新型コロナウイルス感染拡大の影響で，とうとう研究室に行けなくなってしまった．教授からは「しばらくは自宅で自習してね」とのお達しが出た．これで社会人と同じ「テレワーク」状態になった．
自宅で勉強・・・気が散ってどうにも集中が続かないんだよな～．何かモチベーションが上がるような効率化アプリはないだろうか？iPadでApp Storeを開き，アプリを眺めていると・・・
「集中」という，圧倒的なメッセージ性をもっているのに超シンプルな名前のアプリを見つけた．
評価を見てみると・・・めちゃくちゃ高い！さっそくインストールして２，３日使ってみると，思っていた以上に効率が上がって驚いた．ただ，時間を図ってお知らせしてくれるだけなのに，すごい．
「集中」アプリが活躍中
集中する時間は，多くても６０分．
休憩は短く，こまめに挟む．休憩中は，スマホを触ったり教科書を読んだりしない．短い代わりにちゃんと休む．
休んだらまた短く集中する．
＊＊＊
人間は同じことを集中して長時間続けることができない．だから，短くやって，短く休む，それを何度も繰り返すことで，集中力を維持する．
これだけのシンプルなサイクルを助けてくれるのが「集中」アプリ．
集中＋休息のタイマー機能
このアプリがやってくれる，もっとも基本的なことは「時間をはかってくれる」こと．
ただし，ただ単に時間を図るだけならストップウォッチでもいい．
この「集中」アプリのすごいところは，
- 集中する時間
- 休憩する時間
のタイマーが分けられていること．ストップウォッチやタイマーとの違いは，たったこれだけなのだが・・・しかし！集中・休憩が明確に区別されていることで，やるのかやらないのかをしっかり決めてとりかかることができるのだ．
集中する時間は１０分・２５分・６０分の３本立て．
それぞれにコメントが付いている．
短いコメントだが，モチベーションを挙げてくれる．
時間を選択すると，自分で設定した「集中することの分類」を選ぶことができる．
分類は設定ボタンから自分好みに編集することができる．
勉強の科目名とか，趣味の勉強とか，なんでもOK．
分類をタップしたら，タイマーが動き出す．
あとは机に向かってがんばるのみ．このアプリはバックグラウンドで時間をはかってくれているので，続けてiPadで勉強することもできる．
設定した時間経過すると，ウグイスの美しいさえずりが聞こえてくる．
今回は２５分で設定をして教科書を読んでいたけど，あっという間だった．
このようにして集中時間が終わると「休憩」を促してくれる．
休憩時間は３分・５分・１０分の３本立て．
５分をタップすると，「しっかり休む」のメッセージとともに休憩タイマーが動き出す．
集中時間がログとして残る
休憩が終わると，集中終了と同じようにウグイスのさえずりが教えてくれる．
集中終了のときもそうなのだが，何件かの通知（メッセージ）が来る．なのでアプリをバックグラウンドで動作させていても，バナーと音で気づくことができるわけだ．（ただし，通知音をオフにしていたり，消音モードだったりすると音が鳴らないので注意！）
＊＊＊
集中時間が終わると，ログが確認できる．
自分がどの分類を，何時間集中してやったのか．そして，どれくらいの時間「ちゃんと集中して」できたのかを以下のように示してくれる．
濃い青色が「ちゃんと集中できた時間」
薄い水色が「ふつうだった時間」
この色分けは，集中が終了した画面で
３段階から選択できる．
（全然集中できなかった～あっという間だった）
ざっくりとしたログだけど，具体的に「何時間やったのか」が見えるのはモチベーション維持に役立つ．
開発者からのメッセージ
基本的にアプリがやってくれることは，上の２つ（タイマー・ログ）のみなのだが・・・
オマケ的についてくるコツ・Tipsが，集中するために背中を押してくれる．軽い言葉だけど，集中したいのにできない・・・みたいな人にはズシリとくる言葉たち．
「腰を上げる」コツ
コツを知る
勇気を持って，目を背ける
このメッセージを読んで，ちょっとほっこり．
そして肩の力を抜いて，机に向かう．
嫌になったら，机から離れてリフレッシュ．疲れたら休憩する．
＊＊＊
開発者からの熱いメッセージに今背中を押され，今日も一日勉強を頑張っている．
まとめ：コツコツやる
以上，「集中」アプリの紹介．
コロナで研究室に行けなくなり，自習しなければいけなくなった．
自宅は何かと気が散って集中が続かなくなりがちだけど，
このアプリの力を借りてコツコツ頑張っている．
まずは１０分腰を上げることから．
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