2018年の春は西日本(名古屋~神戸~高松)を自転車で走破した。
2019年の春は、自転車では未踏の地である九州を走ることにした。
北海道は夏に2回走り、四国も走破。
本州以外の本土4島、残すは九州ただ一つ。
3月も中旬に差し掛かり、花粉症である僕の天敵・花粉が大量飛散(悲惨)をはじめた頃に名古屋を出発。新幹線で鹿児島まで新幹線輪行。鹿児島から旅をはじめることにした____
今回はそんな九州自転車旅の装備をまとめてみた。
【本編はこちらから】
1週間近くの長旅。
相変わらずのパニアスタイル。
キャンプツーリングではなく、各地の安宿に泊っていくスタイル。
宿代はかかるけど、
九州は北海道に比べるとキャンプ場が少ないし
3月に開いているキャンプ場はその中でも一部。
だからテントや自炊道具は持っていかずに
シュラフ・マットだけで済ませることにした。
フレームバッグを追加したり
おたふくインナーを導入したり
昨年2018春ツーリングから多少の改善を加えた。
自転車とバッグ
自転車
写真:やまなみハイウェイにて(インナーローなのはご愛嬌)
愛車・KONA JAKE(2017)
【フレーム】:Kona 6061 Aluminum Butted
【フォーク】:Kona Project Two Aluminum Disc
【リム】:Alex ATD470
【ディレーラー】:Shimano Tiagra
【クランクセット】:FSA Omega Compact, 34/48t
【スプロケット】:Shimano Tiagra 11-34t 10spd
【ブレーキ】:Hayes CX Comp, Shimano Tiagra
【シートポスト】:Kona Thumb w/Offset 31.6mm
【タイヤ】:グラベルキング700×32C(→レビュー)
タイヤ以外は、納車以来ほとんど変えていない。
(シフトワイヤー、チェーンのみ交換済)
走り慣れた自転車とコンポが
ツーリングにはいい(でも新車も欲しい)
バッグ
【フロントバッグ】
モンベルフロントバッグ
【パニアバッグ】
オルトリーブ40L×2
【フレームバッグ】
フェアウェザー frame bag(black)
【キャリア】
トピーク・スーパーツーリストDX
TANAXツーリングネット(3L)
2018初夏から導入した
- フレームバッグ
- TANAXツーリングネット
以外は、2018春四国ツーリングと同じ。
ツーリングネットは、ゴム紐とは違って着脱がめちゃくちゃラク。
多少荷物が多くても、ガバッと固定できる。落下の心配もない。
ただし、3Lもは必要ないと思う。
バイクならともかく自転車ならLかMぐらいがちょうどいい気がする。
持っていったモノ
バッグに入れているモノを紹介。
春のツーリングはウェア選びが一番難しい。朝晩は冬同様まで気温が下がるし、日中は夏かと思うくらい暑いときもある。
大きい寒暖差に対応するための試行錯誤。
ウェア
3月の九州というか西日本の平地では、
日中は暑いくらいに気温が上がっても
朝晩は冷え込みが厳しいことがある。
だから冬用のインナーと夏用のインナー、それとユニクロのウルトラライトダウンを揃えておいた。
- ユニクロULダウン
- ポケッタブルパーカ(雨天時着用)
- Le Coq ウィンドブレーカー
- 冬用インナー上下×2(パールイズミ・おたふく)
- 夏用インナー上下×1
- 半袖シャツ×3
- ハーフパンツ×3
- 就寝時用ジャージ・長袖シャツ
- 下着×3セット
- レインパンツ
ウェアについてはこんな感じ。
これ以上増やしても荷物が重たくなるだけだし、
インナーはそれなりに高機能だからこのくらいで大丈夫。
おたふくインナーは2019冬から導入。
めちゃくちゃ安いのに、パールイズミのインナーと保温性能が変わらないというコスパお化け。
ULダウンと冬用グローブは、高地からのダウンヒルで大活躍だった。
あとは
- ヘルメット(GIRO)
- グローブ(シマノ夏用orルコック冬用)
- サングラス(ユニクロ)
- SPD(→レビュー)
をいつものように着用。
サングラスは着けないこともあるけど、花粉症自転車乗りなので春は必ず着ける(花粉で目が死んじゃう)
宿泊道具
- シュラフ
- マット
- エアピロー
- スイムタオル
- ハンドタオル×2
- 衣類洗剤(粉・小分けのモノ)
- 温泉セット
- 歯ブラシ・ひげそり
シュラフとマットは、正直無くても良かった気がする・・けど
ネットカフェに泊まるときは、あった方がより眠りやすくなる。
エアピローは最強だった。
枕があるだけで入眠の快適さが段違い。
持っていって良かった。
娯楽・デジモノ・地図
- カメラ
- iPhone
- モバイルバッテリー
- カメラ用エネループ充電器・予備バッテリー
- ポータブル音楽プレイヤー
- イヤホン
- ケーブル類
- 手帳、ボールペン
- Kindle
- ツーリングマップル
- めがね
- 目薬・花粉症の薬・常備薬
- ハンドクリーム
- ポケットティッシュ
- 液体シップ(ツーリング中に購入)
デジタル化著しい現代、iPhoneとモバイルバッテリーは必携。
あとはツーリングマップル、カメラ、Kindleはこの旅でも大活躍だった。
自転車で走っているときはGoogleMapで地図を確認するけど、宿で計画を立てるときはツーリングマップルがある方がいい。
手帳・ボールペンは旅の記録のために。
液体シップは膝痛発症で泣く泣く購入した。
自転車関連アイテム
- ライト(フロント×2、テール)
- フロントライト用予備バッテリー
- 予備チューブ
- パンク修理キット
- 携帯工具
- タイヤレバー
- 輪行袋・エンド金具
- ワイヤーロック
- ボトル
- キャリア用予備ネジ
- 携帯ポンプ
いつものアイテムたち。
その他
その他は、長期ツーリングのときには必携のアイテム。
- ウェストバッグ
- クロックス(雨の日・散策用)
- 裾バンド
- 折りたたみ傘
- ナップザック
- ユニクロジーンズ
自転車に乗らない日の散策には、これらのアイテムが大活躍だった。
ジーンズは、持っていくかどうかでめちゃくちゃ迷ったけど、輪行の時や自転車に乗らない時に便利だった。
ただ、パニアバッグの容量は圧迫するし重いしで次回のツーリングで持っていくかどうかは微妙。
軽くてコンパクトなアウトドアパンツか、レインウェアを兼ねられるパンツがほしいところ。
まとめ:ツーリングのたびに試行錯誤
自転車旅に限らず、外に出て活動するときには何を持っていくか選ぶのが大変。
多すぎる荷物は行動に支障をきたすし、少なすぎると快適性が下がる。
そこら辺の取捨選択が難しい。
でもツーリングを重ねる毎に、だんだんと「これはいる、これはいらない」がわかってくる。
資金に余裕ができたら、すこしずつ装備の増強・軽量化を図りたいけど
まあお金がない学生のうちは、最低限の快適性が確保できればそれでいいと思う。
資金はできるだけ、経験に使えるようにしたい。