ムリして続ける必要なし!塾講師バイトを辞めてからの大学生活

学部3年の5月に塾講師のバイトを辞めた.

バイト<<勉強

の考えからスパッと辞めて,およそ8ヶ月が経った.

【体験談】2年間つづけた塾講師のバイトを辞めることにした
辞めるときに必要なのは「ちゃんと引き継ぐこと」「事前に相談しておくこと」だけ.

↑の記事が割と読まれているようなので,

その後大学生活などどうなったか?を書いていこうと思う.

ざっくりいうと,「辞めてよかった」.

幸いなことにお金にも困らなかったし,何より講義と実験で成果が上がったのが嬉しかった.自分の時間をしっかり取れるようになったし,精神的にラクになった.

バイトを辞めてからの生活

講義・実験で成果が出せた

バイトを辞めたあと,忙しく講義・実験が続いた.

実験のレポートは毎週テーマが変わり,実験してレポートを提出という流れを延々続ける.レポートの分量は考察も含めてなかなか重いモノで,平日の暇な時間はほとんどレポート作成に費やしていたような記憶がある.バイトと並行していた最初のいくつかの実験(4~5月)は,木曜夜にバイトがあったために,週明けまで執筆に時間がかかっていた.

ただ,バイトが無くなったことで,夜の時間はフリーとなった.特に予定を気にすること無くレポートを書けるようになった.実験結果をその日の夜の内にまとめることができるようになり,そのおかげで翌日から結果に対する考察を書けるようになった.実験は木曜日に行われていたが,土曜日にはレポートを書き上げることができるようになった.

講義についても,大学から帰って夜のはじめくらいまでに復習する時間が取れるようになった.おかげで講義内容の理解が進んで,翌週の講義についてもちょっと予習ができるくらいになった.

7月から8月はじめにかけて
前期の専門講義と実験が終わりを迎え,講義については定期試験があった.

今までは,定期試験期間中も少ないながらもバイトを入れていて,夜の時間を奪われていた.

そのバイトが無くなったことで,全ての時間を試験勉強や復習に充てることができるようになった.

試験期間だけでなく,講義終わりの復習もできていたおかげで,試験ではかなりの好成績を収めることができた.「内容を理解して自身をもって試験に解答する」余裕があった.バイトをやっていた1・2年生の頃の科目は,とてもそんな余裕が無かった.3年前期の試験を終えてから,「1・2年の時にバイトやらずに勉強に集中していたら,もっと理解度が進んだのになあ・・・」とちょっと後悔したが,後の祭り.言い訳にしかならない.

提出した実験レポートも,(自分で言うのもなんだか)よく書けたなあと思う.実際,最高評価をもらえたので,かなり嬉しかった.

好きなことが思い切りできるようになった

塾講師のバイトは固定シフトで,基本的に出勤日を動かせない.

また,夏休みなど長期休暇中は,シフトを増やすように言われる.

1,2年生の頃は夏休みも,シフト増加の要請に何となく従っていたので,北海道ツーリングは8月後半からしか行けなかった(8月後半=生徒の夏休みが終わる時期,通常シフトに戻る).

だが,今年はバイトによる日付の制約がまったくなかった.

おかげで,名古屋から北海道まで日本海側縦断ツーリングができたし,北海道もじっくり走ることができた.お金は今まで貯めてきたものと奨学金をちょっと使った.旅の道中,お金に困ることは無かった.

結局,1ヶ月近く自転車に乗っていた.バイトのシフトが無くなったことで,本当に好きなように好きなところを走ることができた.幸せな時間だったと思う.

自転車旅から帰っても,バイトに呼ばれることはないので,実家に帰ってゆっくりした.

まだちょっとお金が余っていたので,名古屋へ帰る前に四国内をフリーきっぷで鉄道旅をした.これもバイトがあればできなかったこと.特急列車にたくさん乗れた5日間の旅路は夢のようなものだった.

好きなことを時間・曜日の縛り無く好きなときにできるようになった」のは本当によかった.勉強ももちろんだが,趣味を楽しめる時間が増えたのがよかった.体力のある学生時代にしかできない旅ができたことは,今後の財産になると思う.

ブログがちょっと成長した

暇な時間が増えたので,ブログを書ける時間も増えた.

記事数も300を超えてきて,ブログを始めて初期に書いた読むに堪えない記事を書き直すこともできるようになった.

また,写真の現像や選定にも時間をかけられるようになった.

YouTubeへも動画をちょこちょこ上げるようになった.

 

結果的に,停滞気味だったブログが少し,成長したように思う.

PVというよりは,自分の記録メディアとしての大きさ・幅の広さが出てきた感じ.

バイトで疲れてダラダラする時間がなくなったことで,「ブログを書く」という創造性のある行為ができるようになったのは,勉強する時間が増えたのと合わせてよかったことだ.

辞めてもお金には困らなかった

奨学金と,今までの蓄え(高校時代までも含め)があったおかげで,バイトからの収入が無くなってもお金には困らなかった.

奨学金はもちろん返済しなければいけないけれど,利子は低いし,今よりはお金を稼ぐ力がついてからの返済となるので,今使った方がトク.

これから大学院に向かっていくことになるけど,うちの専攻には返済不要の奨学金や研究費がもらえるプログラムもあるらしい.せっかく目の前に転がっているチャンスなので,積極的につかんでいきたいと思う.

まとめ:無理にバイトを続けなくてもいい

以上,バイトを辞めた後の話.

バイトを続けなければ暮らしていけない,というのであればバイトはしないといけない.

でも,特に金銭的に困っていないのであれば,無理にバイトを続ける必要は無い.バイトで貴重な時間をつぶすなら,自分の好きなことをやったり,勉強したり,スキルを築いたり,ブログを書いたりした方が有意義.

せっかくの奨学金,有意義に使って,学生時代にしかできないことをやっていく.

【記事中に出てきた旅の記録】

【まとめ】2019夏自転車旅~名古屋→北海道2000キロ走破~
名古屋から北海道へ,25日間かけて約2000キロを走破した,真夏の自転車旅の記録.
【名車両に乗ろう】特急列車自由席乗り放題!夏休み四国満喫きっぷの旅
JR四国全線及び第3セクター線が乗り降り自由,特急列車の自由席にも乗り放題の「四国満喫きっぷ」で四国をぐるっと旅してきた.