2018年北海道自転車旅
オロロンラインを北上し稚内まで走りました。
せっかく道北まで来たので
日本最北の有人島
【利尻島・礼文島】
を自転車で走ってみることにしました。
>>>礼文島での様子は「礼文島サイクリング&トレッキング」をご覧ください!
利尻島では青い海と利尻富士が一望できる
2つの岬をめぐりながら島を1周。
小豆島に続き、2つ目の離島サイクリングでしたが
日本の離島には本当に絶景が多い!
離島マニアになりそうです。
利尻島1周の記録
利尻島は1周55kmほど、
今年の3月に走った小豆島1周よりも少し短めです。
鴛泊港フェリーターミナルを出発して、
反時計回りに1周します。
ちなみに
利尻島の北東が「利尻富士町」
利尻島の南西が「利尻町」です。
鴛泊港のあるのが利尻富士町になります。
ペシ岬展望台から利尻富士を眺める
まず向かったのはフェリーターミナルからすぐのところにある
「ペシ岬展望台」
フェリーターミナルからも見ることができるくらい近くにあります。
自転車を入口前に置いて階段を上ります。
ペシ岬までの階段は傾斜がきつく、長いです。
(高齢の方はけっこうキツそうでした)
まず岬の麓にある広場?で写真
今日はよく晴れていて利尻富士がクッキリ見えます。
日本百名山の1つ、形が美しく
「利尻島の富士」の名にふさわしいです。
さらに登っていくと
待っていたのは青と緑の絶景!
海には朝日が反射して美しく輝いています。
鴛泊港周辺の町並みと利尻富士
沓形港方面もくっきり見えます。
ペシ岬がけっこう高い場所にあるということはこの写真でわかりますね。
その高さのせいもあってか、頂上は立っているのがやっとくらいの強風が吹いていました・・・気を抜いたら飛ばされそうです。
いや~それにしても利尻富士がきれい。
こんなに雲がかかっていないのは珍しい?のではないでしょうか。
絶景を堪能して自転車のところまで降りてくると・・・
カラスが自転車の周りをうろうろ・・・
(゚_゚;)
キャリアにくくってあった僕のマットがつつかれてました。。。
ツラい・・・
島のカラスは凶暴な感じがしたので、気をつけましょう。
夕日ヶ丘展望台から青い海を眺める
島の北側にあるもうひとつの岬展望台が
「夕日ヶ丘展望台」
ペシ岬展望台に負けない青と緑の絶景を拝めます。
きれい!
海の色が本州とは違います。
利尻富士も見えます。
利尻富士の背後、なんだか雲が出てますね。
(このあと利尻町で雨に降られます)
ペシ岬・夕日ヶ丘の2つの展望台は
利尻島では有数の絶景スポットです。
どちらかで朝日を見て、島を1周して
夕日ヶ丘で夕陽を拝むのもいいかもしれませんね。
島の名物・ミルピスがうまい
夕日ヶ丘展望台からしばらく道道を走ると
道沿い左側に小さなお店があります。
「最果て自家製 ミルピス」
の看板が目印
ミルピスとはこの店の店主さんが手作りしている
最果てのオリジナル乳酸菌飲料!です。
中に入ってミルピスを注文
瓶に入っているのがミルピスです。
カ○ピスっぽい名前ですが、
その本家よりはさっぱりとした味わいでした。
疲れた身体に染みる~
このあとしそジュースや自家製ショウガジュースなど
たくさんサービスしていただきました(笑)
どれも手作りのやさしい味でおいしかったです。
(お母さん、たくさんサービスしていただきありがとうございます。)
利尻昆布を食べて先を急ぐ
ミルピスを飲んでしばらく走ると
天気が怪しくなってきました。
どうやら利尻富士にかかっていた雲は、島の南側一帯に雨を降らせていたようです。。。
ここから仙法志まで走りました。
仙法志にはアザラシを見ることができる「仙法志御崎公園」がありますが、生憎の天気なのでスルー。。
近くにあった「畑宮食品」で名産品・利尻昆布を試食しました。
肉厚で昆布の味が濃厚。うまかった。
「白い恋人」でおなじみオタトマリ沼
さらに島の南側まで進むと
「オタトマリ沼」があります。
白い恋人のパッケージ写真を思い浮かべてください。
あの写真のモデルになったのがオタトマリ沼です。
さぞかし美しいだろう!と期待しましたが
天気は曇天・・・
沼の上に輝いて見えるはずの利尻富士は・・・どこ?
とりあえず「オタトマリ沼」の前までは来たという証明写真ということで。
近くには多くの食事処があります。
ここで昼食を食べることにします。
お手製のおにぎりには
島でとれた海藻の味噌汁と
キュウリのお漬け物がつきます。
どれもあたたかい味でおいしかった!
ごちそうさまです。
島はアップダウンが多い
オタトマリ沼を出ると、ゴールの鴛泊港まではあと20kmほど。
霧雨の降る中を走ります。
島の東側まで来て感じたのは「アップダウンが多い」こと
小豆島もアップダウンが多かったので
やはり「島はアップダウンが多い」のは間違いない!
と、心の中でアップダウンに文句を言いながら島の北側まで戻ってくると
天気が急回復してきました。
雨雲と青空の切れ間には美しい虹が見えます!
どうやらこの日は利尻町(島の南側)は雨
利尻富士を挟んで北側の利尻富士町は晴れ
同じ島でも天気が全く違ったようです。
ということですっかり晴れた(今までの雨は嘘みたい)
利尻富士町の海岸線を快走して、
鴛泊フェリーターミナルまで無事に戻ってきました!
島の西側から南側でさらされた向かい風で疲れましたが
岬からの絶景は素晴らしかった!
利尻富士温泉&ファミリーキャンプ場「ゆ~に」
鴛泊から少し内陸に入ったところに
「利尻富士温泉」とファミリーキャンプ場があります。
今日はここでゆっくり疲れをとって明日に備えます。
翌朝のフェリーで礼文島に渡ります。
まとめ:利尻富士を見ながら島を巡ろう
利尻富士は利尻島の真ん中にあるので
島のどこからでも利尻富士を見ることができます。
自転車の場合、島を取り囲む道道を走るのがオススメです。
岬から見える利尻富士と海の青が美しい
利尻島サイクリングの記録でした。
【次の記事】