ANA309便でセントレアから那覇空港へ|初の現地学会にむけて

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はじめての現地での学会発表に向けて,まずは沖縄・那覇空港へ飛んだ。

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ミュースカイでセントレアへ

沖縄へ行く理由については,「初の現地学会で沖縄へ行くまでにやったこと」に書いたので,ここでは省略する。

出発は,11月20日の日曜日。

スーツを着て,リュックサック1つをもって,同期の1人と中部国際空港(セントレア)まで行った。

セントレアへは,以下の「ミュースカイ」にてアクセスした。

■金山 12:54 発
↓ (所要時間24分)
■中部国際空港 13:18 着

「ミュースカイ」はここのところ本数を減らしていたようだが,出発日の前日・11月19日で減便を終了し,コロナ前のダイヤに戻ったらしい。

参考 2022年11月19日(土)から全てのミュースカイの運転を再開します。ー名古屋鉄道

「ミュースカイ」は,金山・神宮前と停車すると,次の停車駅が中部国際空港。金山からの所要時間は24分。同期としゃべっていたら,あっという間に空港へ到着した。

腹ごしらえ「半蔵製麺」

空港に着いたら,自分も連れも昼ごはんを食べていなかったので,腹ごしらえ。

セントレアにあるレストラン街から,「半蔵製麺」をチョイス。醤油ラーメン頂きました。あさりかハマグリか,貝の出汁をとったラーメンだった。うまい!

「半蔵製麺」の醤油ラーメン
麺家 半蔵製麺 · 〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1
★★★★☆ · ラーメン屋

保安検査を通過

昼を食べたら,国内線出発口へ降りて,保安検査へ。

飛行機への搭乗には,保安検査のまえに,「チェックイン」なるものが必要だが,今回は,ANAの「オンラインチェックイン」サービスを利用した。そのため,空港では,チェックインを終えた搭乗券をかざして,保安検査に入ればよかった。

保安検査場ではまず,搭乗券をかざして,搭乗口毎の列に並んだ。搭乗券は,iPhoneの「wallet」アプリに入れてあるものをかざした。これは便利。

保安検査は結構並んでいて,通過に10分くらいかかった。スマホをポケットから出し,モバイルバッテリー・PC・鍵・飲み物をリュックから出し,ジャケットを脱ぎ…と,久しぶりで勝手がわからず,若干バタバタした。これだから飛行機は….と思う鉄道マニアだったが,帰りの那覇空港ではそんなにバタバタしなかったから,単純に慣れていないだけだった。

保安検査は出発時刻の20分前までに通過しなければならない。時計を見ながらそわそわしつつも,なんとか時間内に通過できた。早めに空港へきておいてよかった。

B737-800 満席のANA309便

今回の搭乗便は,以下の通り。

名古屋/中部 (NGO) 14:35
ANA309便 (B737-800)
沖縄 (OKA) 17:00

5番ゲートからの搭乗。座席は窓側:20Kだった。保安検査をギリギリ(5分前とか)に通過したので,搭乗口で少し待ち,お手洗いを済ませると,Group1から順に搭乗が始まった。

自分は,窓側だったので,Group3での搭乗。通路から,飛行機を見ることができた。航空機にはまったく明るくないけれど,機材は「B737-800」らしい。

機内へ乗り込み,リュックを座席下に入れると,後続の乗客が続々とやってきた。

座席配列は3×3。飛行機は国内線しか乗ったことがないが,エコノミークラスってこんなに窮屈だったか?と思った。修学旅行で松山から大阪(伊丹)へ飛んだ時は,もう少し足元にゆとりがあった気がする。まあ,国内線の中距離路線であれば,これくらいが普通なのだろう。なんでも鉄道車両規準で考えてしまうのはよくない。

事前にメールで「満席近い予約…」とあったが,その通り,全員の搭乗が終わるころには,機内は満席だった。ふつう,鉄道であれば,日曜夕方の下り便は空いているものだが,この週の水曜日が祝日で休みだったから,月・火を有給にして,連休とした人たちが,沖縄へ遊びに行っていたのかもしれない。コロナで落ち込んだ旅客需要は,少なくとも国内の旅客に限っては,力強く回復しているように感じた。

