元号が変わったおかげで,長い長いGWが舞い込んできた.
暦の上での10連休,飽きるほど長い・・・
なんて規模の連休は,もう二度とやってこないだろう.
そんなGW後半戦に,かねてから行きたかった紀伊半島をキャンプしながら走った.
GW後半は本州最南端・紀伊半島をまったりキャンプツーリング、海・山・川、ありったけの自然を浴びてきました。
最南端の潮岬、世界遺産の熊野古道、星空の下でキャンプ、雄大な一級河川、そして新緑の山々・・・
「サイクリング王国わかやま」は伊達じゃない#紀伊半島 pic.twitter.com/v6RPHDjkbm
— タケ|自転車と鉄道 (@take26confi) May 6, 2019
長大連休で世間は浮かれ気分,どこへ行っても大混雑.
・・・そんな混雑から離れてまったり走ってきた.
紀伊半島には,海があって,美しい川があって,そして新緑の山があった.
日常から離れて静かな自然の中を走るのは,最高の贅沢!
令和最初の自転車旅,写真を中心にざっくりと記録に残しておく.
1日目:「南紀」で輪行&紀伊勝浦→潮岬
紀勢本線・特急「南紀」に初乗車
今回の旅の目的は「紀伊半島を楽しむこと」にあったので,名古屋から紀伊半島まではおとなしく輪行することにした.
伊勢とか鳥羽とか走ってもよかったけど,ゴロゴロしていた連休前半はお天気が悪かった・・・おまけにキャンプ装備なので,そんなに長い距離は走れないから輪行して正解だったと思う.
午後から少しでも走れるように,始発の「ワイドビュー南紀1号」に乗車.
GWど真ん中ということもあり,自由席の車内は始発駅の名古屋の段階でほぼ満席状態だった...
南紀の車内から眺める愛知県西部~三重県の車窓は,近鉄から何度か眺めたことのある景色だ.
四日市の工業地帯を横目に見たり,木曽三川を渡ったり.
途中で伊勢鉄道の高架線を走る以外は,あまり近鉄とは変わらない車窓だったかな.
それでも「日常から抜け出していく感じ」は存分に味わえたからOK.
ちょっとウトウトしてたら,「南紀」は紀伊半島の海沿いを走っていた.
海沿いに抜けてからの南紀の車窓は,それはもう素晴らしかった!
ワイドビュー南紀から眺める
最高のオーシャンビュー! pic.twitter.com/jdGvqLKaBF— タケ|自転車と鉄道 (@take26confi) May 3, 2019
キハ85の心地よいエンジン音を聴きながら眺める,青い海と突き抜けるような青空,最高だ.
最初は新宮で降りようかとも思ったけど,そこまで料金は変わらないので結局終点の紀伊勝浦まで輪行した.
数分遅れての到着.新宮から西は,JR西日本の管轄.だいぶ西まで来たな・・・と駅標を見て実感.
紀伊勝浦の海辺でお昼ごはん
勝浦に着いたのはお昼過ぎ.
走り出す前に腹ごしらえ.
勝浦駅の近くにあった,海が目の前にある複合施設的なところで食べることにした.
このあたりは海の幸が美味しいらしい,マグロが特にオススメっぽいので
がっつりマグロカツカレーをチョイスしてみた
まかないマグロ丼とめちゃくちゃ悩んだけど,貧乏精神が「沢山食べられる方」を選んだ.(マグロ丼は値段の割にちょっと少なかった)
どうです?美味しそうでしょ
カツカレーっぽい見た目だけど,食べてみるとホントのカツカレーほどしつこくなくていい.
「マグロカツ」が意外とさっぱりしてて美味しい.
あと,マグロめっちゃ柔らかい.火を通したら固くなりそうな気がするけど,全然そんなことなくてペロリと平らげてしまった.
本州最南端・潮岬へ
勝浦からは,40kmほど離れた潮岬まで走った.
基本的に海沿いを,R42に沿ってずーっと行く感じ.アップダウンは多いけど,期待通りのオーシャンビューで気持ちいい!
