【JR】何度でも乗りに行きたい,お気に入りの鉄道車両9選【前編】

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日本という狭い国の中を,
時代を超えてたくさんの列車が走っている.

鉄道においては,国鉄からJRへ移り変わり

その間,車両も大きく姿を変え,そして性能を向上させてきた.

JR型の車両が増えていく一方,往年の国鉄型名車両は姿を消しつつある.

今回は,そんなJR(国鉄)の車両にフォーカスして,鉄道好きである自分の「お気に入り車両」をいくつかピックアップして紹介する.

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【JR】お気に入りの鉄道車両9選

見た目だけでなく,

  • 使用列車につけられている愛称の”雰囲気”
  • その車両の発するさまざまな音(モータ音・エンジン音など)
  • 走行路線にまつわる自分の思い出
  • 列車への思い入れ

などなど…

私情をふんだんに盛り込んで
独断と偏見で
「お気に入りの車両」を選んだ.

それでは行ってみよう.

キハ40系(普通列車)

まずは

キハ40系

2018年8月 森駅にて

いきなり気動車である.

しかも普通列車.

でも,自分はキハ40系が好きである.

大学生になって,18きっぷ旅をはじめてから何度も乗った.

2019年3月 枕崎駅にて

2019年2月 鳥取駅にて

それこそ最初の方は「なんやこのボロい列車は・・・」と思っていた.非常に失礼である.しかしながら,乗れば乗るほどそのような失礼な感情は薄れ,むしろキハ40系の風情を楽しむようになっていた.

キハ40系が走っているのは,だいたいがローカル線.

柔らかいボックスシートから,眺める穏やかな田舎の車窓,

車体をブルブルと震わせながら,ガーッという大きな音を立てながら頑張って走るのを,車内から楽しむのが好きだ.

2019年12月 和田山駅にて

国鉄型ということで,全国で見かけることができる.走っている路線や会社毎でカラーリングや車内放送が異なっているのが,また面白い.同じ形式だけど,個性を感じられるのが国鉄型普通列車のいいところ.

徐々に国鉄型の車両が減ってきているが,キハ40系に関してはまだもう少し,乗ることができるように思う.走っている内にまた乗りに行きたい.

国鉄 485系(引退)

もうちょっと国鉄型.次は電車.

先ほどのキハ40は乗ったことがあるけれど,こちらは完全に画面の中の列車.

485系特急型電車

画像出典:485系特急形電車 – 日本の鉄道・旅見聞録

ボンネット型よりは,貫通・非貫通の区別がある型の方が好き.また,後期の方で製造された観光用(「きらきらうえつ」,「華」など)の車両では無く,以下の動画で紹介する型が好きだ.

自分が生まれたのは20世紀の終わり,物心ついた頃から徐々に国鉄の車両が引退を始め,大学生になった今,国鉄型の車両は絶滅し始めているという世代.

そんな自分がイメージする「国鉄の特急」といえば,下の動画にあるような形と色.

もう当ブログで2,3回は貼り付けさせていただいているであろう動画.

この動画をYouTubeで見つけたとき,日本にこんなにカッコイイ特急が走っていたのか,と感動した覚えがある.スマートさはないけど,モータ音は大きくて迫力があるし,重厚感がある.

JR型の特急列車とはひと味違う,軽々しく”特急”とは呼べない,「特別急行」列車の風格漂う車両だと感じる.

昔は急行列車が多く,485系に代表されるような特別急行は敷居が今と比べると高かった列車らしい.「L特急」という概念が導入され,徐々に敷居が下がっていったのは否めないけど,それでも格式高い列車のまま,引退をしていったのではないかと思う.

乗ったことのない,生で見たことも(おそらく)ない車両だけど,「お気に入りの車両」として上げさせていただいた.

JR北海道 キハ281・283系

さて,ここからはJRの車両.

まずは

JR北海道・キハ281/283系

283系は「スーパーおおぞら」(一部の「スーパー北斗」に混結されていたこともあった),281系は「スーパー北斗」にてそれぞれ活躍中の,JR北海道を代表する気動車特急である(それぞれ,2020年3月改正で,「おおぞら」「北斗」に改称).