沖縄までの2時間

満席のANA309便は,定刻より少し遅れて,セントレアを離陸した。

CAが離陸前にアナウンスしていた通り,離陸後しばらくは揺れた。どうやら,セントレア上空は雲や霧が多いようだ。ガタガタという横揺れはまだ我慢できるが,一瞬「フワッ」とするフリーフォールのような縦揺れは,結構キツかった。。やっぱり高いところは苦手。。。

雲を抜け,安定飛行に入って,ドリンクを飲んだころには落ち着いた。

今日の名古屋市内は曇りがちで,雨もぱらついていたが,雲の上は青空だ。20Kの座席は,ちょうどB737の主翼が見える特等席だった。先端のANAブルーが,青空とよく合っていて,とてもきれい。

沖縄までの2時間弱は,本を読んだり,ビデオ(現在地とか高度とか速度とか出るやつ)を観たり,音楽を聴いたりして過ごした。満席で結構ざわざわしていて,子どもが泣いたりもしていたので,ノイズキャンセリングイヤホンが活躍した。名駅で衝動買いした(結構高かった)イヤホンだけど,高いだけあって,いまだに活躍しているし,今回ももってきてよかった。

関連記事 名駅をぶらぶら→ワイヤレスイヤホンを衝動買い|大学生の日常(夏休みver.)

那覇の手前200マイル(320㎞)くらいからは,窓の外が綺麗で,音楽を聴きながら景色を眺めていた。ちょうど陽が傾いてくる頃で,青空と夕焼けのコントラストが美しかった。

安定飛行が終わって,降下を始めるころには,眼下に南の島・美しい海が見えてきた。沖縄本島が見えるようになると,綺麗な砂浜や米軍基地などが,雲の狭間から見え隠れするようになった。

那覇空港に着陸するときは,南側から右方向へと大きく旋回していった。ちょうど座っている側の主翼を内側にして旋回していったので,迫力があった。

那覇に降り立つ

那覇空港へは,定刻より少し遅れて到着。機外へ出ると,湿っぽい空気が肌に触れた。11月の本州とはまったく違う空気だった。

空港ターミナルは,セントレアより雑多な雰囲気。一昔前の空港ターミナルといった印象だった。土産物屋さんの向かいには,待合用の椅子がびっちりと並んでいた。さすが,空路が主役の沖縄だと思った。

空港を出て,ゆいレール乗り場へ行こうとすると,蒸し暑い空気が全身を包んだ。半袖を着ている人が大半なのもうなずける暑さだった。

ゆいレールで空港駅から県庁前までアクセスした。高所のまま街へアプローチしていく様は,まさにモノレールのそれ。ただ,車両の雰囲気やドアチャイム,スピード感などは,地下鉄とそんなに変わらなかった。ホームドアや車両のドア,車内放送などに,鉄道に近い(もしくは同じ)規格を採用しているからだろう。

空港から7つ目の駅が,国際通りの入口にあたる「県庁前」駅だ。今日はここで降りて,ホテルに荷物を置いて休憩。

そのあとは,続行の飛行機(JTA航空)でやってきた先生と合流して,同期と3人で近くの居酒屋へ行った。これにて那覇へ無事到着!

乾杯!

オリオンビール!

以上,ANA309便で沖縄での学会発表へ向かった記録。飛行機にのること自体が久しぶりで,保安検査でバタバタしたり離陸後の揺れにビビったりしたけど,無事に沖縄に着けてホッとした。

大学生になって,ひとりで鉄道に乗り始めたときのような,ちょっと不安で,ちょっとワクワクする感じを味わえたのが,また新鮮だった。空の旅も,慣れてしまえば,それなりに楽しめると思う(高いのが怖いのは変わりないけど…)。

学会の話や那覇観光については,別の記事で紹介する。

(つづく)

>> 半日で行くミニマル那覇観光の記録

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