日差しギラギラで,もう雰囲気は夏だった.
GW前までは朝晩はまだまだ寒かったのに,温暖化の影響か最近は春が短いように思える.
途中にあった道の駅くしもと橋杭岩に寄り道.
「橋杭岩」という名前の通り,海の上に橋桁がかかっているかのような面白い風景.
右側にある小島に向かって大小の岩が競い合うように反り立っていた.
ちなみにこれらの岩には一つ一つ名前がついている.島の方は数字で名前がついてるんだけど,陸側の方はそれなりに考えられた名前がついていた.
陸側から名付けていって,最後の方はめんどくさくなったのだろうか・・・(笑)
夏の日差しにすっかりやられてしまっていたので,名物のきんかんソフトクリーム!
火照った身体に染みる~~…
GWの潮岬キャンプ場…
そのあとは道の駅から4kmほどのところにある「サンゴの湯」で汗を流した.
GWということもあってか,狭い浴場は芋洗い状態.
近くにある潮岬キャンプ場の利用客なのかも..混んでたら嫌だな…
そんな僕も本日の目的地は「潮岬キャンプ場」.
言うまでもなく本州最南端にある有名なキャンプ場.
GWだし,混雑してるかもナ~との予想は見事に的中(サンゴの湯に入ったときからそんな気がしていた)
キャンプ場にはものすごい数のテントが張ってあった.
まあ・・・しょうがないや.
この時期は1年の中でも一番キャンプ場が混む時期だし.
広い広い芝のテントサイトの,隅の方に陣取って宿泊.
サイトから見える夕陽が綺麗だった.
夜はコッヘルで米を炊いて,
岬の付け根にあるスーパーで買ってきたレトルト親子丼をいただいた.
最近は米も美味く炊けるようになったし,そろそろおかずを作れるフライパン的なギアが欲しいところ.
コッヘルで米を美味く炊く方法(自己流ですが)→コッヘル炊飯の手順と3つのコツ~目指せもちもちツヤツヤごはん~
仲間とひとしきり喋ったら,テントで休む.
1日目から素晴らしい滑り出しだ・・・!
隣にいた大学生ウェイウェイ系キャンプグループが騒がしくて,イマイチ寝付けなかったことだけがちょっと残念だったけど.
2日目:潮岬→向平|オーシャンビュー最高
本州最南端でおはようございます
朝だ.
7時間ぐらい眠れた.
テントから離れたトイレで用を足し,顔を洗う.
朝ごはんはカップ麺,菓子パンとコーヒー.
出発前に本州最南端にて記念撮影!
「本州」という限定付きではあるけど,最○端に立つというのはなんとなく達成感を感じられてよい.
灯台の方へ行ってみた.
ゴツゴツと露出したああいう岩を見ると岬に来たなあって感じる.
灯台は外から眺めるだけ(時間が早すぎた,あと中に入るにはお金が要る)
(現役の灯台で,夜キャンプサイトからぐるぐると回る光を見ることができた)
海沿いを快走!
太平洋を眺めながら,西へ.
潮岬からも,昨日同様アップダウンが多いけど
そんなのは関係ないくらい,というかアップダウンがあるからこそオーシャンビューが楽しい!
キャンプ装備で重たい自転車を懸命に踏みながら,登りきった坂の頂上から
海に向かって思い切り坂を下る快感たるや・・・これ以上無い贅沢ですよ.
そんな気持ちのいい海沿いをひた走ると,途中にこんなところがあった.
「日本童謡の園」
太平洋の絶景,国道から離れているので静かで良い感じ.
景色がいいだけでなくて,駐車場にはボタンを押すと童謡が流れてくる仕掛けがあった.さすが「童謡の園」
童謡を聴きながら,海を眺めてのんびり休憩…
愛車と一枚.いいね.
すさみ町まで走ってお昼.
この日はなんかイベントやってて,海水浴場はスゴい人だった.
すさみ駅の近くにあった「すさみ食堂」に入ってみた.
