18きっぷシーズンに
名古屋・静岡方面から大阪方面へ抜けるには、東海道本線(米原)経由で行くのが王道です。
今回は余っていた18きっぷを使って
名古屋から関西本線経由で
大阪まで行ってみました。
奈良・三重経由で大阪方面へ行くときは
近鉄を使うことが多く
JRの中では、やや存在感が薄い路線ですが
車窓は変化に富んでいて、なかなか良い路線でした。
(速達性、快適性には欠けますが・・・)
乗ったことの無い路線を利用するのはやっぱり楽しいですね!
名古屋駅を出発!
昼下がりの名古屋駅です。
いつもの東海道線や中央本線のホームではなく、関西本線のホームへ向かいます。
11番線・12番線が関西本線のホームとして割り当てられています。
最初に乗車する313系がやってきました。
313系ですが「ワンマン運転」です。
車内は結構な乗車率。
近鉄へ利用が流れるのかなとも思いましたが、JRの方もそれなりに需要があるようですね。
出発してからしばらくは、近鉄と並走。
蟹江駅で停車(?)しました。
快速列車は蟹江駅には停まらないのですが
どうやら先行する貨物列車が点検のために停車しているようです。
結局蟹江駅には30分ほど停車していました。
JRは貨物列車が旅客線を走行するため、こういうトラブルが起こることもあります。
出発後は停車駅を変更、快速運転を取りやめました。
快速が停まらない無人駅に停車することになり、ワンマン運転の運転士が停車のたびに慌ただしく乗客のきっぷをチェックしています。
ワンマン運転って大変です・・・
亀山駅で乗換
亀山駅には20分ほど遅れて到着しました。
ここで加茂へ向かう列車に乗り換えです。
遅延があったため乗換時間が少なくなってしまいましたが、何とか乗換には成功。
汽動車のキハ120系にゆられながら加茂を目指します。
山の中の単線・亀山→加茂
亀山を出発すると徐々に風景が変わってきます。
山の中の単線
です。
JR北海道でよく見るような景色。
キハの爆音ディーゼル音を聞きながら、ロングシートでぼんやりと過ごします。
亀山駅から「関宿」で知られる関駅
東海道本線とのリレー路線になる
「草津線」の分岐駅・柘植駅
などを経由しながら
単線を快調に進んで行きます。
途中の山中には伊賀上野駅、忍者で有名です。
忍者がいたことも納得できるような、どこかひっそりとした雰囲気のある駅でした。
木津川と合流し、右側には美しい川の景色が見えてきました。
川幅もある程度大きくなってきたところで
終点の加茂駅に到着です。
大阪環状線で奈良へ
さて、加茂から奈良・大阪方面へ向かうのですが
関西圏の列車に疎い僕は、
加茂から関西へ向かうルートが
はっきりわかっていません。
「奈良方面へ向かうには、木津とかで乗換が必要なのかな?」
路線図引用:JR西日本おでかけネット|駅情報・路線図
とか思ってたら、大阪行きの区間快速列車がホームに入線。
なんだ、これで大阪まで一気に行けるのか
列車の種別表示には「大阪環状線」の文字が。
なるほど、木津・奈良・久宝寺あたりまでは快速運転で、天王寺から大阪環状線に入るというわけか。
なっとくです。
これが「大和路快速」ってやつなのでしょう。
夕方の時間帯だったので、大阪⇔加茂の直通列車に乗ることができたようです。
木津に停車後、次に停車したのは
「平城山」
なんて読むんだ・・・へいじょうやま?
駅の放送、車内案内によると
どうやら「ならやま」と読むらしい。
つまり平城=奈良(なら)
というわけですか
難読駅名です(゚_゚)
奈良で途中下車&大阪まで再び環状線
奈良に到着。
時間はちょうど夕方6時頃。
夜ごはんを食べるために、一度奈良駅で下車します。
中学の修学旅行以来の奈良。
せっかくなので観光とかしてもいいのですが、
18きっぷ期間最終日で
しかも翌日には予定があったので
ささっと駅前のカツ屋でカツ定食を食べて(うまかった)
駅へ戻ります。
奈良駅はお洒落です。
和な雰囲気を残しつつ、モダンな感じなのがいいですね。
さあ、目的地大阪までは、あと少し。
大和路線を走る大阪方面の区間快速で、大阪まで向かいます。
途中、「法隆寺」「郡山」など
いかにも「奈良!」って感じの
主要駅で多くの乗客を乗せます。
天王寺からは大阪環状線。
大阪に近づくにつれて、乗客の乗降はさらに増してきます。
夕方の帰宅ラッシュに揉まれつつも
なんとか大阪駅に到着!
意外と速く大阪まで来ることができましたね。
名古屋から大阪で関西本線はどうなの?
路線図引用:JR西日本おでかけネット|駅情報・路線図
東海道本線なら3時間弱ですが、関西本線でも途中下車を除けば4時間弱で来られることがわかりました。
まあ関西本線のネックは、本数の少なさと快適性の低さ(汽車&ロングシート)ですかね。。。
名古屋→大阪と乗り通すなら
やはり東海道本線・近鉄に分があります。
よっぽどのことが無い限りは
東海道本線・新幹線・近鉄がおすすめです。
東海道本線で帰ります
さて大阪まで来られたので、帰りはさくっと東海道本線で帰ることにします。
大阪滞在時間、わずか10分。。。
米原経由長浜行きの新快速に乗車。
完全に帰宅ラッシュと重なってしまい、
車内は立ち客でいっぱいの状態。
これは京都過ぎまで座れないかな・・・
と思っていたところで、
ウッっっ!
急激な便意が・・・(^^;)
京都まであと20分。
新快速225系にはトイレがついていますが、
基本的に8&4の12両、
それゆえトイレは1&9or1&5号車についているのです(記事末参照)
しかも8-9の間は通り抜け不可能。
あろうことか自分が乗っているのは5号車(姫路方面側1号車)、つまり1号車のトイレに行くべきですがめちゃくちゃ遠いのです。
新快速は停車駅が少なく、まだ高槻を出発したばかり。
次は京都・・・遠い・・・トイレに降りようにも、京都まで我慢です。
新快速・・・orz・・・停まらねえ
このときばかりは新快速を恨みました(´д`)
とりあえず乗客を掻き分けて3号車までは行くことができましたが、それ以上は進めず(客が多すぎた)
結局、京都駅のお洒落~な駅トイレで一服()
米原方面の新快速最終列車に乗ることになりました(^^;)
京都から米原へ、今度こそ帰ります。
この時間(22時前)にもなると、人もまばら。
京都出発後は、米原へ近づく毎に
車内の人が少なくなってきます。
米原に着いたときには、自分の乗っていた12号車は
2,3人しか乗ってませんでした。
新快速も混雑は時間によるんだなあと実感。
大垣からはいつもの
新快速・豊橋行きで名古屋へ帰りました。
313系は快適ですなあ~
まとめ:トイレの位置は確認しておこうw
満員電車に乗っていて
トイレに行きたくなったのは
人生で初めての経験。
後の時間に用事が無かったからいいものの、もしこれがバイトの前の地下鉄とか、就活の面接前とかだったら・・・
途中下車したときには、絶望ですね。。。
トイレの位置はちゃんと確認しておきましょう(特に長時間乗車のときは)
トイレの位置【JR西・新快速】
東海道本線新快速(JR西)12両編成
1&5両目か1&9号車
になります
新快速は8+4両で連結されているためです。
米原側4両+姫路側8両
「新快速のトイレは1/5/9」
です。
覚えておくと、役に立つかも?しれませんね
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