矢田川堤防を遡上して尾張瀬戸駅までサイクリング

名古屋市街から矢田川堤防を走って,名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅へ行ってきた。

走行時間2時間,だいたい40㎞のお手軽サイクリングの記録。

矢田川沿いを尾張瀬戸駅までサイクリング

天気のいい3連休最終日の午後。

だらっとしていた正月の反動で身体を動かしたくなった。

ということで,いろいろやることを済ませて,昼過ぎから自転車にのってサイクリングに出かけてみた。

これが,2023年JAKE初乗りとなった。

どこかを観光する・おでかけするというよりは,身体を動かすためのサイクリング。2時間くらい走ればいいかな~と思って,名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅あたり(だいたい20㎞先)を目指すことにしてみた。

まずは,いつもの矢田川堤防まで走った。

筋力低下を感じるライド

ところで,2022年は,2021年にも増して自転車に「乗らなかった」年だった。

日頃の運動といえば,研究室までの往復と,夕方のランニングくらい。ランニングは週2回,30min./回くらいなので,体力維持にはちょっと足りない程度の,どちらかといえばストレス発散のための運動だ。

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研究室に配属されてから,そんな生活をもう3年近くも続けてきた。心肺機能はもちろん,最近は筋力の衰えを切実に感じている。

今日も,矢田川堤防に行くまでの道のり(小高い丘みたいな道)で,早くも乳酸が溜まった感じがした。。いつのまに,こんなにダメダメフィジカルになったのか。。。学部3年までは,高校時代までの「貯筋」と,月2-3回のロングライドによって,フィジカルが保たれていたんだな~と,走りながら思った。

堤防道路を1時間くらい淡々と走って,瀬戸市街に入り,それから尾張瀬戸駅まで市内を走った。

名鉄・尾張瀬戸駅

名鉄瀬戸線の終着駅・尾張瀬戸駅。

瀬戸線は,栄町からこの駅まで,同社のどの線ともつながっていない「独立線」だ。

矢田川堤防手前の上り急カーブから,矢田川橋梁に向かう4000系(急行・尾張瀬戸ゆき)(2019年1月撮影)。引用元:矢田川堤防道路をカメラ片手に朝ポタリング【名古屋自転車探訪記】

栄町駅からここまでの運賃は460円。

瀬戸線は,短い路線ながらも,朝夕には「急行」「準急」が設定されている(日中は最近ダイヤ改正で消滅)。これらの優等種別が「普通」を追い抜くことはないようだが,設定されているだけでも,この路線の「格」が保たれているように感じる。

瀬戸駅裏側の駐輪場から構内の写真を撮った。逆光で見づらいが,手前側(駅の北側)に,3300系が留置されていた。この形式は,3306Fで,4000系以外で1編成だけ存在する瀬戸線の異形式だ。

当編成は,以下の記事にあるように,瀬戸線喜多山駅付近の工事にともなう運用変更に対応するために「増備」された編成らしい。

名鉄瀬戸線に3300系増備車が搬入される|鉄道ニュース|railf.jp

現在の3300系といえば,以下のページにあるように,赤帯に黒い顔のデザインが有名。

車両詳細|車両一覧|名鉄ライブラリー|名古屋鉄道

一方,瀬戸線に1編成だけいる3306Fは,いわゆる「旧塗装」で,本線には見られないシルバーベースカラーだ。本線上で走っている姿を見られたら,とてもラッキー。

パルティせと

尾張瀬戸駅周辺には,「瀬戸蔵ミュージアム」をはじめとして,おでかけで楽しめそうなスポットがあった。

尾張瀬戸駅前には,市のコミュニティ施設(パルティせと)がある。喫茶店(「喫茶スマイル」)の「瀬戸焼きそば」を食べてみたかった(今日は財布を持ってこなかったので食べられなかった)。

ちなみに,ここ瀬戸市は,将棋の藤井聡太五冠のふるさと。パルティせと館内のいたるところに藤井五冠に対する応援ボードやフラッグ・掲示物などが掲げられていた。

写真中央には,ちょうどこの日行われていた注目の一戦・王将の防衛戦(vs. 羽生九段)をディスプレイでパブリックビューイングしていた。

さすがに真冬の半屋外ということで,画面前の椅子には誰も座っていなかったが,,,瀬戸市を挙げて応援していることは伝わって来た。ちなみに,王将戦第1戦は,藤井五冠が勝利したらしい。

こんな感じで,尾張瀬戸駅周辺は,日帰りのちょっとしたおでかけによさそうなので,こんど瀬戸線に乗って遊びに来たい。

尾張瀬戸駅周辺をざっくり見て回ってから,パルティせとにあるファミリーマートで,パンを買ってエネルギーを補給した。「豆パンマーガリン」うまい。

帰りは下り坂を快走

コンビニを出たら,身体が冷える前に,自転車にのって下宿への帰路についた。帰りも,行きと同じく瀬戸市街をぬけて矢田川堤防を走った。行きとは違って,河川沿いを下っていく形になるので,気持ちよく走れた。だいたい12分/5㎞くらいのペース。堤防区間はavg. 25km/hで走れたわけだ。行きがきつかったのは,運動不足もあるけれど,河川を遡上する登り勾配だったことも要因かもしれない。

17時過ぎに帰宅。往復の実走行時間(停止時間を除く)は約2時間弱だった。平均して20km/hくらいでは走れたようだ。

今回の走行ルート

最後に,今回の走行ルート(矢田川堤防~尾張瀬戸駅部分)を貼っておく。

(Garmin Connect版)

(GPX→Googleマイマップ版)

以上,2023年初乗りの記録。

サイクリングの記録というより,運動不足と尾張瀬戸駅周辺を見て回った感想を綴った記録になった。尾張瀬戸駅には,こんど瀬戸線の電車にのってお出かけしに来たい。

サイクリングの方は…今回の走行ルートが,下宿からだいたい40km・2時間くらいのルートになる。これくらいの負荷だったら,平日にちょっと走るのにもちょうどいい。2023年は,ランニングはほどほどに,自転車にも乗れる年にしたい。ロングライドには出かけられなくても,このルートをベースとして,名古屋近傍の40-50 kmくらいのルートを開拓していきたい。

(おわり)

【過去の矢田川堤防サイクリングの記録】

>>矢田川堤防サイクリング:県道30号~庄内川合流点【名古屋自転車探訪記】

>>矢田川堤防道路をカメラ片手に朝ポタリング【名古屋自転車探訪記】

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