2021年3月12日(金)から3月17日(水)までの日記です。
3/12(金) 先生コンパイラ・先輩コンパイラ
昨日の夜,マンションの地階にある郵便ポストを確認したら,実家から書類が返送されてきていた。
この書類は入学手続きで提出しなければならないもの。これ以外はすべて学生の自筆だったが,今ポストの中に入っている書類だけ,親(あるいは保障人)の自筆が必要だった。
この書類が戻ってきたことで,ようやく入学手続きと授業料免除申請に必要な書類がそろった。
朝ごはんを食べてから,提出用封筒の中に,返送されてきた書類を入れた。
その他の書類も,不備が無いか再度確認して,スティックのりで封をした。
提出先は,工学研究科の入試係。研究室がある建物と道路を挟んで向かい側にある建物の中なので,歩いて直接提出する方が圧倒的に速い。しかし,今年はコロナの感染拡大の影響で,こういう事務的な書類の提出がすべて「郵送」になっている。入学手続きの書類も,この例にもれず郵送での提出となった。せめて内部進学生だけでも,直接提出を可能にしてほしいと思うのだが,そう都合がいいことはできないのだろう。
入学手続きの書類は,原則として「簡易書留」で提出することになっている。目と鼻の先にある建物に書類を出すために昼ごはん1回分のお金を使わなければならない。なんともったいないことか・・・
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そんなめんどうな提出が必要な入学手続き書類を小脇に抱えて,研究室へ行った。
午前中は卒論の修正を集中してやりたかった。なので,書類の提出へは昼休みに行った。
昼休みの1時間くらい前から雨が降っていたらしく,ちょうど郵便局へ向かうタイミングで強まって来た。こんなことなら朝,研究室へ行く次いでにさっさと出しておけばよかったと後悔した。
封筒が濡れないよう,大事に抱えて小走りで郵便局へ行った。
入学料を支払うときにもお世話になった局員の方が対応してくださった。
最近,郵便局でも電子マネーが使えるようになった。
簡易書留代をQUICPayで支払って,領収書など受け取って,提出完了。
特に不備が無ければ,大学院へ進学できる。
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研究室に戻って,ごはんを食べて休憩してから,卒論修正のつづきをやった。
1回書いたものを修正するのは意外と大変。
表記ゆれやわかりにくい表現の修正は,文章だけでなく図表にも及んでいた。
特に実験後に採取したサンプルの写真を修正のが大変だった。
進捗報告に載せていたときは,特にスケールなど気にしていなかった。
しかし,卒論で一覧として見せる場合,それぞれの写真のスケールが微妙に違っていると,サンプルのサイズ感が伝わらなくなってしまうのだ。
幸い,写真の背景には方眼紙を敷いて撮影していた。
全部の写真を一度確認して,「方眼紙何mm分を残して,そこより外側はトリミングする」という作業を繰り返した。
実験データを雑に扱っていた過去の自分を恨んだ。来年からは,写真の撮り方に気を付けよう。。。
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修正は大変だが,
直し終えたところを読んでみると,今までよりもずいぶん読みやすくなっていた。
助教やK先輩の目を通すと,こんなにも論旨が明確になっていく。
「先生コンパイラ」「先輩コンパイラ」は秀逸だ。
細かいことで悩むくらいなら,先に思うままに書いてしまって,
それをよくわかっている人に見せるのが
論文を完成させる一番の近道だと感じた。