25日間の自転車旅にて
- 活躍したアイテム
- 欲しかった・足りなかったアイテム
- 壊れたアイテム
を振り返る.
テントやシュラフなど,基本的なギアについては必要十分だった.
ここで紹介するのは,「ツーリングが快適になったかどうか」という基準で選んだプラスワンのアイテム.備忘録的に残しておく.
活躍したアイテム
今夏のツーリングから導入したアイテム.
その中で特に活躍した3つを紹介.
日焼け止め
昨年・一昨年は「北海道だしそこまでヒドイ日焼けはしないだろう」と使っていなかった(日焼けもしなかった).
でも,今年は本州.出発日から連日猛暑日・灼熱コンクリート地獄の中を走る.路面からの照り返しや全身への直射日光は強烈.
ということで毎日出発前に丁寧に塗ってから走ったが,効果は抜群だった.赤くなってヒリヒリすることがなくなった.風呂にも安心して入れる.
日焼けは「やけど」.
ツーリング中に「やけど」しないよう,
これからも夏ツーリングで使っていこう.
【MVP】モンベルのレインウェア
今年思い切って買ったモンベルの「ストームクルーザー」と「サイクルレインパンツ」.これはMVP級の活躍だった.GORETEXはさすがの高性能.
網走で1日中雨の中走ったけど,モンベルのレインウェアのおかげで浸水はほぼ無かった.防風性能・透湿性能も抜群,体温の低下も防いでくれたし蒸れて暑くなることもなかった.
しかも撥水性能も高くて,ぱぱっと水滴を払って干しておけばすぐに乾く.
北海道ではウインドブレーカーとしても活用した.ちょっとごわごわガサガサするけど,防風性能は抜群なので十分ウインドブレーカーとして使えた.
パッキングもラクになった.たたんで専用の袋に入れると500mLペットボトルより小さいくらいのサイズになる.今まで愛用してきたルコックのウインドブレーカーの1/3くらいのサイズ.
ほんとうに買ってよかった.
虫除けスプレー(小型・ミストタイプ)
北海道ではそんなに気にならない蚊.寒いからそこまで数が多くない.
でも,本州では睡眠の大敵になる.道の駅で野宿なんてしようものなら,O型の僕の皮膚めがけて一直線.実際虫除けスプレーを持っていかなかった最初は,ひどい目に遭った.3日目だったか,信濃町の道の駅で野宿したとき,日付が変わるくらいまでずっと蚊が気になって眠れなかった.
この翌朝,新潟に入ってすぐのコンビニで虫除けスプレーを買った.
ミストタイプで小型のもの.500円ぐらい.
次の日の夜から早速使ってみた.今まで「虫除けスプレーなんて・・・大して効果無いだろう,付けなくても変わらない」と,「使わず嫌い」だった.
でも,使ってみると,外に座っていてもほとんど蚊が寄ってこなくなった.
おかげで夜のテント泊で,余計な気を遣わなくて済むようになった.まあ,本州は夜が暑すぎて,寝付きは悪かったけど.
虫除けスプレーは,蚊はもちろん,刺されると厄介なアブとかにも効くはず.夏の本州でテント泊するときにはこれからも常備しよう.
必要性を感じたアイテム
続いて,ツーリング中に「これはあった方が快適だった」というアイテムを3つ紹介.
自炊用ミニテーブル
キャンプ場では,ミニチェアに座って,地べたにバーナーを置いて調理した.
草が深かったり,地面がちょっと汚かったり,そういうところで「テーブルがあれば快適だったな~」と感じた.
椅子に座って食器類は地面,というのは姿勢が悪くて調理しづらい.腰をかがめないと火加減の調節ができないのだ.テーブルがあればもう少し調理しやすくなっただろう.
ぞうきん
テントとか自転車とかが濡れたときに拭けるような布があればよかった.
長期ツーリングだと,必ず一度や二度は雨に打たれる.
テントくらい濡れても乾くだろうと思っていたけど,朝まで雨が降っていたりすると,濡れたまま片付けてキャリアにくくりつけることになる.そうなるとまず乾かない.
だから,袋に収納する前にフライやインナーを拭けるぞうきんがあれば便利.水分を拭き取ると軽量化にもなる.
広角レンズ
北海道限定(?)
広大な景色を写真に収めようとしても,標準のズームレンズではまずフレームに収らない.
もちろん,肉眼で見るのが最もインパクトがあって感動できる.でも,やっぱり写真が撮りたいのだ.記録として.
東京からの新幹線でPENTAXの広角レンズを探してみたけど,いくつか種類があっていきなり一つには絞れなかった.PENTAX以外のレンズも気になるし,もうちょっと検討が必要.
とうとうiPhoneにも広角レンズが搭載された.カメラやってる人間として,1本ぐらいは広角レンズ欲しい.
壊れたアイテム・・・
最後は25日間のツーリング中に破損した,壊れたアイテム.これから買い足しが必要.
ELITEボトルケージ
フレームバッグがついている状態で,ボトルを取り出していたのがまずかった.横方向に負荷がかかり,ラバーの部分が割れてしまった.
コンビニでビニールテープを買って,補修したけど,強度は出ず.
以降はTOPEAKのモジューラケージをメインに入れ替えた.TOPEAKのボトルケージは相変わらず健在.デザインはちょっとアレだけど,,,頑丈で使いやすい.
フレームバッグを付けている以上,横方向への負荷がかかるのは避けられない.次のボトルケージは,全体がもう少し丈夫な素材でできているものか,横方向へ取り出せるケージにしよう.
Amazonで探すとELITEのやつを発見.
キャリアのダボ穴 [舐めた]
新潟から北上する日の朝に,気付いたらハブ側のダボ穴がつるつるになっていた.
現段階での対応策としては,「M-5 ネジを長いものにとりかえて,ハブ側からナットとワッシャーで止める」
ディスクブレーキのローターや,スプロケとの接触が心配だったけど,15mmのネジでも接触はなかった.
キャリアは思っていたよりも安定していて,新潟以降の行程で外れたり緩んだりすることはなかった.しばらくはこの対応策で大丈夫だと思われる.
ネジ穴を舐めたのは,走っている内にネジが緩んでしまったのではないか?とTwitterにてアドバイスをいただいた.サイドバッグつけっぱなしでガンガン走ったから,知らないうちにネジが緩んでしまったのかも.
まとめ:からだのケアが大切
「活躍したアイテム」には,虫除けスプレー,日焼け止め,レインウェアがランクイン.虫除けスプレーと日焼け止めは皮膚をきっちりガードしてくれた.モンベルのレインウェアは大雨による寒さと冷たさから身を守ってくれた.
自分でも意外な結果だが,長期ツーリングではからだのケアが大切ということ.
旅の新たな教訓として,来年のツーリングにも生かしていこう.
ツーリング記はこちら.