最近ロングライドが多くなり、ドロップハンドルにもさすがになれてきました。
こうなってくると、シクロクロスの特徴である
アップライド気味の乗車姿勢になるステム
が少々煩わしく感じるようになってきました。
そこでステムを裏返すことで、ハンドルの高さを下げることにしました。
今ついているステム
愛車についているのは、完成車の付属品のままです。
【参考記事】>>>愛車の自慢[KONA JAKE]|KONAのシクロクロス、おすすめです
シクロクロス車なので、ロードに比べると
少しアップライド気味の乗車姿勢になるステムです。
表裏、そしてスペーサーの増減で高さを変えられる、KONA純正のものです。
長さ:90mm
よく言われるのが「120mm」
120mm前後がロードバイクには多いみたいです。
それに対してKONAのJAKEは90mm。
ロードバイクに比べると短い部類です。
基本的にステムは、
というものです。
角度:±8°
この角度というのは
フォークからステム根元に伸びる部分との垂線
と
ステム
の角度のことです。
”±”は「表裏ひっくり返すことで、プラス(ピーキー)になったりマイナスになったりする」という意味です。
僕の愛車は、初期状態では”プラス”でした。
つまり
90mm+8°
の状態だったわけです。
ひっくり返したらどうなる?
「ステムなんて変えたところで、そんなに変わらないでしょ~」
と思ったそこのローディーさん、
意外と変わるんです。
自転車は体重を3点で支えています。
「手・お尻・足の裏」
です。
ステムをいじるということは
このうち1点の高さが変わることになるので、
体重のかかり方がずいぶんと変わります。
ポジションが変わる=楽になる
僕の場合は、ステムを+→-と変えるだけでしたが
(角度は16°しか変わっていない)
それでも「前傾つよくなった!」
と乗ってすぐ感じるくらい変わりました。
そして今までは、かなりお尻側に重心が依っていましたが
ステムを変えたことで重心が前に移動しました。
これにより、ロングライド時のお尻の疲れが軽減されました。
新車気分が味わえる
うまくシンクロすれば、「乗っていて楽しい」
と感じるようになります。
今回、ステムをちょっと触るだけで、今まで以上に愛車が乗りやすくなりました。
うまく自分の体にシンクロすれば
新車を買ったあの頃の「なんだこの乗り物は!!」
という気分に戻れるかも・・・(?)しれません。
まとめ:ステム長変更はバランスを考えて
今回はステムについて書きました。
ジオメトリを変えることは、ライド姿勢を変えること
に直結します。
大きく変更する際は、必ず全体のバランスを考えて、体の一部に負担がかかりすぎていないかどうかを確認しながら行いましょう!
>>>ポジションとステムの関係については
ステム長とアングル(角度)の影響 ロードバイクポジション調整:えふえふぶろぐ
が参考になります。