久しぶりに名古屋駅に行ったので,駅前のビルたちを撮ってみた。
本当は名古屋駅ホームで鉄道の写真を撮るつもりだった。しかし,バッテリの容量が思ったより少なくて断念した。バッテリ容量は,近所からバスに乗るときに気づいた。そして,たまたま望遠レンズで貨物列車を撮るつもりで,望遠レンズしか持ってきていなかった。
また,お出かけの主目的は,ジュンク堂で本を探すことだった。そういうわけで,名駅のBTから降りてジュンク堂へ真っすぐ向かおうとした。
が,望遠レンズで街の風景撮る機会ってなかなか無いよな~と,思った。そしてカメラを撮りだして数枚撮った写真をここに貼っておく。
名古屋駅前のビル群たちを撮影
今日持ち出したレンズは,smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED 。K30のレンズキットを買ったときについてきた望遠レンズだ。いわゆる「キットレンズ」。
最近,単焦点レンズを使い始めて,ちょっとずつ「レンズによって撮れる写真が違う」ことがわかってきた。ただし,Limitedレンズ以外については,何が違うのか全然よくわかっていない。それくらいレンズにこだわりを持つことがない。
PENTAXの単焦点レンズFA31mm F1.8AL Limitedを買った
望遠レンズについても,まったくこだわっていない。なので,いまだにキットレンズを使用中。そもそも使用頻度が低いので,よりハイグレードなレンズへステップアップできないでいる。最近のネットサーフィンで,「HD」と「smc」の違いとか,スターレンズの存在とか,あとはWRとかAL,[IF]など,うしろにいろいろついてくる文字たちの意味など,ざっくり勉強したくらい。
これから勉強をすすめていけば,いいレンズが欲しくなるかもしれない。が,今日はとりあえずキットレンズで撮った写真たちを貼る。
いろんな形のビルがある
まずは,「モード学園スパイラルタワーズ」。
笹島町交差点にたたずむ,スパイラル(らせん)状の外壁が特徴的なビルだ。笹島の交差点は,名駅通りを南に行ったところにある。この中には,モード学園・HAL名古屋・名古屋医専が入っているらしい。
このビルはとにかく形状が独特だ。名古屋駅前の通りでは,パッと見たときに一番インパクトがある建物ではないだろうか。これだけ独特な形状で,しかもかなりの高さがある。そんなわけで,初見では大きなインパクトを受ける。ここら辺を歩いている人で,スパイラルタワーを見上げている人は間違いなく市外(あるいは県外)在住者だろう。自分がそうだった。
つづいて,名鉄百貨店・近鉄パッセなど,名駅通西側のビル群。
これらは,先ほどのモード学園スパイラルタワーの斜向いにある。ビルの上方には,「近鉄」や「MEITETSU」の文字が見られる。おかげで,どのビルがどの会社の持ち物なのかがだいたいわかる。
これらのビルからはスパイラルタワーより古臭さも感じられる。その分,威厳というか風格というか,そんなものも併せて感じられる。
最後に,JRセントラルタワーズ。
私鉄2社も黙りこむ圧倒的な存在感を放つツインタワー。先ほどの私鉄2社のビル群と見比べると,名古屋駅における力関係が如実に感じられる。JRすごいよ。。。
そんなツインタワーを縦構図でカットしようとしたが・・・今日は望遠レンズだったため,引いても引いても全然フレームに収まらなかった。仕方ないから距離をとろうとするが,こうすると逆に,フレームへの侵入物が増える。
仕方がないから,その迫力・大きさ・高さが感じられるようなカットにしてみた。格子状に張り巡らされた窓ガラスの多さが,容積の大きさを示しているように思える。高いのはもちろんだが,中身も大きくて部屋数はかなり多そうだ。
名駅周辺には,これらのほかにいくつものビルがそびえたっている。いずれも田舎では見られない高さを誇っている。まさに「摩天楼」だ。それゆえ,撮影する方向によって,まったく違う写真が撮れる。今度は広角側で撮影できるレンズで,撮影に行きたい。
リニア工事は絶賛進行中
ビルではないが,名駅周辺ではリニア中央新幹線関連の工事現場を見られる。その中でも,JPタワーおよびゲートタワーの向かい側でやっていた工事現場を撮影してみた。
ここは,JR東海・リニア中央新幹線のルート・工事マップによると,「東山線工区」と呼ばれる工区だそう。名古屋駅周辺の工区では,地表面から地下へと掘り下げる「開削工法」で行われているらしい。写真下側,灰色の巨大な円筒が,その掘り下げている部分だと思われる。
リニア中央新幹線が,相当な深さを走って行くのはよく知られている。名駅周辺の地下には,地下鉄・名鉄・近鉄などの鉄道駅,そしてサンロード・ユニモール・エスカなどの商業施設が広大な地下空間を形成している。これら地下空間のさらに深くに,中央新幹線の駅を造っていくわけだ。土木技術の発展はすごい。
カメラを持ち出すこと
ちょっとしたお出かけでも,カメラを持ち出すと楽しい。
そして,自分が見た景色,注目した点を写真に撮ると,いい写真が撮れる。あくまでも自己満足だけど,写真は自己満足で十分だと思っているのでOK。
今日の写真撮影で,こういうことがわかった。さすがに望遠のズームレンズは重いし,デカい。かさばる。だから,持ち歩くのには不便。でも,愛用の単焦点Limitedレンズなら,持ち歩くのに手軽だ。
K30というボディは,スナップを撮るのに持ち歩くためには少々大きくて重たい。KPあたりがちょうどいいのだろうけど・・・もうしばらくは,このカメラに単焦点レンズを付けて写真を撮っていこうと思う。
関連記事:PENTAXの単焦点レンズFA31mm F1.8AL Limitedを買った
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ちなみに今回は,こちらの記事に書いたように,前電子ダイヤルに「露出補正」を割り当てての撮影だった。前よりもスムーズに露出補正ができるようになった。これにより,撮りたいイメージの光量に寄せられるようになった。
【今日の機材】
ボディ:PENTAX K30
レンズ: smc PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED
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そのほか,名古屋駅周辺へのおでかけ記録。
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