灼熱の名古屋から国道19号経由で付知峡へ~旅の始まり~【2019夏自転車旅①】

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昨年,一昨年は名古屋~苫小牧を太平洋フェリーで移動.

愛車で北海道内をぐるぐる走った.
おかげで北海道内はたくさん走ることができた.

【まとめ】2018北海道自転車旅|大自然に感動し、グルメを愉しみ、被災に涙した旅

「今年の夏は東北も走ってみたいな・・・」

ということで,名古屋から北海道まで東北経由で全部自転車で走ることにした.全部,自転車で
「北海道まで自転車で行く」自分の中では思い切った挑戦だ.でもこういう長い期間の放浪(?)旅は学生の間しかできない,来年からは研究の方が忙しくなるだろう.やるなら今しかない.

名古屋を出発してから北海道内を走り終えて,また名古屋に帰ってくるまで,25日.自分史上最も長い自転車旅の記録.

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<この記事の内容>
1日目:名古屋~多治見~恵那~付知
(暑すぎてツラかったので写真少なめです.)

<次の日>
2日目:付知~塩尻~松本

1日目:名古屋~多治見~恵那~付知

灼熱の名古屋・岐阜を走った.

試験明け,弛みきった身体で猛烈な暑さの名古屋・岐阜を走るのは,あまりにもハードだった.

路面からの照り返し,大型車の追い抜き,国道19号の謎のアップダウン….初日からツラい1日.

旅のはじまり

早朝.

前日にコツコツと荷物を準備しておいたお陰で,ゆっくり朝ごはんを食べられる.余っていた食パン、フルグラを食べる,食材を全部食べ切ったら満腹だ.

食器を片付け身支度.

いつも通りのユニクロ中心のウェアに身を包む.

各所のコンセントを抜き,戸締り.

長旅に出る前は必ず各所点検してから出発.

出ている間に何かあったら大変.

自転車を玄関まで出して,シューズを履き

自転車から順番にロビーへ下ろす.

サイドバックとテント積載のフル装備なので,アパートの階段を何度か行き来して全ての荷物を降ろした.

キャリアにしっかりとパッキング.よし,いける.

いよいよ1ヶ月近く続くツーリングが始まる.

名古屋市内を脱出

このブログに何度か書いたことだけど,名古屋市内を自転車で走るのはツラい.

路駐,マナーの悪い車,スレスレでの追い越し,すり抜け…

できれば輪行で自転車に乗らずに通過したいところだけど,北海道まで全部自走すると決めたんだから,もちろん名古屋市内を走らない訳にはいかない.

走り出すと風が涼しいが,日差しは早朝の割には強い.

これから向かう多治見の最高気温は35℃を軽々超える予想.

岐阜は日本で一番暑いところ,自転車で走るのにはあまりに暑すぎる.天気予報では「屋外での激しい運動は控えるよう」注意喚起がなされているくらいの暑さだ.

でも,走らないと日本海側には抜けられないからやっぱり走るしかない.

愛知県道15号→国道19号

信号に引っかかりながらもゆっくり北上.

守山まで来ると,多少車の流れは良くなる.

コンビニで一度休憩して春日井くらいから国道19号に入って,土岐・多治見方面へ.

名古屋から岐阜・長野方面への主要なアクセス路である国道19号は

木曽高速

トラック街道」と呼ばれる,自転車で走るのはしんどい区間.

大型トラックの追い抜きを,ビビリながらやり過ごす.

高速道路が並行しているんだから,19号じゃなくて高速走れよ!!と心の中で愚痴りながら黙々とペダルを回す.

気温が上がってきて,気づいたら全身汗びっしょりだ.アンダーアーマーのインナーは汗で身体に張り付いている.

水分補給をこまめにする.

新しく買ったみきゃんのボトルが初日から大活躍だ.

アップダウンが多い国道19号

国道19号,かなりアップダウンが多い.

交通量が多く,大型車も多いことに配慮してスピード抑制を図ってるのかなんだか知らないけど

アップダウンでかなり消耗する.

「そこで下るんだったら登らなくていいだろ!」と心の中で呟きながら進んだ.

陽が高くなり,路面からの照り返しがキツイ.

コンビニで休んで,日焼け止めを塗る.

今まで夏のツーリングでも日焼け止めなんて塗らなかったけど,今年の日差しは危険な気がしてインストールした.女々しいなんて言わせない,,

SPF50++の力を借りて,灼熱のツーリングを少しでも快適に.

国道257号経由で付知へ

暑くてしんどい木曽高速を何とか恵那市街まで進んだ.

途中で県境を越えて,岐阜県に入った.愛知の隣の県で頻繁に訪問するけれど,やはり自転車旅において「県境を越える」という行為はモチベーションアップにつながる.

恵那から多治見までダラダラと走り,丸亀製麺で冷たいうどんを食べた.

うどんぐらいしか喉を通らない,暑過ぎて食べる気も起こらない!

午後からは国道257号で付知峡の方へ行ってみる.

川沿いのいいキャンプ場があるらしいということで,国道19号からは外れる.

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午後2時過ぎ,暑さはピークに.

肌が焼け付いてしまうんじゃないか…?

黒い愛車は熱を吸収してアツアツになってしまっている.

暑いけど,しかし景色はいい.

岐阜・長野は山の緑が目に優しい.

名古屋では見られない風景.山の景色が好きだ.

アオミオートキャンプ場&おんぽいの湯

途中のスーパーで買い出しをして付知峡にあるキャンプ場までたどり着いた.

キャンプ場前の登り坂で心折れるかと思った.

川が綺麗なアオミオートキャンプ場

荷物を置いて,サイト前にある川にじゃぶじゃぶと入ってみる.

冷たい!

猛烈な日差しに当たり続けた身体のクールダウンにちょうどいい.

しばらく膝から下をつけてぼーっとする.

初日からハードだったなあ…ろくに写真も撮れてないし.

寒いくらい川で冷やされてから,テントを立てて温泉に行った.

キャンプ場から自転車で10分15分くらいのところに「おんぽいの湯」がある.

露天風呂からは山の美しい景色が見える,田舎の温泉.ここでじっくりと疲れを癒やして,暗くなる前にキャンプ場まで帰った.

まとめ:国道19号ツラい

以上,2019夏の自転車旅1日目の記録.

名古屋を抜けるのと,岐阜の国道19号,そして暑さ.

とにかく辛かった1日.

初っぱなからこんなにツラくて,この先北海道までたどり着けるのか・・・?と思った.

日本海側まで抜ければ,多分暑さも和らぐだろうし,海の景色を見ながら走れるから大丈夫.そう言い聞かせて寝床についた.

2日目は付知から国道19号へ戻って,塩尻松本方面へ走る.

国道19号鳥居峠を越えて松本へ|付知~塩尻~松本【2019夏自転車旅②】
国道19号「鳥居峠」を越えて塩尻・松本へ!登りで削られた心が,信州の入道雲と深緑の山に癒やされた1日.

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1日目走行距離:約100㌔
累計走行距離:約100㌔

食費:1,520円
宿代:600円(キャンプ場)
温泉:500円(おんぽいの湯)
雑費:0円
合計:2620円

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