(通りかかったおばあちゃんに「ココらへんで美味しい食堂とかありますか?」って聞いてみたら「ココぐらいしかねえわ」って言われた・・・(笑))
豚が有名らしい?ので生姜焼き定食.
ツーリング中はまともな野菜を食べられない(炭水化物中心になっちゃう)ので,こういうときには野菜がついてくる定食をがっつり食べる!
生姜焼きうま.肉厚ジューシー.
あとワケギの和え物(ネギじゃ無いだろう,多分)久しぶりに食べた.
日置川からは川沿いをのんびりと
日置川まではまだまだオーシャンビューが続く.
今日も天気良いしそこまで車も多くないし,ほんとに気持ちいい!
日置川までたどり着いたら,今日と明日の食材をオークワで買いそろえて進路を北へ.
ここまで一緒に走ってきた太平洋に別れを告げて,今度は川沿いを走る.
雄大な海の景色もいいけど,ゆっくりと流れる川の景色もいい.
上流に沿っていって進むとだんだんと田舎の風景になってきた.
幼い頃,曾祖母の家の周りがこんな感じだったなあ.
なぜか無性に懐かしくなった.
日本人の心の奥底には,田んぼとか川とか
そういうのを求める本能が備わっているに違いない.
向平キャンプ場|川沿いの温泉と星空
山の中の小道をスルスル~っと走って,だいぶ上流まで来たなというところで
本日の宿泊地「向平キャンプ場」に到着.
予約してなかったけど,15時前だったしサイトは開いていたので無事に宿泊できることになった.
テントを手早く張ったら,先にすぐ近くの温泉へ入る.
「えびね温泉」18時に完全に締まってしまうという,なかなか強気の経営だけど雰囲気はかなり良い.
川のすぐ上にあって風呂場からすぐ川が見える.
お風呂から上がって,川のせせらぎを聴きながら飲む缶ジュースが最高に美味かった!
キャンプ場に戻って,川辺でのんびり.自然の音と,遠くから聞えるキャンパーのわずかな生活音を聴きながらぼんやりと過ごす.
忙しい(といっても大学生なんて所詮暇人だけど)日常から逃れられるこういう時間は,社会人になっても大切にしたい.
すぐ目の前まで山が迫ってきていて,足下には大きく蛇行する日置川.
川面に映った川縁の植物がきれい.
夜ごはんはパスタ.
コッヘルが小さいから,パスタは200g入れちゃうとこの有様(笑)
溢れそう・・・(ギリギリ溢れなかった)
ゆであがったら,蓋の方にサバ缶を入れて手早くあっためて
パスタにそれを載せるだけ.
見た目は汚い・・・
けど美味いし簡単なのでよし.
このキャンプ場は,星空がとっても綺麗だった.
肌寒いのでULダウンを着て,一眼レフで撮影.
綺麗だあ・・・
しばしの間,寒い川縁で眺めていた.
こののんびりとした素晴らしい時間が
いつまでも続けばいいのに・・・
3日目:向平→熊野古道→川湯|「山」day
細い細い山道をゆく
キャンプ場からおはようございます,3日目の朝.
大自然に乾杯.
今日は川沿いをひたすら上流へ走る,「山」day
普段ならまず走ることはないような,ウネウネとした山道をまったりと進む.
うっそうとした森がすぐ脇まで広がっていて,1.5車線の道にはところどころ岩が転がっていた.
でっかい道路を車に煽られながら走るのも,まあ最短距離を行くためにはいいけど
自転車のいいところは,こういう地元民しか通らない(そもそも車が少ない)ような道を自由に走れることだと思う.
途中にあった吊り橋.
山の中にぽつんとかかるこの吊り橋は,近くにある水力発電所の所有者である関西電力が管理しているみたい.
それにしてもホントに山が近い.
名古屋に住んでいると,山の存在ってまったく感じない.
こういうところに来るとその存在をこれでもか!ってぐらい感じられるのが素晴らしい.
古びたガードレールと,山と,愛車.
最近はすっかり都会を走ることが多かった.
僕が心の奥底で求めていたのは,こういう景色だ・・・!
