区間快速いしかりライナー乗車記&鉄道ファンの小樽散策【札幌函館18きっぷ旅①】

道北ツーリングを終えて、
道央を経由して
大都会札幌までやってきました。

札幌を観光した後、

余っていた18きっぷ
函館まで1泊2日で行ってみました.

当記事【札幌函館18きっぷ旅①】では
札幌から小樽まで
の様子を紹介します

札幌から小樽まで

札幌を朝の「いしかりライナー」で出発。

小樽までは40分ほどでつきます。

小樽では美しい街並みに感動しながら、ブラブラ散歩しつつ写真を撮りつつしました。

自転車を置いて札幌出発!

札幌出発は午前9時前。

前日宿泊していた
札幌駅前のネットカフェを出発して

まずは今まで長旅につきあってくれた愛車を
さっぽろ創世スクエア地下駐輪場
に置きます。

さっぽろ創世スクエア駐輪場については「【無料】駅近で便利なさっぽろ創世スクエア地下駐輪場を使ってみた」もあわせてどうぞ!

1泊2日ということで
一晩お世話になります。

本当は閉鎖時間(24:00~6:00)に駐輪しておくのは、あまりいいことではないんでしょうけど警備員さんに了解をいただいて置かせていただきました。(ありがとうございます)

(もちろん貴重品や荷物は持って出かけます)

朝の札幌

さっぽろ創世スクエアから札幌駅まで戻ります。

駅前には地下道があるので利用してみると
信号や車が無くて快適です。

案内板も充実しているので迷う心配もありません。

札幌駅に戻ってきました。

ここから18きっぷで函館を目指します!

たとえどんなに通い慣れた道であっても。
旅のはじまりはいつもワクワクです。

いつも使う駅が出発地でも
旅に出るときはワクワクします

乗車するのは

9:26 区間快速いしかりライナー 小樽行

いしかりライナー”ってのがなんとも北海道らしい名前で、いいですね。

いしかりライナー
小樽-札幌・江別・岩見沢の区間

で運行される「区間快速」列車です。

赤いラインの731系

朝の時間帯は、札幌へ向かう人の方が多いので
車内は比較的空いていました。

所要時間は40分ほど。

札幌から手稲までは快速運転なので、かなり速いですね。

札幌から小樽への日帰り観光にぴったりな列車です。

2020年3月の改正をもって、いしかりライナーは廃止され、各駅停車に変わります。札幌から小樽の所要時間はもう少し延びるものと思われます。

車内にはこれから小樽へ向かうのか、外国人の観光客がちらほらいます。

僕みたいに
鈍行列車で函館まで行く物好きはいるんだろうか・・・
なんてぼんやり考えてたら

あっという間に小樽駅に到着です。

小樽駅到着!

雨上がりの小樽駅ホーム。

一昔前の駅っぽい、レトロな感じ

でも駅舎は鉄骨鉄筋造です。

札幌・千歳方面の列車は本数が多く、
いしかりライナーも結構な頻度で走ってるみたいです。

行先表示は

札幌・江別
札幌・岩見沢

と、「札幌」を抜かりなく表示させています。
さすが大都会・札幌。集客力が違う。

もうすぐ発車する「いしかりライナー

解結(連結?)作業中・・・

笑顔が眩しい・・・!
なぜか楽しそうです。(笑)

小樽駅前から小樽運河まで歩く

堂々とした面構えの小樽駅

次の列車が発車するまで1時間弱あるので

小樽運河の方まで散歩します。

小樽駅前には鐘があります。

何の鐘なのかよくわかりませんでしたが、調べてみると
昔は「到着列車を知らせる鐘」
として使われていたみたいです

その名も「むかい鐘
列車が来るたびに鐘が鳴るなんて、風情がありますねえ・・・

列車の本数が少なかった時代だからこそ出来たんでしょう

名鉄名古屋駅なんかでやったら
鐘が鳴らない時間が無い、風情も何もナイでしょうね…

 

小樽駅から真っ直ぐ、運河の方へ伸びる道路を歩くと
右側に「小樽都通り」と書かれたアーケード発見。

雰囲気の良さそうな商店街ですね、時間があれば入りたかったのですが・・・1時間弱だと回りきれないので今回はパスです。

運河沿いの通りまでやってきました。

現代のコンクリ道路のすぐそばには
昔ながらのレンガ造建物があります。

運河側から小樽駅を望む

そしてそして、昼の小樽運河!

