2017年の北海道ツーリングで利用した
太平洋上を航海する日本屈指のフェリー
太平洋フェリー「きそ」
名古屋 ⇔ 仙台 ⇔ 苫小牧
で就航するこのフェリーの、予約から乗船までをガイドとしてまとめました。
乗船記は別記事としてまとめました!あわせて読んでみてください。
予約から乗船前まで
まず、予約から乗船前までの流れを簡単に説明します。
インターネット予約が便利でお得
フェリーに乗るためには予約が必要です。
この太平洋フェリーは予約の全てをインターネットで行えます。
「予約ログイン」へ入り、
ログインをすると簡単に予約状況の閲覧と予約ができます。
太平洋フェリーは隔日運行のため、
自分の利用日をしっかり確認して予約しましょう。
予約の際には、乗船者名簿登録もあわせて行うと便利です。
早めの予約がさらにお得
インターネットで乗船日28日前までに予約をすると「早割」を受けられます!
早割は割引率が大きく、2等〜S寝台は
50%OFFになります。
(1等、特等は40%OFF)
ちなみに北海道ツーリングで
早割を利用しようと考えていましたが、
9月初めの便は
予約開始2時間後には早割分は全て売り切れでした…
(結局、早割のS寝台より数千円高い値段でB寝台を購入)
早割はハイシーズンは人気が高いので、早めの予約が必要です。
▼▼「早割」などの割引について▼▼
どの等級がいいの?
予約の際には部屋の等級を決めなければなりません。
利用者の多い
S寝台、B寝台、2等の違いを簡単に紹介し比較します。
S寝台
(画像:太平洋フェリーホームページ
個室タイプでない等級では最も高い等級です。
1段ベッド仕様です。
部屋の設備として
- BSデジタル放送受信テレビ
- 読書灯
- キルトケット・まくら
- 電源コンセント
があります。
一緒に乗船した人に見せてもらいましたが、非常に広いです。
個室といっても圧迫感はまったくないようです。
- テレビがついている
- 収納が多い
こともS寝台の特徴になります。
B寝台
(画像:太平洋フェリーホームページ
個室でない等級ではS寝台の次点にあたる等級です。
2段ベッド仕様です。
S寝台との違いは
- テレビが無い
- 高さが無い(膝立ちくらいにしかなれない)
- 収納が少ない
などが考えられます。
S寝台には劣りますが、プライベート空間はしっかりと確保されています。
- キルケット・まくら
- 電源コンセント
- 読書灯
はS寝台同様取り付けられています。
また、値段もS寝台に比べると1500円ほど安くなっています。
2等
(画像:太平洋フェリーホームページ
いわゆる雑魚寝スタイルになっている最も価格の低い等級です。
設備は寝るのに必要最低限なものが揃えられています。
B寝台がおすすめ
実際僕はB寝台を利用しましたが、パブリックスペースにいることが多く、寝台にはあまりいませんでした。
最低限のプライベートが確保されればいい!
安く済ませたいけど、個室がいいなあ
という方にはB寝台がオススメです。
B寝台でも、十分船旅を楽しめます。
S寝台や個室よりも安いので、その差額でレストランでの食事もできます。
乗船日当日の流れ
予約を済ませて、いよいよ乗船です。
乗船前には、乗船手続きが必要になります。
乗船手続き
乗船手続きはフェリーターミナル内にある乗船券売り場で行います。
乗船手続きは
苫小牧港発=120分前
仙台・名古屋港発=90分前
までに済ませます。
車がない乗船者は
60分前
までに済ませましょう。
乗船手続きは何分前までに行えばいいですか?
お車でご乗船される方は、
(1)苫小牧港発は120分前
(2)仙台港発、名古屋港発は90分前
までにお済ませください。またお車のない方は60分前までにお済ませください。
手続きで必要なモノ
乗船手続きの際に必要なのは
- 支払いしたクレジットカード
- 払い込み証明書(領収書)
- 学生証(学割利用者)
クレジットカード支払いなら、クレジットカード
コンビニなどでの現金支払いなら、払込証明書が必要です。
学生の方は学生証も忘れずに。
これらを忘れずに持っていけば、
フェリーターミナルで
名前と上記の証明書の確認のみで、乗船券をもらえます。
乗船開始時間
乗船開始時刻は
出航90分前からです。
(仙台→名古屋は50分前)
(荷役の都合で若干の前後はあります)
フェリーターミナル付近で案内放送が流れるので、それが流れたら船内へ入場できます。
乗船開始時間は何時からですか?
船内へのご案内は出港時刻のおおよそ90分前(仙台から名古屋行きはおおよそ50分前)を予定いたしております。搭乗券をお一人1枚ずつお持ちになり、放送または係員の指示に従ってご乗船ください。
※荷役の都合で、運転者の方には車両甲板への乗船をお待ちいただく場合もありますので、予めご了承ください。
各フェリーターミナルの地図は
こちらから確認できます。
乗船するときの注意
家族で車に乗ってきた場合
車両を船内へ移動させるときは、運転者と同乗者は別乗船です。
同乗者はフェリーターミナルの旅客ゲートから入場しましょう。
まとめ
以上が太平洋フェリー乗船のまとめです。
船旅は飛行機や鉄道とは違い、ゆったりとした時間を思い思いに過ごすことができます。
太平洋フェリーで、快適な船旅を楽しみましょう!
>>>【次の記事】はじめての船旅!太平洋フェリー乗船記1日目〜名古屋→仙台〜