川沿いを上ったり下ったりしながら,徐々に大きい道の方へ戻った.
国道311号,久しぶりの文明だ.
今日も天気がいい,すっかり夏空.
国道311号にある峠を,重い荷物に足を引っ張られながら登った.
峠を下った先にある道の駅「古道歩きの里ちかつゆ」
併設のレストラン「ちかつゆ亭」にてお昼ごはん.
名物・熊野牛を使った「他人丼定食」
絶品だ.美味い!
峠ですっかりへばっていたので,味の濃い丼と肉が美味い!
熊野古道を自転車で走る
ここら辺一帯には世界遺産である「熊野古道」関連の,古道や遺跡がたくさんあった.
国道をそのまま走るのも面白くないので,道の駅からしばらく熊野古道を走ってみることにした.
目的地を「野中の清水」に決めて,細い急坂を登っていく.
旧街道なだけあって,斜度は結構きつい.でも味気ない国道よりは風情があって楽しい.
なによりも「世界遺産を自転車で走れる」のがいい.
もうすでに国道がかなり下に見える.
古道の周りは植物が多くて,緑が目に優しい.
雰囲気がある石垣,苔むしていて「これぞ古道」な一枚.
「野中の清水」はその昔,上にある古道を歩く人が
わざわざ降りてきて休憩をしにやってきていたほど,美味しい水が湧き出ている場所.
僕も,古道を登ってすっかり疲れていたので
上から降りてきて水を拝借した.
ペットボトルに注いで,ゴクゴクと…冷たくておいしい!
水を飲み終えて気づいたけど,かなり登ってきたみたいだ.
国道があんなに下に見える.
達成感に浸りながら,野中の清水の前でちょっと休憩.
昔古道を歩いた人の気分はどんなだったのだろうか.
そんなことを考えながら,山に心を洗われて
キャンプ場までの道へ戻った.
川湯木魂の里野営場
古道から国道に戻って熊野川方面までガーッと一気に下った.
下った先にあるのが「川湯木魂の里野営場」
川に温泉が湧き出る名所「川湯温泉」の近くにある,キャンプ場.
最近では珍しい直火OKのキャンプ場だ.
相変わらず人が多い・・・けどまあしょうがない
芝サイトの一角にテントを設営.
人のよさそうな管理人さんが好印象だった.
熊野本宮大社
キャンプ場にチェックインしたのが夕方の4時前だった.
風呂に行くにはちょっと早かったので,買い出しがてら近くにある「熊野本宮大社」へ参拝に行った.
日本一の大鳥居「大斎原」に圧倒された.
田園地帯にズドン,って突き刺さってる感じがスゴい
(写真だと大きさがわかりづらいけど,近くで見ると本当ににデカい)
参拝の帰りに,Yショップで買い出ししてからキャンプ場へ戻った.
Yショップは川湯木魂の里野営場近くで,唯一の食料品が調達できるお店.
18時に閉まってしまうので,注意!
銭湯に入って,キャンプ場でのんびり
キャンプ場に帰ってから,銭湯へ.
川湯温泉に入るほどの体力は無かったし,そもそも水着持ってなかったので
「川湯温泉公衆浴場」へ入るコトにした.250円で入れるし.
安いのはいいんだけど,ここのお湯,めちゃくちゃ熱かった!!
最初アチチ!ってなって入るのに難儀したぐらい.
両腕の日焼けが痛くてお湯につけられなかった(笑)
そのくらい熱かった.
でもせっかくだし,と思って10分ぐらい入ってたら,もうゆでだこ状態.
キャンプ場までの帰り道は半袖短パンでも暑かった.
紀伊半島ツーリング最終日の夜,テントの中でのんびりと一人の時間を満喫.
持ってきていたKindleをシュラフに入って読む.
狭いテントの中の一人の時間がたまらなく好きだ!
最終日:熊野川沿いを南進,新宮から輪行
一級河川・熊野川はデカい!
朝は6時前に目が覚めた.
