晴れていたり曇っていたり
青空とか夕焼けとか
空をぼんやり眺めるのが好きだ.
雲と太陽がつくりだす世界
先週は,はじめてzoomで研究室輪講発表した.
オンラインで画面を通じて発表するのは,慣れていないせいか,なかなか難しい.
発表内容は簡単なもので,時間も短かったのに,なぜか疲れてしまった.
この日,昼間は雨が降っていたが,夕方には上がって太陽が雲のうしろに見えた.
発表で指摘されたところを直し終えて,ひと段落ついたところでカメラをもって外へ出る.
ちょうど西の方角へ陽が沈むところだった.
雨を降らせていた雲はどこかへ遠ざかり,もくもくとした雲だけが太陽を覆っていた.
太陽も雲も,自然現象に過ぎない.
でも,ぼんやり眺め続けていると,彼らが意識を持っているように見えなくもない.
今日の空は,下界と空の上の世界で,雰囲気が180度違っていた.
下界には,コロナによる自粛ムードを示すようなどんよりとした灰色の空気が漂っていた.
一方,雲の上は漏れる陽光で金色に照らし出されていた.
***
空は1日として,同じ表情は見せない.
毎日,違う形の雲が浮かんだり,雨を降らせたり,まったく雲がなかったり.
そういう空の写真を撮るのは面白い.
おわり.