2021年3月22日(月)から3月25日(木)までの日記です。
3/22(月) モノタロウの段ボール
卒論は書き終わった。
今日は研究データのHDD移行を行うために,研究室へ行った。
実験データや計算データ,進捗報告資料に卒業論文のデータなど,1年間で積み上げた研究データを研究室保管のHDDへ移行する作業をした。
大量のデータ(数百GB近く)を2台(ミラー含む)のHDDに移すのは,かなりの時間を要する。
PCの前で座っていてもすることがないので,
作業が終わるのを待つついでに,図書館で本を返したり,教務課へ奨学金について資料をもらいに行ったりした。
奨学金は,大学院2年間(修士課程)において返済が不要となる民間の奨学金。
これは,つい先日,大学のHPで見つけたもの。大学には,直接・大学経由の応募問わずさまざまな民間奨学金が紹介されてくるみたいで,HPには大学院生でも応募できるものがたくさんあった。
JASSOで貸与奨学金を借りようと考えていたが,これだけたくさんあるんだったら,ひとつくらい応募してみることにした。
学部3年間の奨学金(最後の1年は,国の制度改正により「給付」へ変更)の貸与総額はそれなりの額になっている。
参考:高等教育の修学支援新制度:文部科学省 ←大学院学生はひきつづき「貸与」のみ(なぜだ?)
大学院のJASSO貸与型奨学金は,優れた業績を上げることで返済免除(半額or全額)されることもある。
しかし,そのハードルは結構高いみたいだ。研究室M2のK先輩は,学術論文1本と国内学会数度,国際学会1度の発表をもって申請しても,免除はされなかったらしい(学術論文が査読中で条件付き掲載だったのがよくなかったのかも・・・とおっしゃっていた)。
このハードルを自分が超える自信があるか?と言われると,そこまでの自信はない。それはつまり,JASSOの貸与型奨学金を借りた場合,2年間の貸与分だけ借金が増えるということになる。
もし,最初から「給付」されて返さなくていいというのであれば,もちろんそちらの方がいいに決まっている(学部3年間で,すでに結構な額の借金ができている)。
そのチャンスをものにすべく,HPに掲載の民間奨学金のうち,対象者が「電気工学専攻のみ」で,締切が4月中のものに目を付けた。
これについて資料をもらいに,教務課へ行ったのだった。
教務課では直接資料はもらわず,「このQRコードを読み取って,出てきたメール画面から必要事項を入力して教務課学生支援係へ送ってください」ということになった。
あまり応募者が多くないのか,すぐには対応できないようだった。
とりあえず研究室に戻ってから,言われた通りメールを送っておいた。今日中に返信が来るかと思っていたが,この日記を書いている21時現在もメールは来ていない。。年度末だから鬼のように忙しいのだろう。気長に待とう。
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さて,HDDの方を見てみると,どうやらデータ移行は終わったようだった。が,画面上に見慣れない警告ダイアログが出ていた。
読んでみると,どうやら「パスが長すぎる」ディレクトリが存在し,そのせいでコピペができない箇所があるとのことだった。こんな警告は初めてお目にかかった。実験データを整理するために,階層が深くなりがちなのと,条件をディレクトリに明記するため,ディレクトリ名が長くなりがちなのが原因だ。
おそらく実験フォルダだろうとあたりを付け,コピー元とコピー先のフォルダのサイズを比べる。
うまくいったフォルダは,元と先のサイズが同じ。
上から下まで見ていく途中で,サイズの異なるフォルダを見つけた。これだっ!とコピー先の当該フォルダをダブルクリックして開いてみると,2つほどフォルダがなかった。
親のディレクトリの名前が長いせいだ。実験条件をなるだけわかりやすく追記していった結果,ディレクトリ名が長くなってしまっている。
これを解決するために,まず元のPCの当該ディレクトリの名前を短縮した。併せて,コピペできなかったフォルダの名前も短縮した。
これで,当該ディレクトリのみ,もう一度コピペを実行。
今度は,うまくいった。
他のフォルダもすべて,ファイルサイズを確認した。特に変わったところはなく,無事にコピペができていたようだった。
6TBのHDD(ACアダプタを使って電源供給!)を慎重に取り外して,作業を終えた。
6TBのHDDなんてのも,なかなか使う機会はないだろう。ゴツイ筐体を,慎重にモノタロウの段ボールに入れて,元あった場所に戻しておいた。安心と信頼のモノタロウ段ボール・・・?
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午後は3時過ぎまで研究室に居て,それから下宿に帰った。
ここんとこずっと卒論にかかりきりで,朝から夕方遅くまで研究室にいる生活が続いていた。だから,明るい時間帯に下宿までの帰り道を歩くのは久しぶりで新鮮だった。
北寄りの風が吹いていて,ダウンを着ていても寒さを感じた。春は暑かったり寒かったりなのがよくない。運動不足の身体には結構堪える。
帰ってからちょっと休んで,散髪をすべく近くのショッピングモールへ向かった。
散髪なのにショッピングモール?
これは,ショッピングモール内にQBハウスが入っているということだ。
地階のスーパーでペットボトルとトレーをリサイクルBOXに入れてから,QBハウスで散髪した。
散髪の後,久しぶりに無印良品をぶらぶらした。最近,無印良品の家具や収納用品を眺めるのにハマっている。欲しいと思うものもあるけど,入れるものや使いどころが整理できていないので,まだ買えていない。
新しいものを容れるときには,まず古いものを整理して,不要であれば処分することが先に来ないといけないと考えている。これは,前の日記にも書いた。
ウィンドウショッピングをしている間に,ふとそのことを思い出した。
参考:【日記#8】2/1(月)~2/4(木) 今あるモノを片付けること
そしてスーパーで買い物をしてから下宿に帰り,なんとなくこたつテーブルをどうにかしようと思った。こたつテーブルが不要だという話も,上の日記で書いた。
前に一度,「ヒカカク」で査定しようとしたけど,写真を撮るのが面倒になって断念したのだった。
今日はまた別のネット買取サービスを探して,メールで無料見積依頼をしてみた。こちらは,ヒカカクとは違い,1社単独でのやりとり。ノーブランド品でも買い取ってくれるそう。
いくら使っていないとはいえ,購入してから4年が経過した。値段がつけばいい方,くらいに思っている。もしつかなければ,粗大ごみにでも出してしまおう。もったいない,という気持ちもあるけれど,名古屋市の粗大ごみ回収は,「使えるものは修繕してリユース家具として販売」することもあるらしい。
粗大ごみとして排出されたもののうち、再使用が可能な家具類の一部については、有効活用のため、市が修理し、リユース(再使用)家具として販売させていただくことがあります。
名古屋市:粗大ごみの分け方・出し方(暮らしの情報)
なるほど,リユースしてくれることがあるなら「使えるものを捨ててしまって,もったいない」という罪悪感が,多少は和らぎそうだ。
引っ越しの時にまとめて処分する,という方が安くてラクかもしれないが,
引っ越し先で使うことはまず考えられないし,引っ越しまでに使うこともない。むしろ,これがあることで,リラックスできるようなスペースを作れないという弊害まで生じている。
「もし,今このこたつテーブルが無かったとして,新しく買うか?」を考えると,答えはNOだ。
なので,近いうちにできるだけ早く処分したほうがいいという結論に至った。
なんらかの形で処分が済んだら,ベッド以外のリラックススペースを作りたい。
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卒論を書いているときはこんなことを考える余裕も気力もなかった。
やっぱり人間は,2つのタスクを同時進行でこなすのはヘタなんだな。