【食欲】写真でつづる大阪うまいものめぐり(2023年1月)

1月の3連休,近鉄特急「ひのとり」にのって大阪までおでかけしてきました。

出張でありつけなかった大阪名物を,2日間かけていっぱい楽しんできたので,スナップ写真で綴っていこうと思います。

大阪うまいものめぐり

やってきました,食いだおれのまち・なんば。

近鉄の大阪難波駅を出た瞬間から,おいしそうな看板・においに包まれます。これはもう,食いだおれるっきゃない。

なんばに来ようとすると,新幹線だと新大阪から地下鉄御堂筋線でなんばまで移動しなきゃいけないんですが,近鉄だと大阪難波駅に直接着けるのがいいですね。

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1日目:なんば・新大阪

ということでさっそく,道頓堀に沿う道頓堀商店街を歩きます。道頓堀を歩くのは,高校の修学旅行以来かな?1月最初の3連休。正月気分をひっぱって,まだまだ人がいっぱい。

「わなか」たこ焼き

大阪に着いた瞬間から,口がたこ焼きを求めていたので,

まずは道頓堀商店街にある有名店「わなか」の行列に並びました。行列といっても,回転は速いので,10分くらいでオーダーできました。最前列まで来ると,今か今かと出来上がりを待つ,銅板(わなかは銅板で焼いてるそうです)の上のたこ焼き君たちが目に入ってきます。

「大入り」(8コ入り=4つの味×2)を頂きました。ソース,しょうゆ,ねぎ塩,明太マヨの4つだったかな?どれも,外はカリっと,中はふわっとでおいしい!個人的には,右上(ボケてる)のソースがイチバンおいしかったですね。

「わなか」といえば超有名店で,各地にお店があって,大阪出張のときは新大阪駅の「アルデ」でも食べました。新大阪アルデ店のたこ焼きは,結構ふわふわだったけど,道頓堀のわなかのたこ焼きはカリカリ感が強かったですね。同じ系列店で,同じ生地を使っているはずだけど,食感が違うのは銅板の大きさのせいかな?食感は,道頓堀店の方が好みでしたね。

参考 「たこ焼き道楽 わなか」オフィシャルホームページ

そのあと,もう1軒,道頓堀商店街でたこ焼きを食べてから,戎橋えびすばし筋商店街を南へ散策。戎橋筋は,道頓堀の「グリコ」の前の南北に走る通り。

「551蓬莱」豚まん

ここを歩いて向かったのは,次なる目的地「551蓬莱 本店」。大阪といえば,551の豚まん(鉄道マニアとしては,新幹線で新大阪に着くと,この袋を持った旅行客・出張客が目に浮かびます。中川家のコントで有名ですね)。この間の大阪出張では,新大阪駅改札内にある持ち帰り(チルド)の肉まんを,長蛇の行列で買いそびれていたので・・・今回はそのリベンジのつもりでやってきました。

幸い,ここ(本店)では行列も長くなく,回転も速かったので,そんなに労せず目的の豚まんにありつけました。蒸したて,あつあつ,ぶあつい皮は意外と軽く,甘みが強くて,ゴロゴロの具とよく合います!からしをつけると,またうまい!

ここは,豚まんだけでなく,焼売(しゅうまい)もおいしいらしい…。今度は焼売も食べてみたいですね。

地図 551蓬莱 本店 – Googleマップ

たこ焼き×2+豚まん,で少しお腹が満たされたので,戎橋筋を端まで歩き,それから千日前(なんばグランド花月の方!)にも足を伸ばしつつ,散歩しました。戎橋筋商店街の突き当りは,立派な南海なんば駅。

「三ツ星スイーツ」いちご飴

甘いものが食べたくなったので,また戎橋筋を北へ歩いて,551蓬莱へ来るときに見つけたお店でデザート。りんご飴ならぬいちご飴です。しょっぱいもの食べた後のあまいもの,癒される~

地図 三ツ星スイーツ – Google マップ

心斎橋筋へ

道頓堀商店街まで戻って,こんどはさらに北へと歩いてみました。戎橋筋商店街から,戎橋をはさんで北側にある心斎橋筋商店街です。

と,このあたりでさすがに歩き疲れたので,心斎橋筋商店街にあるカフェ(エクセルシオール カフェ 心斎橋店)で休憩。「エクセルシオール」って初耳ですが,ドトールの系列店?のようですね。ドトールカードが使えるみたいでした。分煙がしっかりしていてGood!

あったかい飲み物で一服したら,もう一軒,行ってみたかったお店へ。

「たこ家道頓堀くくる」明石焼き

心斎橋筋をしばらく北へ歩いたところにある「たこ家道頓堀くくる」です。「わなか」と同じく,超有名店らしく,ここでは「明石焼き」が食べられるとのことだったので,イートインで食べてみました。

ハーフ&ハーフ(ねぎとふつうの)明石焼きを注文。8個入り。盆にのせてくれます。タコの器と取り皿がポイント。

着丼。見た目はたこ焼きより焼け目が少なく,あっさりしてそうな雰囲気です。下駄のような板に乗ってくるのも特徴的。

「明石焼き」は,出汁につけていただきます。明石焼きもたこ焼きと全く変わらない「粉もん」なので,出汁につけるのはちょっと・・・と思っていましたが,食べてみるとなかなかイケます。

タコも大きめで,トロトロの生地のなかでいいアクセント。いっしょについてくる薬味(紅ショウガと刻みねぎ)を加えると,味変できます。結構お腹いっぱいだったのに,なんだかんだでペロッと食べちゃいまいた。たこ焼きよりこっちの方が好きっていう人結構いるんじゃないでしょうか?