2018年8月森駅にて

大学1年8月に,はじめて北海道に渡り,はじめて乗ったのが,283系スーパーおおぞらだった.南千歳から釧路までツーリング装備の大荷物を担いで乗車した.

脱線炎上事故以来,130km/h運転はやめてしまったが,それでも非常に速かったのを覚えている.あっという間に釧路に着いてしまった,そういう感じだった.

豪快なエンジン音,豪快な走りっぷりが好きな車両.振り子装置も搭載していて,ネット上には猛烈に傾いた283系や281系の写真もある.

振り子については,動かしている動かしていない賛否両論あるようだ.

 

現在,283系は変わらず「スーパーおおぞら」の運用についているが,一方の281系「スーパー北斗」は,後継車両であるキハ261系1000番台新塗装車に置き換えられており,運用が減っているようだ.

2018年9月 長万部駅にて

北斗で主力の261系,白地に黄色・紫のカラーリングも嫌いではないが,

281系・283系のステンレスそのまま+青色先頭部が北海道の特急型の中で一番好きだ.

自分が小さい頃,のりもの図鑑(鉄道編)で見た北海道の特急列車はこのカラーリング.いかにも速そうで,そして北海道のでっかい・広い土地にぴったりな雰囲気を持っている.

2019年8月森駅にて

2018年,2019年と当たり前のように函館本線で見られていた,
281系北斗も,いずれ見られなくなってしまうのかもしれない.

281系は結局乗っていないし,283系の写真も手元にないので

コロナウイルスの流行が収束したら,北海道へ鉄道旅行に行きたい.

JR東日本 E353系(あずさ・かいじなど)

“主力車両”,”会社の屋台骨”というような車両が好きだ.

その代表格であろう車両が

JR東日本 E353系

2019年4月 南小谷駅にて

JR東日本を支える名門特急「あずさ」といえば,

E351系のことをイメージしていた.

E351系とE257系のコンビが幅を利かせていた「あずさ」「スーパーあずさ」だが,新型車両「E353系」が登場すると,一気に新型車両に置き換わった.E351系だけでなくE257も置き換えられ,「スーパーあずさ」の愛称が消滅した.中央本線に一気に新時代を呼び寄せた車両.今では「あずさ」といえばE353系.徐々に定着してきている.

E353系は出たばかりで,しかも人気のあるE351を置き換えた車両ということもあって,あまり好きではないという人もいるかもしれないが,自分はE353系が持つ「近未来感」が好きだ.

2019年4月 小淵沢駅にて

最新の省エネモータを積んでおり,非常に静かに走る.

先頭部分のデザインも紫と黒のカラーリングが次世代の車両,今までないような未来的な雰囲気を持っている.

そんな未来的な雰囲気を持った列車が,都心のビル街を抜け出して,信州の美しい山や田園風景の中を走る.なかなか乙である.

 

と,いろいろ書いてきたが,実はE353系には乗ったことがない.中央東線自体も鈍行で一度乗り通しただけなので,また機会を作って乗りに行こうと思う.

まとめ:後編に続く…!

各車両に対する溢れる思いを綴っていたら,長くなってしまった.

「9選」と題名にしたためたが,とても1記事には収められなさそうなので

残りは後編にて紹介することにしよう.

【JR】何度でも乗りに行きたい,お気に入りの鉄道車両9選【後編】
後編ではJR四国・東海・西日本・九州からお気に入りの車両を紹介.

今回紹介したのは,あくまでも「個人的なお気に入り」である.

ここには書いていない車両の他にも,素敵な車両はたくさんある.また,乗車したことがない・生で見たことがない車両も多い.

大学生の時間がある内に,全国をめぐって,ココに書き加えられるような「お気に入りの車両」を増やして行きたい.

【キハ40】函館本線・砂原経由で長万部・函館へ【札幌函館18きっぷ旅②】
山線経由で小樽から函館へ.長万部で駅撮りしたり,森駅からは砂原支線を通ったり.

参考サイト

日本を走る鉄道車両図鑑 – 日本の旅・鉄道見聞録 – 裏辺研究所

列車ガイド|JR北海道

列車カタログ:JR東日本

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