JST次世代の第1回学内選考に落ちてしまった…

去る2月に申請した,JST次世代の学内選考の結果が発表され,「不採用」だった。

後期課程のグラント獲得の最初のチャンスでこけてしまって,落ち込んでいる。

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「JST次世代」1回目の選考で不採用

「JST次世代」とは,最近新しく始まった,国の博士学生支援プログラムの1つ(正式名称は「次世代研究者挑戦的プログラム」)。弊大学は,そのプログラムに採択されている。

学生の申請は,2023年度新入学生の場合は,本年2月と来年2月の2回行われることとなった。そのうちの1回が今回の申請だった。

選考は,以下の2段階で行われた。

  1. 一次選考(書類および動画)
  2. 二次選考(面接,ただし免除者あり)

二次選考対象者は,事前にメール添付のPDFファイルで通知されたが,この時点で自分の申請した分野には「対象者なし」となっていた。

ここで,二次選考「対象者なし」とはすなわち,自分が

  • 一次選考(すなわち書類選考)に漏れ,「不採用」
  • 二次選考(すなわち面接選考)を免除され,「採用」

のいずれかになっているという意味だ。

このメールを受信した時点では,「倍率はそんなに高くないだろうから,大丈夫だろう。」と,楽観視していた。

そして,昨日の結果発表。結果はメールにて対象者に通知されることとなっていた。

この日は,午前中に研究計画発表会があり,一部チームの研究計画が発表された。発表会は久しぶりに「対面」で行われた。ノートPCで発表資料を見ながら,時々メールボックスを覗いて,事務局からのメールが届いていないかチェックしていた。しかし,発表会中にメールを受信することはないまま,午前中が終わった。

午後からは,新しく研究室に入って来たB4学生が,明日の研究計画発表会に向けて資料作成に追われていた。自分自身は,午後イチで,来月から始まる学生実験のTA業務として,実験回路の構築と動作チェックをやっていた。これを2時間ほどこなしたあと,輪講資料のスキャンや,B4の研究計画添削を手伝ったりした。

TAの業務が終わった後や,輪講資料のスキャンが終わった後に,メールボックスを覗いてみるが,まだ事務局からのメールが来ていない。ちょっと不安になってきた。そわそわし始める。二次選考対象者通知は,夕方16時ごろメールが来たが,その時間が迫って来た。採用であれば,そろそろメールが来てもおかしくない。しかし,待てど暮らせど,そのメールは来ない。

それからは,目の前の作業がほとんど手につかないまま,17時を過ぎてしまった。いわゆる「定時」を過ぎた。メールは来なかった。

もうダメだ….と完全にあきらめたところに,申し訳なさげに,「不採用通知」のPDFが添付されたメールが届いた。私はこれで,完全にトドメをさされた。後期課程支援1回目のチャンスは,ここで潰えた。

自分は二次選考対象者になっておらず,かつ不採用だったことから,「一次選考で不採用」となっていたということだ。書類選考で落ちたのだ。

何がダメだったのか,冷静になって考えてみると

  • 業績が足りなかった(もしくは競争相手の業績に競り負けた)
  • 研究内容・計画が具体的でない,もしくは自分の言葉で書けておらず,採用に足りなかった(もしくは,審査員に理解されなかった)
  • プログラム特有の観点について,計画が浅はかだった(研究ごり押しでは,プログラムの意に沿わない)

このようなことが考えられた。

後期課程の生活費を獲得する機会は,学振をはじめとしていくつか残されているのだけれど…最初のチャンスでこけてしまったのはきつい。

大学入試でいうと,国公立を第1志望としていたところで,その推薦入試に落ちてしまったような気持ちだ。まだ前期後期入試や,私立の併願入試は残されているけど,出だしでこけてしまったような感じ。

今回の申請,正直に打ち明けると,学内選考だから低い倍率だろうし(実際説明会でも2倍未満に収まるだろうといわれていた),自分なら大丈夫だろうと,どこか高をくくってしまっていた。だから,なおさらショックが大きかった。

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次は「学振DC1」

後期課程支援獲得の次のチャンスは,学振DC1となる。これは,申請書類提出の学内締切が5月末となっている。それまでに,申請書を作成し,いろんな人に読んでもらってフィードバックを頂きながら,磨いていくことになる。また,評価書も作成してもらわなければならない。

学振DC1の方は,JST次世代よりもっともっと倍率が高く,そして,より優秀な学生との競争になる。

JST次世代の学内選考だって,優秀な学生は多いが,倍率がそんなに高くないのだ。それなのに,一次選考(書類選考)で振り落とされてしまった。このままでは,きっと,学振DC1でも,自らの同じ轍を踏むことになるだろう。

学振DC1は倍率が高い故,過度な期待は禁物(落ちたときのショックが大きい)だが,後期課程の経済支援を受けられないと,相当厳しい(というか生きていけない)ので……どうしたって全力を尽くさなければならない。

幸いなことに,今回,JST次世代の申請書の形式は,学振DC1の申請書とほとんど同一だった。特に研究に関する部分(最初の3p)はまったく同じで,縦の幅のみ異なるものだった。

この書類をもって,JST次世代を落とされたのだから,今手元にあるJST次世代の申請書をそのまま学振へ出せば,まず間違いなく落ちる。これから1カ月くらいかけて,もう一度研究計画や研究内容を見直して,学振DC1へ通せる可能性が少しでも高まる申請書を作っていく必要がある。

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はじめての挫折

いままでの人生のあらゆる局面において,「不合格」や「不採用」といった経験をしてこなかった。

いわゆる,はじめての挫折ってやつだ。

持っていた自信は粉々に砕かれた。それとともに,博士課程へ進学する学生のレベルの高さ,自身がどれくらいのレベルなのかということを痛いほどわからされた。

これからは,より謙虚に,そして期待しすぎず,落ち込まず,身の丈にあった「ことば」で申請書を作っていきたい。

(学振へつづく…)

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