどメニューを見ると何種類かあるらしい(もう細かい種類は忘れたけど)

 

あまりの不意打ちだったので,うんうん悩んでると「そんなに悩まんでもらええが〜笑」と言われた(恥)

 

 

なんか特製ハイボールの方が美味しそうだったのでそちらを頂くことにした.いや,もしかしたら普通の方を頼んだのかもしれない?もう忘れたけど,とりあえず飲みものは頼んだ.

 

さあ,おまちかねホルモン.

とりあえずオススメっぽいやつを注文しておいた.初めてだし.

あとはチャンジャとかタンとか頼んだかな.

 

電話を折り返すことが苦手,まず電話すら苦手な自分(わかる人いるかな)にとって,飲食店における「注文」はかなりハードルが高いのである…

でも,そのハードルも,なんとか乗り越えた.あとはホルモンの到着を待つのみ.

七輪で贅沢に焼く!

ハイボールの到着後,七輪も登場.

特製のタレ,レモン汁をセット.

写真見たら,これハイボールじゃないように見えるけど,もしかしてレモンサワーとか頼んだのか?まあいいや.

 

そしてしばらくしてから主役のホルモンが降臨.ここまで長かった…!

 

ひとり焼肉最高の贅沢,それは好きな枚数,好きなタイミングで焼けること.

ホルモンたちをゆっくり網の上に置いていく.

 

ようやく俺の食べる肉が鳴きだしたぞ…(井之頭五郎風に)

じゅわーっと脂が滴り,煙が立ち昇る.う〜ん,これだけでお酒が呑める.

 

焼けた焼けた,まず一枚.

 

うん,待ちに待ったホルモン.

美味い.うますぎる!

 

店主のこだわりが感じられる,本物のホルモンだ.

近所の定食屋で食べるホルモン炒めとは格が違うぞ.

あと,焼肉屋で食べるのとは違う,七輪で焼くからこその風味というか,そういうのも感じる.

 

いや〜贅沢だ.申し訳ない.

「孤独のグルメ」の世界

ふたつ席を開けて店主と話し込んでいるのは,常連客らしい女の人.

ホルモンとそこそこに

酒と話が進む進む…すげえなあ…

 

左隣におじさんがご来店.

その隣には僕がホルモンを焼き始めたときくらいに来店した,ベテラン風リーマンがビールを飲んでる.

 

そういうのを観察しながらもくもくと食べる自分.

まるで「孤独のグルメ」のワンシーンだな

なんだかちょっと気恥ずかしさはあるけど,新しい世界を知った喜びもある.

 

ホルモンが無くなりそう,追加で頼んだゆずレモンサワーはまだ沢山あるので,ハラミを追加で注文した.

ホルモンとはまた違う,しっかりとした肉の味も楽しんで…

ひとり焼肉を最後まで満喫.

お会計してホテルへ帰る

お会計.

腹八分目,2杯のお酒で2,000円ぐらいだったか?あんまり覚えていないけど.

めちゃくちゃ安いって訳では無いけど,このクオリティであれば満足.

 

「兄ちゃん,半ズボンか!暑いもんなあ~もう9月も終わりなのに」

なんて話しかけられ,談笑しながら会計.「ごちそうさまでした~」とお店を出た.

 

入店したときよりは幾分涼しくなった,夜の高知駅前を歩いてホテルに帰った.

うまかったなあホルモン.

夢のような時間がおわった.

まとめ:ひとりは「贅沢」

以上,ひとり焼肉の記録.

ひとりで食べるのはかなりハードルが高かった.

でも,ホルモン,めちゃくちゃ美味かった.

そして,自分の好きなように焼いて,ぼんやりして,食べて,そういう時間が最高に贅沢だった.

またひとつ,いい経験をした.

参考記事

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