心ゆさぶる、絶景の連続でした。
彦根から湖岸道路、琵琶湖大橋を経由しながら
2日目は京都まで走りました。
春の西日本サイクリング2日目の記録です。
>>>1日目:名古屋→彦根
春の琵琶湖路、とてもよい
天気がよくて
最高でした。
走っていて楽しい、景色を観て楽しい。
この日は風も強くなく、琵琶湖沿いを走る時にありがちな強風や逆風はありませんでした。
好条件の中の走行記録を写真とともにどうぞ。
ネカフェを出発
起床。
まだ4時過ぎだったので、30分ほど目をつぶって横になっていました。
ネカフェでも寝袋があれば意外と寝られるものです。
5時になってからゆっくりと目を覚まし、サイドバッグに荷物を詰めて出発準備を整えます。
6時過ぎに朝食。
快活クラブさんの、Wモーニング(\108)。
トースト1枚分とポテトとコーン。
まあ、ゆっくり走るのでこんなもんで十分です。
7時半過ぎに出発。
ちなみに前日は20時半チェックインなので、12時間パックです。
朝の琵琶湖路を走る
今回はじめて琵琶湖を生で見ましたが、
海!?
ってなりますよね。
この景色なら。
そんな海と間違えるような壮大な湖の横を走ります。
今回のハンドル周りはこんなのです。
スマホとライト×2と腕時計とフロントバッグ。
完全なツーリング仕様です(・ω・)
基本的に琵琶湖のまわりには
「ビワイチ(琵琶湖一周)」のための目印がたくさんあるので
道に迷うことはありません。
走ること&景色に集中できるので、とってもありがたいのです。
穏やかな波。
沖合に浮かぶ小さな島。
使い古された船。
その景色はどこか瀬戸内海と重なる雰囲気があります。
自分のふるさとと似ているから、こんなに気持ちよく走れるのかもしれません。
この日唯一の失敗
やってしまいました。
ボトルを破壊してしまいました・・・(゚_゚;)
15km過ぎに、水分補給のはずみにボトルを落として
それを自分の自転車で踏みつける失態。
この日唯一の失敗でした。
(コンビニで止まってペットボトルで代替しました)
みなさんもよそ見は禁物ですよ。
ちょっと湖をはなれる
少し湖から離れたところを走ってみます。
琵琶湖を離れれば湖以外の景色も楽しめます。
この日のハイライトその1。
ふつうの田んぼですが、こんな景色が意外にも湖の近くで観られるとは思いませんでしたね。
せっかくなのでいろんな角度から愛車を撮ってみます。
空の青色と田んぼの緑色。それに愛車のマットブラックが絶妙です。
都会では、見られない絶景でした。
ひとしきりカメラしたら、湖の方へもどります。
菜の花畑と琵琶湖大橋
ゆるゆると走って、いよいよ琵琶湖大橋に近づいてきました。
さあ、さくっと渡るか。そう思っていたとき
琵琶湖大橋の2km手前で、突如現れたこの日2つ目のハイライト
菜の花畑
なんて美しい黄色なんだ!!
青と黄色のコントラスト。きれいすぎて。なにも。言えません。
3月中旬は梅が散って桜が咲き始めるシーズン。
梅と桜の陰に隠れるようですが、この菜の花も立派な春の主役だと思うのです。
琵琶湖と、菜の花と、愛車。
美しいです。
カメラ持っててよかった。
感動を覚えつつ、琵琶湖大橋へ。
当初は渡る予定では無かったのですが、
目の前にいたおじいちゃんがママチャリですいすい渡っていったのを見て
はじめて無料で渡れることを知りました。
ということで渡ります。
この琵琶湖大橋は面白い形をしていて、真ん中だけ少し高くなっているんです。
なので橋の中央まで来ると、かなりの高さを感じます。
その分まわりの景色も楽しめます。
渡りきりました。西側入口です。
ちなみに車両の料金所は東側入口にあります。
近江神宮へ寄り道
橋を降りてからは、ひたすら国道を南下しながら京都を目指します。
途中のマクドナルドで100円バーガー×3を食べて、近江神宮へ寄り道をしました。
近江神宮は、「ちはやふる」の舞台であり、かるたの聖地です。
それと同時に、わずか5年間しかなかった「大津の都」の中心地。
京都・奈良の平安京・平城京に比べると、知名度は劣りますが、見ているとそれなりに面白いです。
境内には至るところに歌碑があります。
赤い色の外拝殿。間近でみると結構なインパクトがあります。
普通の赤では無い、深い赤です。
こちらは内拝殿と本殿。
外拝殿と比べると、厳かで落ち着いた雰囲気があります。
参拝を済ませて、のんびりと境内周辺を散策しつつ時間をつぶしました。
ちはやふるの押しが強かったですが、静かでリラックスできる場所ですね。
国道1号を越えて京都へ
近江神宮を出て、国道1号へ合流します。
大津市街から国道1号に入ると、すぐに軽い登りが始まります。
ここが合流地点。大型トラックが多く、交通量も多いのでかなり危険です。
押しボタンを押してから渡ります。
短い府県境の登りを越えて、逢坂の関に到着。
逢坂の関から大津側はこんな感じの登りです。
京都側も坂になっています。(ムムム逆光・・・)
登って下って感じたのは、大津側の方が距離が短く勾配も楽だということです。
それもそのはず。琵琶湖自体、少し標高が高いところにあるのです。
その高いところから京都の低地に降りていくイメージになります。
ここから気持ちよく下り、山科へ出ます。
さらに山科からもう一度登って、東山トンネルまで来たらもう京都は目前です。
京都到着!ゲストハウスまで走る
夕方の4時すぎ、無事JR京都駅へ到着です。
京都市内を走りながら、この日の宿(ゲストハウス)を目指します。
ゲストハウス「ゆるる」
今日のお宿は「ゲストハウスゆるる」。
1泊1500円でドミトリーに寝られます。
京都の街中にひっそりとたたずむ旅人向けのゲストハウスです。
自転車を駐輪場にしっかり置いて、銭湯で汗を流します。
電気風呂に浸かったら、膝の痛みが取れました。
すごい(゚_゚)
京都っぽい夕食を
銭湯に入ったあとは、夕食を食べました。
せっかくの京都なので、おいしい和食の定食を。
ゲストハウス近くの「定食屋soto」です。
>>>「食べログ」で見る
今日の日替わり定食「揚げサバてりやきソース」
十六穀米をいただけて、小鉢もついてくる、細やかなサービスがいいですね。
おいしかったです。
これで680円でした。
まとめ
以上で2日目はおわりです。
琵琶湖沿いの絶景に心揺さぶられた1日でした。
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