「明石焼き」はあっさりなので,濃い味のたこ焼きに食べ飽きたところで食べるのもいいですね。もちろん,「くくる」にはふつうのたこ焼きもあります。

参考 たこ家道頓堀くくる

もうお腹いっぱいになったので,なんば食いだおれはこれにておしまい。11時過ぎになんばについて,14時過ぎだったので,3時間でこれだけ食べました。

ホテルのチェックイン可能時間が近づいていたので,心斎橋からは地下鉄御堂筋線に乗って,新大阪まで向かい,予約していた新大阪駅ちかくのホテルで休憩しました。

「串カツだるま」串カツ

夕方まで休憩してから,混雑するまえに早めの夜ごはんに繰り出しました。たこ焼き,豚まん,と食べてきましたが,まだ食べていない大阪名物がありますね。

そう,串カツです。新大阪駅の「アルデ」に,有名店「串カツだるま」があるらしかったので,ここで夜ごはんにしました。Googleマップのレビューをみると,週末は行列が出来るらしいですが,時間的にはまだ16時?17時?くらいで早かったので,並ばず入れました。

念願の串カツ!串カツと聞くと「二度漬け禁止」の下の句が条件反射的に脳裏をよぎりますが,現在はコロナの影響で,「漬けるソース」は有料になっていました。代わりに,テーブルのうえには「かけるソース」(もちろん,秘伝の味)が用意され,これをかけて食べる方式になっていました。感染症は,「二度漬け」を死文化させるのかなあ・・・なんて思いながら,個別に注文した串カツたちを食べました。

紅ショウガはじめ,キスとかカマンベールチーズとか,ここでしか食べられない串から,定番の豚カツ,元祖串カツまで,どれもうまかったですね。

食べたかった串はだいたい食べて,ソフトドリンクで,ひとり2,000円くらい?安い!

すっかり大満足のお腹をさすって,ホテルに帰りました。

2日目:梅田・北新地

2日目は,ホテルでおいしい朝ごはんを食べてから,10時ごろチェックアウトしました。新大阪から地下鉄御堂筋線に乗って梅田(キタ)の方へ。大阪出張の記事にも書きましたが,御堂筋線は新大阪から中津まで地上区間を走ります。なかなか面白い車窓ですよ(写真は淀川を渡るところだったと思います)。

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2日目は趣向を変えて,ちょこっと観光したり,行きたいところに行ったりしました。

露天(つゆてん)神社

たとえば,1日目のホテルでの休憩中にリサーチした「露天つゆてん神社」。曽根崎心中(近松門左衛門)の舞台となったことで有名らしいですね。現在では,恋愛の聖地として売り出し中のようです。

この神社,梅田のビル群のすぐ近くにあって,周りにも高い建物が多いので,中に入ると自分が「異世界」にいるような感じがしました。ちょっとマイナーかもしれませんが,ちょっとした空き時間で行けるのがイイですね。

曽根崎通・国道1号と2号の境界

その「露天神社」の近くには,曽根崎通があります。大都会の真ん中を貫き,これは現在の国道1号・2号になっています。写真は,梅田駅前からのびる国道25号線にある青看板。朝日が差してかっこよかったので,モノクロにしてみました。

鉄道マニアでもあり地図好きでもある私は,日本の大動脈である国道1号・2号の境目にあたるこの交差点にちょっと興奮しました。

国道2号線側には,道路元標が置いてあります。金色の逆三角形のモニュメントです。現代的でいいですね。ロードバイクでロングライド好きなひとは,「キャノンボール」(大阪→東京R1号走破)のスタート地点としてご存じではないでしょうか。

「踊るうどん」まいたけ天生じょうゆうどん

2日目のお昼ごはんは,北新地の大阪駅前第3ビル地下2階にある「踊るうどん」で頂きました。このお店は,YouTubeで旅行前にリサーチしたお店。さっきの国道に面する通りのビルに入っているお店ですが,道沿いにドーンとあるのではなく,地下2階のテナント群にひっそりとあります。

事前に調べていないとまずわからないようなお店ですが,午前11時半ごろ行ってみると,すでに店の前に2,3人並び,店内は満席に近い状態です。この立地で,昼前で,これだけのお客さん。相当な人気店であることがうかがえます。

ここで注文したのは,「まいたけ天生じょうゆうどん(温)」。まいたけ天っていうのがここのお店のユニークなメニューです。これを前面に押し出したうどんって,なかなかありません。そして,「生じょうゆ」で食べるのも粋ですね。着丼すると,こんな感じ。大きなうつわには,3,4つのまいたけ天がのったうどんがいます。別添えの薬味を投入し,生しょうゆを回しかけて食べます。

まいたけなんて…と見くびっていましたが,恐れ入りました。揚げたてのまいたけ天,すごくジューシーで,ほんのり甘い天ぷら衣とよく合います。これに追随するのは,関西のちょっとやわらかい細めのうどん。生しょうゆが絡んでドンドン箸が進みます。

しょうゆを足して,混ぜながら,時折まいたけ天を挟み,気づいたらあっというまに食べ終わっていました。ごちそうさま。これはうまかった。こんど,大阪へ出張に来る機会があったら,食べに来ようと思います。

地図 踊るうどん 梅田店 – Google マップ

以上,なんば(ミナミ),新大阪,梅田(キタ)をめぐって,大阪名物を食べ歩いた記録でした!

今振り返ると,粉もんばっかり食べてましたが,本場の味はまちがいなかったことから,飽きずに楽しめました。大阪にはまだまだおいしいお店がたくさんありそうなので,機会があったらまたグルメめぐりしたいですね。

(おわり)

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