キャンプツーリングをしたことがある人なら経験あるかもしれないけど,キャンプツーリングをしていると生活リズムが良くなっていく.大体夜9時過ぎには眠くなって,6時前には起きられるようになる.普段からこんな生活ができればいいんだけど…
河原を散歩.芝サイトとは別に河原サイトもあって,ここにはベテランキャンパーやオートキャンパーが多くテントを張っていた.自分の他にも,もう大勢が起きていて朝食を食べたり焚き火を見たりしていた.彼らの使っているギアは,決して多くは無いけど洗練されていてカッコイイ.僕も将来は,使い込んだいいギアでキャンプしたい.
今日はキャンプツーリング最終日.
熊野川沿いをひたすら走って新宮駅まで行く.
熊野川は三重県と和歌山県を隔てる一級河川.めちゃくちゃ川幅が広い.
でも川幅が広いということは水量も多いわけで,特に紀伊半島は雨が多い地域.
途中で寄った道の駅「瀞峡街道 熊野川」には,この間(H23)の大水害祈念の石碑があった.
その横に設置されていた浸水高のモニュメントを見て,思わず戦慄を覚えた…
浸水高はなんと8m.見上げないとその高さがわからないくらい高い.
目の前にある美しい川も,雨が降れば豹変する.災害の恐ろしさを改めて感じた.
ちなみにこの日は「こどもの日」
鯉のぼりが青空の下気持ちよさそうに泳いでいた.
新宮駅前「徐福寿司」でさんま寿司
アップダウンを越えながら,朝の川沿いを気持ちよく走った.
新宮駅までは30kmしかなく,あっという間に到着.
輪行する列車は特急「南紀82号」
繁忙期のみ運転される臨時列車.
出発は昼の2時過ぎなので,お昼ごはんを食べることにした.
駅前にあったお寿司屋さん「徐福寿司」
回らない寿司屋は久しぶりだ・・・ちょっと値段は張るけど旅の最後だし,ここでしか食べられないものだし,こういうときこそお金を思い切って使うべし.
新宮の名物「サンマ寿司」,それと高菜でくるんだ「めはり寿司」,シンプルな「あげ」の3種類を食べた.
こぢんまりとした店内だけど,どの寿司も絶品
ほどよく効いた酢の酸味と,味の濃いサンマが美味い!
めはり寿司に巻かれてある高菜は,長期間漬け込んで熟成してるらしく
実家でよく食べた高菜とは,味の深さのレベルが違った.高菜ってこんなに美味かったっけ・・・?
新宮から臨時の「南紀」で輪行
美味い寿司でお腹を満たしたら,新宮駅前で輪行準備.
名古屋までの学割乗車券と自由席特急券を買って,早めに並ぶ.
GW後半の上り列車,案の定自由席は満席になった(座席はなんとか確保できた)
南紀の先頭車からは前面展望が楽しめた(上り列車の場合は,1号車自由席側から前面展望が楽しめる.下りは逆)
ひとしきり前面展望を眺め終えたら,
旅の余韻に浸りながら,車内でのんびりと過ごした.
満席だった車内も,伊勢鉄道線に入るあたりでは空席がぼちぼちできていた.
名古屋までは3時間半ほどかかったけど,
人を現実に引き戻す引力は凄まじいもので
3時間半はあっという間だった.
まとめ:海・山・川全部楽しめた
自転車旅を始めてから行ったことの無かった「紀伊半島」
海あり山あり川ありで,バラエティ豊富な大自然の中を走れていいリフレッシュになった.
(あと,乗りたかった特急南紀にも乗れた♪)
キャンプツーリングは荷物重いし,準備大変だし,キャンプ場探さないといけないし結構面倒くさい.
でも,その出発前の「すこしの面倒くささ」を乗り越えれば
面倒くささを遥かに上回る贅沢な体験ができることを,今回の旅で改めて実感した.
今はお金が無いから,ギアの充実は難しいけど
最低限の装備は揃っている.
これからも「行ったことのないところ」を冒険していきたい.
参考情報:キャンプ場・温泉・スーパー
今回の旅で利用した,宿とその付近の温泉・スーパーをまとめておいたのでよかったら参考にしてください.