奥の倉庫街(レンガ造)はポスターで何度も見たことがあるやつです!
ポスターでは夜景でしたが・・・

写真に写っているのは遊覧船かな?
と思ったら、橋を渡った向こうに乗船口発見。

“COAL CRUISE”小樽運河クルーズ

という遊覧船のようです。

雨上がりでしたが結構な人が並んでます。

小樽運河は、
イメージしていたよりはコンパクト
ですが

レトロな雰囲気の街に合うような
「ちょうどいい大きさ」

とも言えます。

街の中の風景として溶け込んでいるのがスゴい。

鉄道ファン必見「旧手宮線」

小樽運河の周りを散歩し終えたら
駅の方までまた戻ります。

駅に戻る途中で見つけたのが

「旧手宮線跡」

道路の真ん中をまるで路面電車のように
線路が横切っています。

手宮線は北海道最初の鉄道。
資源豊富な北海道だからこそ実現できた、産業黎明期の鉄道敷設。

日本でも3番目の線路だそうで。
歴史ある鉄路です。

今は線路の周りには低草が生えています。

線路の横はもちろん、線路の上を歩くこともできますよ。
(どっかの女優さんみたいに・・・?)

線路の真上に立って写真撮影。

現在使われている線路では、こんなこと絶対にできませんよ。

 

道路を横切る部分の両端には

”TEMIYA LINE”のシンボル。

小樽にこんな古い線路が、しっかり保存されているとは知りませんでした。

小樽市総合博物館に行ってみよう

ちなみに小樽には

鉄道ファンが楽しめる施設が
他にもあります。

 

それが「小樽市総合博物館本館

名前には”総合博物館”とありますが

日本で3番目の鉄道・手宮線にちなんで
北海道の交通史・鉄道史にスポットを当てた展示が数多くあります。

特に屋外には、
転車台や旧車両?さらにはSLなど
興奮間違いなしの展示がたくさん!

(写真はいずれも別日に撮影しました)

営業日・時間など詳しくは「小樽市:小樽市総合博物館ホームページ」もどうぞ!

この記事を読んでくださった生粋の鉄道ファンのあなた、さらには家族連れの方でも絶対楽しめますよ!

小樽からも鈍行で行きます

というわけで小樽運河から駅まで戻ってきました。

次に乗車するのは

10:53 普通 倶知安行

駅の改札をくぐって、線路の下に潜り込むような階段を上がってホームに行きます。
(改札してくれた駅員さんが、めっちゃ可愛かったのはここだけの話)

JR北海道の駅名標の下側には
本場の味 サッポロビール
と書いてあります。

サッポロビール強い。

ホームにやってきたのは
キハ150ワンマン気動車。

こいつで倶知安を目指します。

顔が正方形だ(´・ω・`)

まとめ:鉄道ファンも楽しめる小樽

旧手宮線の存在を知らなかったので
小樽でこんなに鉄道を楽しめるとは思いませんでした(総合博物館は別日訪問でしたが)

もちろん小樽運河やその付近の観光地も楽しいです。

小樽は鉄道ファンの「オアシス」かもしれませんね。

小樽の意外な魅力を発見できた小樽散歩でした。

 

小樽からもまだまだ続く
長い長い鈍行の旅

函館到着まではあと9時間かかる予定。

果たして無事にたどり着けるのでしょうか・・・?

 

次の記事

【キハ40】函館本線・砂原経由で長万部・函館へ【札幌函館18きっぷ旅②】
山線経由で小樽から函館へ.長万部で駅撮りしたり,森駅からは砂原支線を通ったり.

 

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